怪盗探偵山猫 虚像のウロボロス

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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  • Amazon.co.jp ・本 (349ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041104187

感想・レビュー・書評

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  • 山猫シリーズの中で 一番好きかな。
    自分のやったことに責任をもつ
    責任をとる覚悟ができる
    からに閉じこもっていた真生君が、
    大人になろうとする 瞬間が
    よかった。
    こうやって山猫ファンが
    増えていくんだろうな。
    また、次回作 でることを期待したい!

  • やっぱり山猫はすごくかっこいい。勝村もかっこよくなってきた。男らしかったです

  • 中学生の頃に怪盗アルセーヌ・ルパンに出会ってから、怪盗ものって好きなんですよね~♪ 非現実的だけど、こんな泥棒だったらかっこいいー!みたいな(笑)
    文庫は読んでないのですが、この作品から「山猫」シリーズを知って、毎回のことながら、神永氏が作り出すキャラクターのなんて素敵なこと(^-^)。凄腕の泥棒さんなのにおちゃめな「山猫」。このおちゃらけが素顔ではないと分かるからこそ、なんだか愛らしい♪そして、ドジで事件に巻き込まれるのか、自らハマっていくのか雑誌記者の勝村。彼が、面白さを引き立ててくれます。
    これからも楽しみなシリーズです♪

  • 相変わらずの飄々とした山猫がいい感じ

    天才中学生ハッカー魔王と、
    謎の組織ウロボロスと山猫


  • 二作目も一昨目とほぼ同じ感じで進むので、非常に読みやすかった。しかし、キャラはそれぞれしっかりしているので、登場人物の関係も楽しめた。

  • テンポが良くておもしろい。
    「山猫」ってイメージじゃないけど。
    ゴハン食べてみたいなー。

  • 鮮やかな犯行のあとには必ず闇の悪事を暴く
    新時代の鼠小僧ならぬ神出鬼没の窃盗犯山猫が
    半年ぶりに動き出した。


    泥棒なのに何故か憎めない山猫の活躍に今回もわくわく
    させられました。



    夜な夜な街に現れては犯罪者を狩る「ウロボロス」と
    名乗る仮面をかぶった謎の集団が巷で騒がれているころ

    著名人のパソコンにハッキングしてその秘密を
    ネット上に晒す。「魔王」を名乗る天才ハッカーが現れる



    山猫を追い続ける雑誌記者の勝村は上司の命令で
    謎の自警団ウロボロスを追うことになるが
    勝村は魔王から「ウロボロスの正体が知りたければ
    ここへ来い」というメールを受け取る。


    魔王に誘導された場所に行ってみるとそこには死体が・・。
    勝村は事件に巻き込まれ殺人犯にされてしまう

    絶体絶命のピンチに現れた山猫に勝村は
    すがるが山猫の思惑は違うところに・・・


    逃亡犯となってしまった勝村は何が何でも事件を
    解明しなければならなくなってしまう。
    そして魔王も何者かにハメられ追われる身となる



    山猫・勝村・魔王は自分達をハメたウロボロスに
    迫っていく、謎の自警団は正義の味方ではなかったのか


    ウロボロスの正体が暴かれる時
    山猫の大胆不敵な作戦が冴えわたる



    今回も勝村がとことんお人よしで
    何をやらせても冴えるところがないのですが
    山猫同様、何故か憎めず心の中でがんばれよ〜と
    思わず応援したくなってしまいます。



    魔王は山猫と一緒に行動したことで
    一回りも二回りも成長し、自分がやったことに
    対しての責任の取り方が潔く気持ち良かった。



    今回も闇の悪事をきっちり白日の下にさらし
    いい仕事してました。
    突き放したかと思えばいつのまにか
    スッと横にいるような心憎さと
    調子ハズレの鼻歌は今作も健在です。



    おまけですが
    天命探偵のファミリーサービスの山縣が山猫と
    知り合いだったり、確率捜査官の御子柴の名前が
    出てきたりと、うれしいサービスもありました。

  • 図書館より。
    サラッと読了。
    短編集の方を先に読んでいたので、ちょっとニヤニヤしながら。
    何か他の作品とも関係ありそう。

  • まさかのシリーズ化になった山猫の続編。
    今回も他作品からのゲスト出演あり。
    名前だけの方もいましたが。

    登場人物のキャラが立ってきた。

  • やっぱりテンポが良くて読みやすかったです。それに面白い!!もう一冊も借りて読みます。

著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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