日本の選択 あなたはどちらを選びますか? 先送りできない日本2 (角川oneテーマ21)

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  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (225ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041103692

作品紹介・あらすじ

領土問題、消費税の増税、橋下新党…決断すべきあの問題の「なぜ?」が分かる。

感想・レビュー・書評

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  • 冷静かつ中立的立場で良識をもって、さらに分かりやすく解説&訴えかけてくる書。一番感じたことは、誰かに任せたり頼ったりするのではなく、一人一人が全体のことを考えて生活すべきだということ。色々、目から鱗でした。池上さんの本を、もっと読んでみたいと思います。

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      「冷静かつ中立的立場で良識をもって」
      中立的って言うのが公正な感じがして良いですよね。
      私はニューズウィーク日本版の「Newsweek斜め読...
      「冷静かつ中立的立場で良識をもって」
      中立的って言うのが公正な感じがして良いですよね。
      私はニューズウィーク日本版の「Newsweek斜め読み」をたまーーに読んでます。。。
      NHKの「週刊こどもニュース」のお父さん役で、丁寧に解説していた姿が思い出されます(子どもじゃなかったけど何故か見てました)。
      著書が沢山出てますが、日々勉強されているんでしょうね。。。
      2013/02/08
  • 最近の時事ネタでホットなトピックを広く浅く論じた書籍。ホントここ数年、どこのニュース番組でも毎度報じている社会問題、政治問題に対して、ざーっと目を通しておきたい人にお勧め。
    橋下徹氏の大阪での実績や、教育委員会の実態など、自分自身知らないことも多くあったので、それなりに収穫はあった。ただ、所詮新書のボリュームで、10個の時事ネタを取り上げているので、さすがに表面をかじった程度の掘り下げ具合であることは、事前に知った上で読んでほしい。

  • 相変わらず読みやすい、池上さんの本。日本の現状と、問題点の詳細を知りたい時はこの方の本を読むことが一番手っ取り早い。今後も定期的に読んでいきたい。

  • 現在の日本の課題を幅広く、かつ分かりやすく解説されています。政治に疎い僕にとって絶好の事前知識本となりました。

    とても分かりやすく書かれていますが、これを読んでわかった気にならず、自分の言葉で語れるようにしてから、次のステップの本を探したいと思います☆

  • 一般的な知識、池上さんの主張、我々に求められていること、が絶妙なバランスで書かれていると思う。さすが池上さん、やっぱり分かりやすい!
    10個のトピックについて書かれていたけど、個人的には、日本の社会保障制度の仕組みについてが一番勉強になった。

  • 最近の日本の課題、論点を極めて的確に解説している。これ一冊読んでおくと、海外の人と日本について語るための基礎知識がかなり付く。

  • 総選挙の直前に出版されたもので、選挙の争点にもなった増税・領土問題・原発に関することから、大学の秋入学・教育委員会制度についても触れている。簡潔にそれぞれの現状や問題を説明した上で読者に考えさせる形を取っている部分が多いように思えた。これを読んで政治や選挙により興味を持てるようになった。

  • 世界から取り残される日本。
    この事実の根本的な問題は、日本の政治家だけの問題ではなく、国民が世界中で起きている情勢に対し、無頓着で興味がなく、他人事のように危機感がないことだと思う。
    国民一人一人の意識の改革が日本の未来を創る。
    知らない事の多さに私自身も反省しました。

  • 分かりやすい説明で知られる著者なので、読んだ後には自分も様々な事が理解できた気になる。
    今回の本は、金額、比率、年号など多くの数字が出てくるので、自分なりにノートにまとめることでより理解できたように思う。

  • 先月の総選挙直前に出版されたもので、主に選挙の争点となっていた消費税、社会保障、領土問題、教育制度、原発、一票の格差などを取り上げ、そういったものがそもそもどういう成り立ちであり、どこが問題になっているのかといったことを池上流に非常に分かりやすく解説してます。個人的に興味深かったのは、現在の消費税や社会保障といったものの成り立ちを含めて詳細に記述していた部分ですね。領土問題や原発といった、言ってしまえば派手な時事問題と言うのは様々な媒体で目にすることなのである程度の知識はあるのですが、税や社会保障というのは重要ではありますがどちらかといえば地味な問題なので、そういった点を抑えられたのは良かったかと思います。他にも、先月の総選挙で躍進を果たした日本維新の会についてや、大学の秋入学制度に関するものであったり、案外知られていない教育委員会制度についての解説もあったりと勉強になる部分は多いです。選挙は終わってしまいましたが、政治と言うのは選挙が終わってからが本番かと思いますので、今の日本の課題というものを抑えておく上でも良いかと思います。

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著者プロフィール

池上彰(いけがみ・あきら):1950年長野県生まれ。慶應義塾大学経済学部卒業後、73年にNHK入局。記者やキャスターを歴任する。2005年にNHKを退職して以降、フリージャーナリストとしてテレビ、新聞、雑誌、書籍、YouTubeなど幅広いメディアで活躍中。名城大学教授、東京工業大学特命教授を務め、現在9つの大学で教鞭を執る。著書に『池上彰の憲法入門』『「見えざる手」が経済を動かす』『お金で世界が見えてくる』『池上彰と現代の名著を読む』(以上、筑摩書房)、『世界を変えた10冊の本』『池上彰の「世界そこからですか!?」』(以上、文藝春秋)ほか、多数。

「2023年 『世界を動かした名演説』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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