誰もが僕に『探偵』をやらせたがる

  • 角川書店 (2013年2月28日発売)
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感想 : 13
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  • 本 ・本 (344ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041103975

作品紹介・あらすじ

死後4~5年と推定される死体がビル脇の植え込みで発見された。しかし、飛び降りたと思われるビルが建ったのは2年前……一体どうやって飛び降りたのか!? 会社員にして名探偵・白石かおる再び登場!

感想・レビュー・書評

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  • 表紙とタイトルに惹かれて借りてみた。
    読みやすいような読みにくいような文体。
    そして結局謎が残る。首なしの事件は?あれ?もしかしてこれは続編なのかな??
    スパイの話しは好きだったけど。
    あっさりと謎をさらう感じ。
    タイトル通り「やらせたがる」なので事件に対して主人公は積極的ではない。でも一通りの推測は出来てしまう。そして歩けば事件に当たるコナンくん的存在である(笑)

  • 主人公のキャラ立ちが凄くて、冷静で低い熱量の性格の癖に、自分を曲げず意外なほど(淡々と)直接的な物言いをするし、唐突すぎる行動力は「俺様」的で、あろうことか目的を達成するために「生首」を人目につく場所に置きざりにして、残った(首なし)死体を自宅の大型冷蔵庫に保管している・・・
    この主人公で二冊目が出ると思わんかったわ!
    しかも面白いやないかい!

  • 淡々とした愉快なミステリー 登場する人物が憎めないというかかわいらしくておかしい人ばかり 前作からの続き、と言えなくもない 「店員さん」がかわいすぎる

  • 前作の詳細は忘れてた。探偵資質ありすぎ。野田は黒幕タイプ。

  • 前作より個人個人の性格がよく描写されていておもしろかったです。また白石の考えや行動にはちょっとハッとさせられたり思ってもいない反応をしてくれた

  • 面白いけど全体的にびみょ~

  • 石持作品とかぶるような…こちらはすっきりしないかな~前作は気になる。
    2013.6.5

  • 続くような感じではなかったから意外だった続編。主人公的には前作を引きずってるけど、内容的には全然引きずっていないのがちょっと微妙。キャラも嫌いではないし、話も嫌いではない。

  • タイトルに釣られて購入。当たりだったみたいでラッキー。特別目立つキャラはいないけど、推理がとても面白かった。静かだけど、なぜか引き込まれる映画を観ているような感じだった。前作もあるらしいから読んでみたい。

  • 前作が09年。流石に前作の内容はほとんど覚えていないので
    今作中でその際の心境などを綴られても...正直、微妙。
    これは他の読者の多くも思った事みたいですw。
    巻き込まれ系の脱力風キャラの会社員「白石かおる」が
    本人の意思とは関係なく事件を解決、真相を解く
    探偵役として描かれる短編集。

    この語り口や描写や人物同士の会話...基本的に
    トーンは低く、シニカル(って言うんですか?)で
    個人的には...合わないタイプ。鼻に付く...って
    いうんでしょうか?鼻に付く割に頭に入ってこなくって
    結構読むのに苦労しました。こういうトーンが
    小洒落ててカッコいいならば...自分は無理っすw。合わない。
    自分が上司だったら絶対に対応に困るタイプですね、
    この主人公w。

    4編の短編で構成された今作。主人公の注意深い
    洞察力、注意力、想像力そして思考により
    真相を見抜くミステリ的な面白さは、何となくですが
    西澤保彦、石持浅海...作品のファンにはハマる...
    かもですね。

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