天佑なり 下 高橋是清・百年前の日本国債

著者 :
  • 角川書店
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感想 : 44
  • Amazon.co.jp ・本 (317ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041104750

作品紹介・あらすじ

日露戦争の戦費調達を命じられた高橋是清は、ロンドンで日本国債を売り出し、英語力と人脈を駆使して成功を収める。蔵相、首相をも歴任、金融恐慌の鎮静化にも尽力するが、経済を破壊する軍国主義の波が押し寄せる。

感想・レビュー・書評

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  • 高橋是清がここまでの経歴の持ち主とは知らなかった。でも、明治の男ってすごい!に尽きる。

  • 2019.11.30
    国民生活を守るため、世界経済の秩序を作るため、軍部を増長させないために身体を張って伝え、実行していた人がいたとは•••。ひとつの私心もなく!国家のため!頭が下がる。
    小さい時から外国語を学び世界に出て有能な知人を沢山作り、国際的感覚を養ったことが大きいと思われる。
    「残酷と申すより、卑怯にございます!」品の最後の言葉。胸に突き刺さる。
    良い本に出会えた!感謝。

  • 1

  • 高橋是清の小説。自伝よりはおもしろいし、わかりやすい。
    ただ、最後の後半生の記述が少し端折っているような。

  • 下巻になってから、ストーリーに勢いが出て、ぐんと面白くなった。
    高橋是清を美化しているようなきらいはあるが、明治から昭和初期までの時代の激動を感じ取れ、興味深かった。
    2.26事件までの道筋からは、やはり国民が成熟しなければ国は誤るのだなと思った。

  • 高橋是清といっても、世界恐慌の時に日本を立て直したとか、二・二六事件で暗殺されたくらいしか、知らなかったけど、すごい人間だったんだ、すごい人間性だったんだと知った。こういう人間がいたから今日もあるんだろうな。

  • 星3.5。

  • 日本銀行の建築現場で見せたと同じ情熱で問題の所在を明らかにし、煉瓦の石を貼りあわせたように柔軟な発想力を持ち、これまではびこっていた既成概念の間隙をつくようにして果敢に解決方法を見出していくのである 

  • 高橋是清の生涯でした。渋沢先生と共に尊敬する人物です。

  • 英米の投資家は、ロシアがダメージを受けるのを望んでいたため、日本に投資。日露戦争でのこと。
    赤字国債発行の始まり、だが劇薬であり、緊縮財政を掲げた結果、二.二六事件にて殺害。

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著者プロフィール

1951年生まれ。米国系銀行や証券会社で、債券ディーラーなどを経て、95年『小説 ヘッジファンド』で作家デビュー。2000年に発表した『日本国債』はベストセラーになる。作品はほかに『凛冽の宙』『財務省の階段』『ランウェイ』『スケープゴート』『ナナフシ』『この日のために』など多数。『天佑なり 高橋是清・百年前の日本国債』で新田次郎文学賞受賞。テレビやラジオでも活躍。政府税制調査会、財務省・財政制度等審議会、国土交通省・交通政策審議会、NHK経営委員会の各委員など公職も歴任。

「2020年 『天稟』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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