- Amazon.co.jp ・本 (397ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041103784
作品紹介・あらすじ
碧翠院桜宮病院の全焼事件から1年後。東城大学の医大生・天馬大吉はゼミの課題で「日本の死因究明制度」を調べることに。取材を重ねるうち、制度の矛盾に気づき始める。その頃、桜宮一族の生き残りが活動を始め…。
感想・レビュー・書評
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「螺鈿迷宮」のその後でもあり、「ケルベロスの肖像」の別視点でもあり。
あまりにもいろいろ繋がりすぎてもはや新鮮味はゼロだけど、あの人とあの人がそんな関係だったなんてという驚きがいくつかあった。ほんとに見事にすべてが繋がった。
冷泉深雪の髪形がツイン・シニョンだってことを何度も(ウザいぐらいにw)強調してたけど、あれは何のためだったのかなぁ?彼女の髪形がキーポイントになったところがあったかなぁ…。 -
ケルベロスの肖像の別視点からのストーリー
新たに判明したつながりがたくさんあつってびっくりだわ
あらためて壮大だわ桜宮サーガ -
ケルベロスのサイドストーリーのような。天馬くん目線から見ても、田口先生はよくわからない。
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「2019年 POPコンテスト(金賞)」
https://opac.lib.tokushima-u.ac.jp/mylimedio/search/search.do?materialid=214002825 -
「螺鈿迷宮」の続編。碧翠院桜宮病院の当主として東城大学病院叩き潰そうとする、桜宮の生き残り。A iセンターお披露目の場が決着の場と化し、緊張もピークに達します。今までの登場人物たちとのA iとの関わりも興味深く読ませていただきました。
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・碧翠館の生き残りと落第王子の天馬
・ケロベロスの塔、崩壊の真実が明らかになる。 -
アリアドネの弾丸、螺鈿迷宮は既に読んだけれど、それが伏線みたいになっていて、ケルベロスの肖像を別の視点から見たような話になっている。天城くんと冷泉さんのほんのり恋心もあって、テンポよく面白く読めた。アドリアネ含めて、もう一度最初から読み返したい。
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落第医学生の天馬大吉は心を入れ替えて毎日講義に出席している。あと一回落第したら放校されてしまうから。そして医者にどうしてもなりたいから。そんな天馬の同級生に学年第一の美人で優等生の冷泉美雪がいる。苗字が近いので同じZ班に入いったのだ。桜ノ宮一族は死んだはずなのに、亡霊が東城大学医学部を攻撃するというのは…。途中まで面白かったけど、ちょっと奇想天外すぎるかな。
著者プロフィール
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