秘密屋

  • 角川書店 (2012年8月22日発売)
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本 ・本 (208ページ) / ISBN・EAN: 9784041102985

作品紹介・あらすじ

秘密屋――そこは、人の秘密を売り買いする場所。親の借金を背負い、ヤクザに追われる川岸優雅の運命は、ある日秘密屋に迷い込んだその瞬間から、大きく変わっていく――。ノンストップクライムノベル!

感想・レビュー・書評

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  • 「秘密屋」という変わった仕事を設定に取り入れたことで、荒唐無稽の話も特に前半は楽しむことができた。
    親の借金の返済に追われ、疲れ果てた優雅がたどり着いた場所「秘密屋」。
    誰にも知られたくない、知られてしまったら破滅してしまうような秘密を売買する。
    最初に登場する地下アイドルの話は、悪いヤツがそれ相応の罰を受けるハメになる展開で、スッキリする思いで読めた。
    優雅の両親を追い詰めた仇への復讐心。
    思いがけない協力者の登場で、物語は「秘密屋」という本来の舞台から離れていく。
    何重にも重ねられた「秘密」の奥に眠っていたものは、優雅の手に余るほど大きなものだった。
    前半の流れが好きだったので、中盤から後半へかけての展開には面白さが失速してしまったように感じたのは残念。
    それでも、結末のつけ方は十分に驚かされた。
    小説に親しむための入口としてライトノベルのノリで読むには手頃な物語だと思う。

  • 2012年読了

  • 話題の本の棚にあったので手に取りました。秘密を売り買いする話し。前半に何気無く出て来た人物が後半でカギを握る。突拍子もない設定が最後まで無理やり感がありました。

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