Mの秘密 (カドカワ・エンタテインメント)

  • 角川グループパブリッシング (2012年11月30日発売)
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本 ・本 (192ページ) / ISBN・EAN: 9784041103517

作品紹介・あらすじ

作家の吉田孝之は武蔵野の古い洋館を購入した。やがて売り主の母が終戦後、吉田茂がマッカーサーの元に送り込んだスパイだったという噂を聞く。そして不動産会社の社員が殺害され…。十津川が辿り着いた真相とは?

感想・レビュー・書評

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  • 170820

  • Mはマッカーサー
    Yは吉田茂。

    戦後の敗戦処理をめぐる推理小説と
    小説を書く作家の周辺で起きる殺人事件という二重構造になっている。

    なぜ犯人が野放しになっていて、最後に捕まるのか。
    なぜ犯人らが書いたものが偽物だということを証明しようとする媒体が現れないのか。

    二つの疑問が残ったままの作品。

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著者プロフィール

一九三〇(昭和五)年、東京生れ。鉄道ミステリ、トラベルミステリの立役者で、二〇二二年に亡くなるまで六〇〇冊以上の書籍が刊行されている。オール讀物推理小説新人賞、江戸川乱歩賞、日本推理作家協会賞など、数多くの賞を受賞。

「2022年 『十津川警部と七枚の切符』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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