怪盗探偵山猫 鼠たちの宴

著者 :
  • 角川書店(角川グループパブリッシング)
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本棚登録 : 551
感想 : 56
  • Amazon.co.jp ・本 (274ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041104415

作品紹介・あらすじ

鮮やかな犯行のあとには、必ず闇の悪事が暴かれる!新時代の鼠小僧か、はたまた単なる盗人か!?正体不明の謎の窃盗犯-その名は"山猫"。姉を想う妹、新興宗教の教祖、夢を追うバンドマン、鬼と化した刑事。"山猫"の周囲で繰り広げられる、さまざまな人間模様。怒り、疑念、夢、そして執念。四つの"想い"が、炎を燃やす。最後に光を放つのは、どの"想い"だ!?

感想・レビュー・書評

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  • 山猫の頭の良さと隠している優しさが良い

  • サクサク読める短編集でした。
    登場人物も想像しやすく、読みながらその場面がありありと浮かびました。臨場感があり良かったです。

  • 短編集。姉の自殺の謎を追う妹、自分に特別な能力があると錯覚をしてしまった新興宗教の教祖、夢に目覚め出直しを誓うバンドマン、山猫を追う犬井刑事がまんまと山猫に翻弄されて人助けする話。それぞれ登場人物に味があり、また、山猫、勝村さん他いつもの登場人物も生き生きと動いていて、なかなか素敵でした。でも、長編を読みたいな・・・

  • 各話ともにうまくまとまっている。山猫vs.犬井はルパン対銭形みたいな。

  • 山猫シリーズ第3弾。今回は短編ばかり。「鼠のバラード」での里佳子さんの活躍が格好良い。勝村が山猫一味になじみつつあるのがおもしろい。「袋の鼠」で犬井が無意識にさくらを頼っているところから、犬井の人間味を感じ取ることができた。山猫の過去も気になるが、犬井という人物像ももっと知りたい気持ちになった。

  • 山猫シリーズ短編集。気軽にさくっと読めて、捻りのある短編ミステリでもあります。
    お気に入りは「袋の鼠」。まさかこれ、シリーズ的にものすごい展開の一作では? とどきどきでした。そしてあの犬井刑事が再び登場。彼と山猫の関係って、ライバルとしてなかなか素敵かも。彼らの対決はまた読みたいところです。

  • どんどん深くなる気がする。
    面白かった!!

  • 短編集。このシリーズ初読み。
    ドラマ始まった。広瀬すずがかわいい。こんな顔になりたい。

  • 「山猫シリーズ」短編集。
    それぞれテイストが違って楽しめました。

  • 山猫の連作短編。前作からの雰囲気は引き継がれている。刑事の扱いはちょっと疑問もある。関本さん1作目から変わりすぎじゃ?

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著者プロフィール

2003年『赤い隻眼』でデビュー。改題した「心霊探偵八雲」シリーズでブレイク。様々なエンタテインメント作品を発表し続けている。

「2023年 『怪盗探偵山猫 深紅の虎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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