内心、「日本は戦争をしたらいい」と思っているあなたへ (角川oneテーマ21)

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レビュー : 15
  • Amazon.co.jp ・本 (195ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041104897

作品紹介・あらすじ

尖閣諸島や竹島をめぐる領土問題が深刻さを益すにつれ、武力に訴えることを煽る政治家やメディアが相次いで現れている。しかし安易な国威高揚は本当に日本の国益たりうるのか? 政治やメディアのあり方を問う!

感想・レビュー・書評

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  • 戦争はある日突然起こるのではない。社会的空気や雰囲気が次第に平時のもつバランスを欠く事態になり、為政者はこれ幸いとその空気を巧みに利用しながら、戦争への道を歩むということになる。戦争とは勝ち負け関係なく国家が壊滅的な打撃を受ける政治的選択(保坂正康)

    自衛隊を曖昧な存在にする憲法九条は改正。過去の侵略戦争は反省。国益追求のための武力行使はしないと約束。靖国公式参拝は禁止(宇野常寛)

    戦争は人と人との殺し合い。外交的手段を尽くした後の最終最後の手段。自衛戦争か国連決議による場合のみ許される(江田憲司)

  • 2013年刊行。

     「軍事」「中国」「日米関係」を軸に据えるエッセイ集。
     安定の中国ウォッチャー富坂聡。
     鋭利な江田憲司(江田が本書で指摘する橋本龍太郎の、日米・日露間の外交模様は「検証 日露首脳交渉」「同盟漂流」に詳しい)。
     (普天間・辺野古は一応マスコミでも色々取り上げられているが)意外と知られていないが、今も許容範囲を遥かに超えている嘉手納基地爆音問題に言及する松元剛。
     このあたりが目を引くところ。

     あとはそれなり。
     なお、自称リベラルはホントにリベラル?宇野常寛。

  • 陸軍士官学校に入れば戦死することは少ない。結局命令によって前線で苛酷な戦いを要求される兵士と広報で戦争を指揮する参謀の2つの構図が生まれる。

    抑止と対話は国際政治の教科書で、国家間の緊張が高まった時に撮られるべき2つの政策。

    抑止に必要な力を持つための金は国民から出るが臥薪嘗胆を必要する。
    国連が万能だなんて誰も思っていない。
    橋本首相は歴史や伝統に対する深い洞察力に基づく雑談能力があった。

  • 1年前でも危機を感じるべきなのに、何もせずに1年過ぎて、さらに戦争に向かう国にさせてしまったことを知らしめる内容。
    後輩・宇野常寛君も名を連ねていますが、琉球新報・松元剛さんの書く現実に向き合って考えてほしいです。

  • 内容は残っていない

  • 8名の著名人が、国防、外交を論じている。
    改憲賛成の立場で書かれているものが多い。
    メディアというフィルターを通して情報を得る僕らは、気をつけて情報を読みとらなければならないと思った。

  • 宇野常寛さん。わかりやすい。

  • チェック項目6箇所。「日本の侵略を許さない気持ちに変わりはない。もう二度とわれわれに戦争を仕かけないでくれよ。そのときはまた戦わなければならないから」と漏らした中国人やフィリピン人の言も聞いた、それを聴きながら、私は複雑な思いを持ったのである。何をもって「最低限」というのか、それは世界情勢の中での日本の相対的位置において日本にとって必要とされる、過不足のない防衛力でなければなるまい。汚職で摘発された官僚の資産が公開されることも少なくありませんが、そのとき「」痴呆の役人でありながら20~30戸というマンションを保有していたなどというケースはけっして珍しくありません。デモ隊のほとんどは無職でその日暮らしの人々です、パナソニックの歴史どころか、日本の正確な位置さえ知らない人々だったはずです。幕府軍は敗れ、日の丸も捨てられるはずだった、ところが明治政府は、日の丸を日本の国旗にした、「敗軍の旗」を新国家の旗にしたのだ、それほど寛大な国だ。

  • 「国内を覆う空気考察」評:永江朗(ライター)北海道新聞
    http://www5.hokkaido-np.co.jp/books/new/3.html

    角川書店のPR
    「政治とメディアへ各界識者が緊急提言!

    尖閣諸島や竹島をめぐる領土問題が深刻さを益すにつれ、武力に訴えることを煽る政治家やメディアが相次いで現れている。しかし安易な国威高揚は本当に日本の国益たりうるのか? 政治やメディアのあり方を問う!」

  • 鈴木邦男(一水会顧問)「エセ愛国はなぜはびこるのか?」(自分は安全圏にいて戦争)

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著者プロフィール

1939(昭和14)年北海道生まれ。現代史研究家、ノンフィクション作家。同志社大学文学部卒。1972年『死なう団事件』で作家デビュー。2004年個人誌『昭和史講座』の刊行により菊池寛賞受賞。2017年『ナショナリズムの昭和』で和辻哲郎文化賞を受賞。近現代史の実証的研究をつづけ、これまで約4000人から証言を得ている。『陸軍省軍務局と日米開戦』『あの戦争は何だったのか』『昭和史の大河を往く』シリーズなど著書多数。

「2018年 『昭和の怪物 七つの謎』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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