本当は危ない植物油 その毒性と環境ホルモン作用 (角川oneテーマ21)

  • 角川書店 (2013年5月11日発売)
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本 ・本 / ISBN・EAN: 9784041104675

作品紹介・あらすじ

「植物性は安全」という神話に惑わされてはいけない。実験で明かされた「環境ホルモン作用」はダイオキシンよりも重大な問題だ――。専門50年の研究者がその研究生活を終えるに当り、今、強く警鐘を鳴らす。

感想・レビュー・書評

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  •  植物油脂の健康影響の中で、とくに懸念されるのが、「環境ホルモン作用」です。
     著者は、その量と作用の観点から、ダイオキシンよりも、もっと重大な問題だと指摘し、そのことが、現在の少子化、男性精子数の減少と繋がっている可能性が高いと警鐘を鳴らしています。

     詳細なレビューはこちらです↓
    http://maemuki-blog.com/?p=2370

  • オリーブ油を含めた植物性油の危険性を解説し、牛脂、バター、ラード等の動物性の脂を摂るべきであるとする本。
    既得権益を守りたい団体の闇の部分も見てとれる。

  • メディアや製品を作ってる企業のデータや情報は当てにならない!
    第三者機関のデータを見るべし

  • 油がホルモンに影響を与えるなんて、知らなかった・・・。
    自分の健康は自分で作るしかない昨今、無知ほど怖いものはないなと。
    エゴマ油を買い、ラードでも作ってみるか!?

  • 住人その一にも読ませる。

  • オリーブオイルとか、体にいいからっていって
    めちゃくちゃ大量に摂ってる人とかいるし
    実際に私も、オリーブオイルなら
    多めに摂取しても大丈夫だと思っていた。
    でも、たしかにその根拠はよくわかってなかった。
    そんな私に植物油の摂り過ぎも
    実際あぶないですよ、と教えてくれた本。
    もともとバターとか動物性油が大好きなので
    私の食事は間違ってなかった、という
    確認が出来たのも良かった!

  • 植物油というと何となく体に良さそうだし、コレステロールを下げてくれるような気にさせる。ところがどっこい本書はこれとは全く真逆を説く。寧ろ植物油はホルモンを乱し寿命を縮め世代を超えて影響を及ぼすと警鐘を鳴らす。今、スーパーでは盛んにキャノラー油を廉売しているが、これこそが最悪の植物油。なんとダイオキシンよりも強い環境ホルモン作用があるという。もう恐ろしくてとても使える代物でないことが骨身に徹してよく分かった。勿論、植物油の中にもいいものは沢山ある。とくに良いのはエゴマ油。我が家も本日よりエゴマ油である。企業の利潤追求の片棒を担ぐ御用学者ばかりの中で、蛮勇をふるって公表してくれた著者には心からの拍手を送りたい。

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著者プロフィール

名古屋市立大学 名誉教授 金城学院大学 消費生活科学研究所 客員研究員 薬学博士

「2020年 『脂質・脂肪酸関連物質の使いこなし方 -素材開発・機能創生・応用技術-』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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