にすいです。 冲方丁対談集

  • 角川書店 (2013年1月31日発売)
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  • 本 ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041103722

作品紹介・あらすじ

異才・冲方丁、初の対談集! かわぐちかいじ、富野由悠季、井上雄彦、養老孟司、夢枕獏、伊坂幸太郎、天野喜孝、鈴木一義、中野美奈子、滝田洋二郎、山本淳子……各界のトップランナー11名との対談を収録!

感想・レビュー・書評

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  • 冲方氏が2005年から2012年にかけて11人の文化人と対談。

    山本淳子氏との対談:2012.11.6収録
    冲方氏は2012年8月に「光圀伝」を出版。現在冲方氏は清少納言に興味があるようで、清少納言を主人公にした小説を書いているようだ。山本氏と清少納言についていろいろ対談。山本氏は女性のヨミはどうするんですか?と聞くと、冲方氏は一人称にせざるを得ないかなと思っていると返答。
     「はなとゆめ」角川書店 2013.11 を出版。
    さらに「月と日の后」PHP研究所 2021.9 では彰子を主人公にした小説も出版していた。 

    冲方氏:光圀は『史記』を読み日本には史記のような歴史書がないので、日本の歴史を綴ろうと決心し、また京都、朝廷へのあこがれが強かった。それで枕草子にある「天皇様が『史記』=敷物を書いている。だからわたしたちは『枕』を書く」といった文から清少納言に興味を持ったという。

    角川書店HP 「はなとゆめ」は新聞連載されたようだ。出版に際し2014年3月28日から4月6日まで、泉涌寺にて「冲方丁『はなとゆめ』イラスト展」が開催され、その時に再び冲方氏と山本氏の対談が泉涌寺であり動画で載っている。2013.11に単行本、2016.7に文庫本 
    https://www.kadokawa.co.jp/product/321512000041/

    <泉涌寺>
    清少納言は晩年、鳥辺野の父の旧居の東山月輪に隠棲したとされ、鎌倉時代になると、東山月輪には月輪大師によって泉涌寺が建てられている。清少納言の歌碑がある。
    https://kyotohotelsearch.com/blog/2014/09/25/seshonagonsennyuji/

    2013.1.31初版 図書館

  • 面白そう

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    「異才・冲方丁、初の対談集! かわぐちかいじ、富野由悠季、井上雄彦、養老孟司、夢枕獏、伊坂幸太郎、天野喜孝、鈴木一義、中野美奈子、滝田洋二郎、山本淳子……各界のトップランナー11名との対談を収録!」

  • 図書館にて借りる、第181弾。

    冲方丁と伊坂幸太郎の対談が読みたいがために、読む。

    二人の対談だけで一冊にしてくれてもいいのに。

    対談集としても楽しめる。

  • 2019/02/05

  • 天地明察から光圀伝が出る頃の対談。あとは、はなとゆめの話題でした。対談ですが、主に冲方さんが聞き手となっているものでした。なので冲方さんの考え方を読めるというよりかは対談相手の話が多いかも。
    伊坂幸太郎さんとは楽しく会話している感じ(笑。を使ってるし)がして色々小説家あるあるがあるのだと思いました。
    対談相手の書き手の人達の本は書きたくて書いてる題材だったりするんだな、と。あと最初からオチまで考えて書いてたりしないんだなと思いました。

  • ばいばい、アースからずっと追いかけている作家さん。
    様々なジャンルの方々との対談集。対談相手によって雰囲気が変わるのも面白い。個人的には夢枕獏さんとの対談が冲方さんが嬉しそう、楽しそうで好きです。
    それぞれの本がどんな思いで書かれていたのかが見え隠れするのも良さだとおもいます。

  • 普段は読まない対談集。図書館で借りて読みました。伊坂幸太郎さん、山本淳子さんとの話が面白かったです。一番、尺を取ってる富野由悠季さんのは…、つまらなかった。政治家がサブカルを取り上げたくらいのことで懸念するのって了見狭いだろう

  •  うぶかたしの対談集。
     おもに天地明察が話題の中心。

     個人的には同世代同士の伊坂幸太郎との対談が面白かった。

  • 作家の対談集。小説を書くことに対する考察。
    「天地明察」の背景も詳しく議論されている。

  • かわぐちかいじの部分だけ。

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著者プロフィール

1977年岐阜県生まれ。1996年『黒い季節』で角川スニーカー大賞金賞を受賞しデビュー。2003年『マルドゥック・スクランブル』で第24回日本SF大賞、2010年『天地明察』で第31回吉川英治文学新人賞、第7回本屋大賞、第4回舟橋聖一文学賞、第7回北東文学賞、2012年『光圀伝』で第3回山田風太郎賞を受賞。主な著書に『十二人の死にたい子どもたち』『戦の国』『剣樹抄』『麒麟児』『アクティベイター』などがある。

「2022年 『骨灰』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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