七色の毒

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 988
感想 : 182
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041104958

作品紹介・あらすじ

捜査一課の犬養隼人が高速バス事故現場でみた真相とは?(「赤い水」)。話題作『切り裂きジャックの告白』の犬養隼人が「色」にまつわる難事件に挑む、どんでん返し満載の全7編からなる連作短編集!

感想・レビュー・書評

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  • 犬養刑事の短編たくさん

    サクサク楽しく読めましたが、犬養刑事はチョイ役的な感じ

  • 短編なのにどんでん返しもあっておもしろかった!

  • 色にまつわる事件。どんでん返しが面白い。

  • 初めからラストをいろいろ想像しながらフンフン読み始めたけど、外れました(笑)
    今回犬飼色は薄目だったけど、娘ちゃんがいい働きをしました

  • 7つの短編集だが、それぞれどんでん返しあり

  • 短編集。
    七色にちなんだ事件。
    黄色が1番ゾッとしたな。自分の秘密ではなかったのか、探られていたのは……。
    それを知るのもショックだけどなぁ。
    イケメンの犬養刑事を見てみたいもんだ(笑)。

  • 7つの短篇集。
    短いながらも味わいあるドラマを感じました。

  • 「切り裂きジャックの告白」で活躍した「無駄に男前」な犬養刑事が主役の連作集。まさしくどれもが奸計に満ちていて、騙されっぱなしです。「このあたりが怪しい」というところまでは分かるのだけれど、その先にさらなるどんでん返しが!
    お気に入りは「緑園の主」。事件の真相もさながら、動機にうならされてしまいました。なるほどなあ。「黄色いリボン」も、いったいどのあたりが事件なのかが分からないまま読み進むと、とある真相に驚愕させられました。

  • 女性容疑者にはからっきしだが男性容疑者には無類の強さを発揮する犬飼刑事が登場する短編集。短くてもどんでん返しは健在。連作になっている第一話「赤い水」と七話「紫の献花」が印象的。

  • どれも物悲しいストーリーだった。
    特に子どもの悪事は胸が痛む。
    今回は犬養刑事はそれほど印象的じゃなかったかな。

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著者プロフィール

1961年岐阜県生まれ。『さよならドビュッシー』で第8回「このミステリーがすごい!」大賞を受賞し、2010年にデビュー。2011年刊行の『贖罪の奏鳴曲(ルビ:ソナタ)』が各誌紙で話題になる。本作は『贖罪の奏鳴曲(ソナタ)』『追憶の夜想曲(ノクターン)』『恩讐の鎮魂曲(レクイエム)』『悪徳の輪舞曲(ロンド)』から続く「御子柴弁護士」シリーズの第5作目。本シリーズは「悪魔の弁護人・御子柴礼司~贖罪の奏鳴曲~(ソナタ)」としてドラマ化。他著に『銀齢探偵社 静おばあちゃんと要介護探偵2』『能面検事の奮迅』『鑑定人 氏家京太郎』『人面島』『棘の家』『ヒポクラテスの悔恨』『嗤う淑女二人』『作家刑事毒島の嘲笑』『護られなかった者たちへ』など多数ある。


「2023年 『復讐の協奏曲』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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