- 本 ・本 (400ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041103784
作品紹介・あらすじ
碧翠院桜宮病院の全焼から1年。医学生・天馬はゼミの課題で「日本の死因究明制度」を調べることに。やがて制度の矛盾に気づき始める。その頃、桜宮一族の生き残りが活動を始め……『螺鈿迷宮』の続編登場!
感想・レビュー・書評
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ケルベロスの肖像の別視点からのストーリー
新たに判明したつながりがたくさんあつってびっくりだわ
あらためて壮大だわ桜宮サーガ詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
「螺鈿迷宮」のその後でもあり、「ケルベロスの肖像」の別視点でもあり。
あまりにもいろいろ繋がりすぎてもはや新鮮味はゼロだけど、あの人とあの人がそんな関係だったなんてという驚きがいくつかあった。ほんとに見事にすべてが繋がった。
冷泉深雪の髪形がツイン・シニョンだってことを何度も(ウザいぐらいにw)強調してたけど、あれは何のためだったのかなぁ?彼女の髪形がキーポイントになったところがあったかなぁ…。 -
バチスタシリーズ6
ケルベロスの肖像と対をなす作品。
天馬くんから見た、エーアイセンター炎上事件。
かつ、碧翠院炎上の過去の亡霊との因縁
視点が変わると、こんなにも感じ方も違うのかと、
驚いた。
ぜひ、ケルベロスの次に、時間を空けずに読んでほしい
…………………
再読
螺鈿迷宮を読んだのち、再読。
螺鈿迷宮からの伏線がここでカチリとあって、
どんどん謎がとけていくのは圧巻
すみれと小百合のバトルも、
マリア先生との邂逅も
田口先生のおとぼけも、高階先生のダンディも
スカラムーシュ彦根とシオンのコンビのことも
また全然違う印象で驚く
もう一度ケルベロスを読まなきゃ -
ケルベロスのサイドストーリーのような。天馬くん目線から見ても、田口先生はよくわからない。
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「2019年 POPコンテスト(金賞)」
https://opac.lib.tokushima-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?materialid=214002825 -
「螺鈿迷宮」の続編。碧翠院桜宮病院の当主として東城大学病院叩き潰そうとする、桜宮の生き残り。A iセンターお披露目の場が決着の場と化し、緊張もピークに達します。今までの登場人物たちとのA iとの関わりも興味深く読ませていただきました。
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・碧翠館の生き残りと落第王子の天馬
・ケロベロスの塔、崩壊の真実が明らかになる。 -
アリアドネの弾丸、螺鈿迷宮は既に読んだけれど、それが伏線みたいになっていて、ケルベロスの肖像を別の視点から見たような話になっている。天城くんと冷泉さんのほんのり恋心もあって、テンポよく面白く読めた。アドリアネ含めて、もう一度最初から読み返したい。
著者プロフィール
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