単身女性の3人に1人 手取り-家賃=8万5000円未満 「貧困女子」時代をかしこく生きる6つのレッスン
- 角川書店(角川グループパブリッシング) (2013年1月10日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (143ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041103555
作品紹介・あらすじ
リボ残高200万円、夫婦同時失業というどん底を経験したファイナンシャル・プランナーがカンタン実践テクニックを伝授。月1万円からの貯金術+水道・光熱費節約ワザ+大満足100円レシピ+お金をかけない遊び方etc.が楽々学べるコミックエッセイ。
感想・レビュー・書評
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単身女性の三人に一人が貧困らしい。統計で!笑!!!
ま、うちも近いけどさ。そんな貧困生活の暮らし方の本だったんだけど、金がすべてじゃないとは確かにこのことかぁーとふと思ったりする一冊です!!
なるほど、幸福とは満足度とはうまく言ったもんだと!!!
金があっても満足しなきゃ幸福ではないのだと。逆に金がなくても満足していれば幸福なのだと!!!
人生における満足度が幸福につながるのねー。
いやな仕事して金いっぱい儲かるより、儲からなくても好きな仕事はやっぱり幸福なんだろうなぁーと、そういう感じ。
漫画が挿絵であったりでとっても読みやすい一冊でーす!!!詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
あまり参考にならなかった。
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2013年発売の本なので内容は古かったですが、読みやすくて分かりやすかったです!
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結構ギリギリの状態になってからではなく今から始めておくべき基本的な内容。
ただ、ちゃんと真面目に働いててもダメな場合もあるから精神が死に掛ける前に公的機関に駆け込み先は調べておくくらいかな。 -
収入が低くても、なんとか生きていくことはできそう、と思えた。
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ちょっとズレてる気がする。
最終的にたとえ貧しくても豊かな暮らしは自分次第
貧困ってそんなユルいもんじゃないっしょ。
ルームシェアとかフリーランスや非正規ほど入っておきたい保険とか、
うーん?
わが家のアンペアチェックはしてみたい。 -
2016.02.14
自分のために、貧困に関する知識を蓄えようとこの手の本を読み漁っています。
本書は、日々の生活の中で出て行くお金について、もっと楽しく節約しよう、何かあった時のセーフティネット、老後の蓄え、今後かかるかもしれないお金についても考えよう、と漫画を交えてわかりやすく説明してくれています。
さらっと短時間で読めて、広く浅くお金について教えてくれるので、派遣社員など非正規雇用者で日々なんとなく生きてきた人が『これ、私かも!?』と危機感を持った時に読む初心者?向けの本かと思います。悪く言えばヌルい内容。
要するに、すぐには住む環境を変えたり賃金を上げることはできなくても貧困から貧乏(プア充)を目指せということなのかな。 -
年齢的にも年収的にも立場的にもヌルくて役立たず。
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ぱらぱら読み。
生活保護の話まで出ててあまり参考にはならず。 -
自分の収入に対し、支出の多いもの/もっとお金をかけてよいものがなんとなく把握出来ました。
文章と漫画で説明しているので30分くらいであっさり読めます。 -
お金はただの紙じゃない 人のために動いたことの対価
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分かりやすい。
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貧困女子、
私の場合は残業バブルな生活から抜け出ることができず、
(残業代だけで20万くらいから一転、残業のない部署への異動)
「貧乏」ではなく「貧困」であったのだ。
質素でも満足できる生活を送ろう!
そして今もその質素な生活を維持しよう!と思えた。
感謝!
というかもっと早く読んでおけばよかった。 -
これを読むと明るい気分にはあまりなれない…
でも現実を受け入れなくては… -
いまや飛ぶ鳥を落とす勢いのFPの花輪さんの本。
これまでの主婦を対象にしたものとは違う、独身女性に向けた内容になっています。
テーマはタイトルの通り、著者がTVで時々話題に出す「貧困女子」について。
「貧困女子」とは、漠然と貯金がない女性のことをいうのかと思っていましたが、「20歳から64歳までの、所得から家賃を引いた額がが8万5千円未満の人を指す」という、具体的な定義があることを知りました。
契約社員や派遣が増えている現在では、3人に1人が貧困女子だとさえ言われているそう。
なかなか深刻な社会現象となっているようです。
お金がないと、どうしても先行き不安定で暗くなってしまいますが、工夫次第ではそうした生活を改善できると、さまざまなアドバイスが紹介されていきます。
要は、節約を楽しんで行うことは、生活改善・向上のモチベーションにつながるものの、みじめに思いながらケチケチ暮らすのでは、状態は変わらず、停滞したままだということ。
「貧困」と「貧乏」の違いがよくわかっていませんでした。
「貧困」とは字の通り「貧しくて困る」ことで、かなり悲壮なイメージがつきまといます。
貧しいなりにも前向きに暮らしを楽しむのは、「貧困」ではなく単なる「貧乏」だ、という指摘に、なるほどと思いました。
お金は確かに大事ですが、人生のすべてではないし、お金持ちだからといって幸せだとは限りません。
結局は、日々をどう充実させて暮らすかということが一番大事だということになり、そこで「かしこく生きる」というタイトルにつながるのだと納得しました。
今回も、楽しいコミックが掲載されています。
凡子さんという等身大の貧困女子のキャラクターが、章ごとに一歩一歩貧困から抜け出していく様子が、流れを追って読んで行けるようになっており、どれも無理のない改善法ばかりなので、(これなら自分もできそうかも)と思えました。
自炊料理の章には、女性が好みそうな野菜たっぷりの100円レシピがあれこれ載っており、参考にできそうです。