PSYCHO‐PASS サイコパス OFFICIAL PROFILING
- 角川書店 (2013年3月30日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (160ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041104064
作品紹介・あらすじ
最速コンプリート公式ガイドブック登場! メインキャラのプロフィールを脚本チーム・虚淵玄(ニトロプラス)、深見真、高羽彩が書き下ろし。CV&スタッフのインタビュー記事なども掲載して、充実の総ページ160
感想・レビュー・書評
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読み応え抜群。これで税抜1,700円なら安いものだと思えます。
アニメが終わってもこれが手元にあれば、まだ終わってないんだという気持ちになれそう。
1章でキャラクターや彼らのデスク周り、住居の間取り、小物などについて細かく解説されています。アニメで使われた画像だけでなくラフ画も入ってるので新鮮です。
一係メンバーのプロフィールデータはキャラによって多少項目を変えてあり、朱ちゃんはショートヘア歴、ギノさんは恋人いない歴、征陸さんは自身の絵画の最高作、志恩さんはスリーサイズ…などの遊び心があってかなり笑えました(笑)
二係と三係のメンバーも小さく立ち姿入ってます!
2章は『PSYCHO-PASS』の世界がびっしり詰まってます。厚生省と刑事課はもちろんのこと、あの時代の政治経済、文化や教育の概要をアニメの映像とラフ画で解説。ドミネーターの変形過程はともかく桜霜学園の生徒名簿(一部)まで載ってるとは思いませんでした。
3章では各話のチェックポイントが細かく書き連ねてあります。内容も細かいけど字も細かい。薄いグレー地に白文字なのでこれはちょっと読みづらかったかも。
各話で登場した文献と引用のページでは、文献そのものの説明だけでなくそれをそのシーンで使った意味なども脚本の深見さんが簡潔に語っています。
世界観については塩谷監督が。青空の描写をあえて避けていたり、換気扇に込められたオマージュがあったり、アニメをディープに読み込んでいた人は「ああ、やっぱりね!」と納得する点が多いかも。私はそこまで気づいていない点のほうが多かったんですが…。
4章はほぼ槙島ワールド。意外と朱ちゃんより服持ちな槙島氏。
加害者も被害者も取りこぼしなく解説。各事件の捜査報告書つきというこだわりよう。
重要拠点と事件現場の位置が地図上で分かるページもあって至れり尽くせりですね!
最後の5章は声優さんたちの座談会や脚本の高羽さん、深見さん、ストーリー原案の虚淵さん、塩谷監督、本広総監督のインタビューで締め。
何とも濃厚な1冊でした。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
これは完全に資料集ですね
内容が濃くて読みごたえバッチリです
少しのプロフィールとただ放送されたエピソードを追っていくだけのガイドブックとは訳が違う
読み物として興味深いものばかり
一般的な小説と比べて文章の量はなかなか -
視力とか50m走のタイムとか趣味とか≪サイコパス・PSYCHO-PASS≫のキャラクターたちのあれこれが、これでもかと詰め込まれた一冊です。
職場の机上がどんなふうになっているとか。
かがりくんの机上ひでえwwww でもわかるwwww だめだこの子二十一歳なのにガキんちょ可愛いなおいwwww
宜野座さんが童貞疑惑wwww二十七歳で七歳から彼女なしってwwwwおまwwwwww七歳のもカウントか微妙じゃねえかwwwwwwww
とっつぁんが欲しいものに「孫」って書いていてなんか泣けたよ……とっつぁん……それガチやないか…………。 -
充実した内容でした!!ビックリするくらい細かい設定をしてたんだね。
だからあんなに分厚くて面白いものができたんだな。
これを読んでからもう1度アニメを見たら更に楽しめることうけあい! -
絶賛ネタバレしてます。
本当に色々全部載ってる感じで(槙島は安定のプロフィール不詳だけど)すごかった。まさかの呼称表まで! ありがとうございます! 妄想がはかどります!!(笑)縢くんの欄の、脅威の「縢」率に笑った。かがり!
それぞれのプロフィールとか、細かい項目とかになんかそっとした気持ちになったり。そっ……。なんだろう。
あとささやまさんの死体全体像はちょっと……色相が濁りましたね……。
塩谷監督のインタビューで、初めて判った1話の狡噛さんが何をつぶやいていたか、とか。おおお そ、 そうなん ですか……!! と思った。狡噛さんと朱ちゃんはつくづく対極というか、そっちを選ばなかった自分、なんだろうなあお互いに。
多分あのまま何も起こらず仕事のバディだけであれば、怖いくらい相性のいい二人になったんだと思う。自分が潜在犯だったら追い詰められたくないな、あっという間に詰みそう。まあ、何も起こらなかったのなら、朱ちゃんの成長の方向性もまた違ったのかもしれないけど……。
しかしこういうの読むとつくづく、あのまま一係勢揃いしたままでもっと色んな事件ものを見てみたかったなあ、という気分になった。
監督もインタビューで答えてたけど、佐々山さんと縢くんと朱ちゃんが揃ってると楽しそうだなあ。明るそうだし(笑)
塩谷監督と虚淵さんのインタビューは色々興味深くておもしろかった。特に虚淵さんのインタビューでスクライドの話が出てて、槙島と狡噛さんって、あそこまで単純化して考えてよかったんですか!(笑)ってめっちゃ目からウロコ。
すごく読み応えのある一冊だった。この情報量でこの値段はべらぼー安い。 -
Fate/zeroのオフィシャルブックと遜色無いコンプリートガイドブックです。虚淵さんが関わったものっていちいち奥が深いと実感させられます。サイコパスに関わるものは雑誌ムックを含め数冊購入したのですが全くかぶっていなかった。すごい作品だし語る側もそうなんだろうなぁとつくづく思います