高校入試

著者 :
  • 角川書店
3.15
  • (61)
  • (200)
  • (378)
  • (147)
  • (27)
本棚登録 : 2418
感想 : 294
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (383ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041104798

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 登場人物が多く相関図をめくりながら読んでいた。
    誰が語ってるんだっけ?となる。
    採点する人によって点数が変わってたら大変だなと思った。最後はさわやかだった。

  • 事件の犯人や真相が早くしりたくなりページをめくる手が止まりませんでした。

    受験番号はしっかり書きましょうー!

  • 没頭してイッキ読みするには良い作品だった。

  • 湊かなえさんの本にしてはリアリティもなく内容もそんなにずっしりこなかった。ただ、この舞台になってる高校を取り巻く環境はマジで自分の母校かと疑うくらい同じでちょいウケた。

  • 読みやすく、ストーリーはテンポ良く進んでいったが登場人物が多く誰がどのような人物像か把握する前に読み終わった。
    最初に人物相関図が出てくるが、人物の特徴を書いたり、登場人物を少なくするとかした方が分かりやすいと思った。
    章の最初に掲示板の書き込み内容があるが、あれが物語とうまくリンクが感じず、物語を読む際、雑音に感じた。
    最後は希望が持てる内容で終了しているので読後感は良い。

    纏めると、読みやすく展開も良いが、登場人物の多さで少しストーリーがボヤけた印象。「告白」のような最後にあっと言わせる展開のハネが足りなく、面白く読めたがもっとオチにパンチが欲しかった。

  • やっと、やーっと読めた!

    もしも入試の採点をすることがあったら、めちゃくちゃちゃんとやろう、と思いました笑

  •  登場する先生たちがいかにもいそうな先生ばかりで、自分の学生時代を懐かしみつつ楽しく読み進められた。そして、湊かなえさんの本にしては珍しく
    読後が爽やか。悲惨な事件だが、事件に関わった人の明日が、昨日よりは少し希望を抱かせるものであるからだ。

     辞表を提出する新任教師春山杏子に校長はこう言う。

    春山先生は、自分がしたことを重く受け止め、同じ生過ちを繰り返さないためにも、教師を続けなければならない。

     若い先生と生徒を守り、罰則を受け止めるのは監督者の役目だと言い切る校長が、素敵すぎる。

     春山先生は、かっての恋人を思い、校長の言葉は自分が彼に言いたかった言葉だ、と思いを馳せる。

     入学式の日。
    桜の花が咲くのは人生に一度きりではない。今年さかなくても、来年さかなくても、いつか必ず、花が咲く日がやってくる。と春山先生は自分に語りかける。

     春山先生の未来が明るいものでありますように。

  • 一高に入ることが全てなのか高校入試と人間は間違う生き物だが間違うことで他の人を不幸にしてしまうことがある、こんな高校絶対の学校は今あるのだろうか?

    夢物語じみていても構わないから、自分はこうありたいと前向きな考えを持った人に、現場に来てもらいたい、選ぶ側はそう思っているんだ

  • 自分だったら多分、頭が良くてもこの高校には行きたくないなと思いましたw

  • 正直、登場人物が多いためか、よく分からない人もいた。しかし、一人一人の個性が強いためか最後の方ではほとんど分かったと思う。頻繁に主語になる人が変わるのでちょっと対応しにくかった。

全294件中 31 - 40件を表示

著者プロフィール

1973年広島県生まれ。2007年『聖職者』で「小説推理新人賞」を受賞。翌年、同作を収録した『告白』でデビューする。2012年『望郷、海の星』(『望郷』に収録)で、「日本推理作家協会賞」短編部門を受賞する。主な著書は、『ユートピア』『贖罪』『Nのために』『母性』『落日』『カケラ』等。23年、デビュー15周年書き下ろし作『人間標本』を発表する。

湊かなえの作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
湊 かなえ
湊 かなえ
東野 圭吾
伊坂 幸太郎
辻村 深月
湊 かなえ
湊 かなえ
湊 かなえ
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×