人を見抜く、人を口説く、人を活かす プロ野球スカウトの着眼点 (角川oneテーマ21)

著者 :
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  • Amazon.co.jp ・本 (248ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041104880

作品紹介・あらすじ

ダイヤの原石を発見し、口説き落とし、育て上げる。プロ野球チームを陰で支えるスカウトたちの眼力と技術力と人間力は、どんな組織にも通用する知恵の宝庫だった!

感想・レビュー・書評

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  •  年寄りには、だいたい知った話になってしまう。
     でも、悪い本じゃない。
     補強と補充の話ほ、チーム分析には、重要な視点。

  • vol.211 世に出てくる男たちはアマ時代に何が違うのか?数字やデータの盲点を突く鑑識眼。
    http://www.shirayu.com/letter/2013/000427.html

  • タレントマネジメントの仕事をすることになりパート2 要は社内スカウトになるということかなと思い読みました。昔のスカウトの話が多かったですが、結局何度も見に行って、その選手のことをよく知ることがポイントで、データで判断できるものではないとのこと。 今どき筋力やら何やら数値化できそうなものだけど、スポーツ界でそれならビジネス界はもっとかなと思います。

  • どこに目標を持ち、そのためにどれだけ努力できるか
    補強と補充の違いを考えて、人を採用する
    長期的な展望に立って、組織を強くするには新人を採用し、時間をかけて生え抜きを育成する

  • 数字、データではわからないところに惚れ、スカウトする。インスピレーション、感覚の世界。凄腕スカウトはそうして数々の名選手を獲得してきた。それは本書では「通りすがりの異性を振り返ってみる」ような感じらしい。p23

    僕のような鈍くてとろい人間には難しい仕事かもしれない。いくつか心に残った金言があるが、その中で1番を挙げよう。

    「どれだけ無駄をする体力があるかが大事」p45

    無駄を重ねていくうちに、無駄がそぎ落とされ、洗練されていくのか。仕事でも趣味でも出会いでもそう。数をこなし、同時に試行錯誤しながら上達していく。


    その他の金言。

    金は金。銅は金にならない

    選手の力量は、意外に本人の意識しない箇所に自然に表れる p39

    有望選手が欲しいとき、相手のなわばりに行くとき、他者より早く足を運び、決断をすることが大事 p48

    イチロー、小笠原を、多角的に見る。投手としてではなく野手として見、捕手としてではなく野手として見る p54、p60

    アクセントのある選手を獲る。p66

    一芸に秀でていないと、(すべてが平均的な能力では、使い道がない特徴のない選手は大きく育つ要素がなく、枝葉でしかない)

    交渉で大事なのは、窓口。窓口は監督なのに、部長に行ったらアウト。

    p75簡単に口や数字で説明できないプレーを、自分の目で見ることが大事p75

    ボールがきてから考える選手と、前もって動く選手の違いを見分ける能力があるかが大事p75

    p100 いいところだけを評価するのではなく、悪いときも知ることで、いい評価へとつなげることだと考える。三振しても、タイミングの取り方がよければ問題ない(プロセスの問題。結果だけで判断しない)

    p140性格のよさ、とは、自分の考えを持ちつつ、他人の考えにも耳を傾けることができる人のこと。素直さと、あるていどの頑固さ。

    p241「辛抱強く選手を育てる」という信念。即効性より遅効性。ポジションごとの年表をつくり、空きがあれば取る。

    p220選手としての峠は過ぎているが、これまでのキャリア、性格で入団の道も。実力以外の部分でも、将来の幹部として採用する。

  • プロ野球のスカウトマンが、実際にどの選手が有望で、指名したら今度はどのように不人気球団へ入団してもらい、大成させ、引退後のケアまで考えているかを、具体的な球団・選手名を挙げているので、とても興味深く読めた。

    ただ残念なのは、もう少しビジネスと結び付けてくれるともっと役に立てたかと思うが、プロ野球界の裏側が少し見えた感じがして面白かった。

    14/01/05-3

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著者プロフィール

澤宮優(さわみや・ゆう) ノンフィクション作家。1964年、熊本県生まれ。青山学院大学文学部卒業、早稲田大学第二文学部卒業。2003年に『巨人軍最強の捕手』(晶文社)で第14回ミズノスポーツライター賞優秀賞を受賞。主な著書に、『バッティングピッチャー』、『炭鉱町に咲いた原貢野球』、『昭和十八年 幻の箱根駅伝』(以上、集英社文庫)、『世紀の落球』(中公新書ラクレ)、『イップス』(KADOKAWA)、『戦国廃城紀行』(河出文庫)、『暴れ川と生きる』(忘羊社)、『集団就職』(弦書房)など多数。

「2023年 『「二十四の瞳」からのメッセージ』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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