Another エピソード S

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (319ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041104989

感想・レビュー・書評

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  • Another本編とは全く違った雰囲気の作品だった。2人の物語を再び読むことができたのは素直に嬉しかったが、期待が大きすぎただけに少ししっくり来ていないのも事実。続編は少し後で読むかもしれない。

  • 面白くて一気読みしたが前半のほうが断然良い!
    ホラー感は全くなく、ミステリーかな。

    鳴が夏休み別荘に行ってた時の話。
    次回作は、もしかして想君が3年3組になっての話かなー?
    楽しみ!!!

  • Anotherのスピンオフ作品(著者は続編に近いと後書きで記載あり)で、楽しみにして読み始めた。綾辻さんらしく、今回も叙述トリックがあり、予想していても解けなかった。しっかりとした構成があり、納得感はあるが、いつもながらだまされた感は残る。Anotherを読んだ人は読んでおくべき作品だ。【満足度75点】

  • Anotherをいつか読みたいと思い、エピソード Sを手に取りました。
    本編も楽しみにしています。

  • この単行本の方は後書きだけ読んで文庫本で楽しむ

  • 本作は、綾辻行人の長編ミステリー小説『Another』の続編。前作の作中で一時期、夜見山を離れて海辺の別荘に滞在していた見崎鳴。そこで彼女が体験した"幽霊"にまつわる出来事を描く。

    2020年9月、本作の続編に当たる『Another 2001』が発売されたのだが、本作『エピソードS』を単なるスピンオフ作品と認識していた私は、『エピソードS』を読まずに『2001』を読み始めることに。読み進めていると、なにやら自分が知らない内容が既出のものとして描かれているではないか。慌てて『2001』を読み進めるのを中断し、『エピソードS』を読んだ次第。

    前作と比べて圧倒的にボリュームは少ないが、短い尺の中で綺麗にまとまっており、ライトにミステリーを楽しむ分には中々に良作。あくまで「ライト」になので、本格ミステリーを期待してはいけない。(実際、トリックや真相は"憶測"と"後付感"が入り乱れたようなものなので、人によっては「適当すぎやしないか」となるかも。)

  • 前作を読んでいたのですんなりと読めるが無駄な描写が多くオチも弱かった

  • 見崎鳴の魅力はあるけど、ストーリーにそれほど惹かれませんでした。装丁は好きです。

  • 最終的に伏線を全て回収するのが作者のいいところだと思う。怖さはあまりない。悲しさが大きい。

  • ホラー。ミステリ。
    帯やあとがきには"続編"とありましたが、個人的には、外伝やアナザーストーリーという印象。
    前作とは全く違った作風です。
    正直、ホラーとしてもミステリとしても物足りませんが、Outroductionで上手くまとめて読後感はなかなか。甘めに☆3。

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著者プロフィール

1960年京都市生まれ。京都大学教育学部卒業、同大学院博士後期課程修了。87年、大学院在学中に『十角館の殺人』でデビュー、新本格ミステリ・ムーヴメントの契機となる。92年、『時計館の殺人』で第45回日本推理作家協会賞を受賞。2009年発表の『Another』は本格ミステリとホラーを融合した傑作として絶賛を浴び、TVアニメーション、実写映画のW映像化も好評を博した。他に『Another エピソードS』『霧越邸殺人事件』『深泥丘奇談』など著書多数。18年度、第22回日本ミステリー文学大賞を受賞。

「2023年 『Another 2001(下)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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