- 本 ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041102992
作品紹介・あらすじ
捜査一課に配属された宮藤希美には時に妄想の世界に没入する奇癖がある。パートナーの中年刑事相手に妄想珍推理を繰り広げるが、謎めいたバーテン御園生独にかかると何故か辻褄の合った推理に翻訳され……!?
感想・レビュー・書評
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妄想っていうか…
主人公に魅力なさすぎ、
読み終えられず。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
数ヶ月前に読み終えました。内容に関しては記憶が曖昧なので感想は書きませんが、あくまで過去に読んだ事のある本として登録しました。
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人生は妄想の元に成り立っている。
そうでなければ、つら過ぎて生きていけない。
と、私は日々妄想しながら生きている。
妄想の中で一人笑うこともしばしば。。。
なので、主人公は他人ではない。
妄想だけで、孤独な宮藤女史、
ちょっと寂しい感じもするけど、
結構、こんな人いるんじゃないかなぁ。
あ、そうでもない?
という印象が残って
事件が霞んでしまったかな。
最後の話は面白かったけど。 -
妄想っていうか夢っていったほうがしっくりくる。登場人物がつながってても名前覚えるほどのキャラはないから前に戻らないとわからないし、それくらいのだったらわざわざつなげる必要もないかな。
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なんかなあって感じかなあ。
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至って平凡なミステリ。
主人公の妄想っぷりもそんなに面白いものでなく残念でした。 -
念願かなって晴れて警視庁捜査一課に配属された、自称酒豪の宮藤希美。
彼女には、ある奇癖があった。ところかまわず妄想の世界に入りこんでしまうのだ。
先輩刑事で美少女オタクの荻野を相手に日夜、妄想じみた珍推理を繰り広げている。
が、その妄想が、謎めいたバーテンダー御園生独の手にかかると何故か辻褄の合った推理に翻訳され・・・。
短編集かと思っていたら、連作短編集?長編?でした。
装丁が・・・。今までの鳥飼作品にないタイプで、ココがこの本の中で一番の驚き。
というか違和感。
だって中身は増田准教授の女性版、といった趣きでしたのでね。
ということは、いつもの楽しい鳥飼作品です。
個人的には横溝作品の名前が作中で挙げられていたことが嬉しかったり。
荻野がキモそうなわりに好感がもてたりするという、ギリギリのライン上にいたり。
真犯人、アンフェアぎりぎりじゃね?と思いつつ、毎章読み返させられたり。
いろいろ文句つけられそうでありつつ、その辺もひっくるめて楽しめたという。
一番のお気に入りは「モンペ」。
好きポイントはいろいろありますが、彼女をあっさり殺しちゃうかぁ!?、と。
そこの吹っ切れ方がすごく好きだ、鳥飼さん。 -
2012/10/16読了
著者プロフィール
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