私がマッキンゼーを辞めた理由 ―自分の人生を切り拓く決断力―

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041105009

感想・レビュー・書評

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  • ・即決/即断/即実行
    ・決断に正解も不正解もない。決断にはそれを正解にしていく覚悟も含まれる。
    ・「スタンスを取る」。主張をはっきりさせることで議論が加速する。

  • 「上辺をとりつくろわず、本当にやりたいことをやる」ということの価値が遅まきながら33歳になって徐々にわかってきた自分としては、本書は自らの現状への強烈な刺激となった。早く行動を起こしたい。人生は一度だけ。

    完全に傍論だが、本書の記載の中で傷心の著者の為に家族が誕生日パーティーをひらいた旨記載があったが、子どもが失敗をしても精神的にも物理的にも受け入れられる環境を作らなければと大いに感じた。

  • 最後の章が、新しい世界へ一歩踏み出したいけど踏み出せない人へのメッセージになってて、心に残りました。
    ・自分が納得できるかどうかが大事。人の価値観と比べない。案外人は自分の事を見ていない。
    ・決断することは失うことであるが、その決断によって自分にとって最も大事ないくつかのもの(例えば、友人、家族、など)が失われないのであれば、迷う必要はない。
    ・やってみて失敗したら、また別の道を探せばよい。そんだけ。

  • 予想外。
    マッキンゼーの元、現コンサルタントの著作は経営戦略ジャンルとしてよく読むが、予想外に戦略と無関係だし、読み物としては予想外に面白かった

  • 仕事を続ける3つの条件が面白かった。自分に当てはめてドキッとしてみたり・・・
    時系列がバラバラだったのが若干分かりにくかったが、おおむね語り口は読みやすい。作者の体験がベースなので突飛な論理の飛躍もなく、納得して読み進められた。

  • マッキンゼーで働く上での心構えを持つことが出来た。
    ・Positive mental attitude
    ・初めての事を同時に2つはやってはだめ
    ・誰にとっても、出来なくて当たり前。
    ・思い切りチャレンジさせる分、失敗にも寛容
    ・多くの先輩がマイナス評価を貰っても、投げ出さずに歯を食いしばって盛り返して在籍し続けている


    目的を持って、志高く、成長に貪欲に。他人の評価を気にしない。死ぬほど鈍感であれ。

  • キャリアを考えるうえで非常に参考になります。特に高学歴で人と違うキャリアを歩むことに抵抗を感じる人ほど読んだ方がいいでしょう

  • おもしろかった。すごく思いが伝わる本だった。勇気をもらえる本である気がする。
    マッキンゼー時代の話をしながら、すごい文化は改めて刺激になった。
    ポジションをとること。すごく大事だと思う。
    決断することは何かを捨てること。
    流れるプールからあがること。
    動かないと未来はみえないこと。

    ロジカルさと感情の想いの部分がいい具合にミックスされていて、良著。
    また読んでみたい。

  • さらっと読めて、コンサルの仕事の一面がわかる。プロジェクトに入れてもらえない現実とかは他の本には出てこないので一読の価値あり。

  • 足りないことに気がつかせてくれる。バランスがいい。仕事の難しさやスタンスについては、共感するところがたくさんある。丁寧な振り返り。マッキンゼーの仕事の大変さをシェアしてくれた本はめずらしいかも。
    そう簡単に決断できないのよねえと思うし、それができるのはこの人の能力だなあと思うのだが、そういう捉え方でいいのかは正直悩む。
    本来はあっち側に行くべきだと思う。

    やっぱり揺らいだら何度も読みたくなる。

著者プロフィール

お笑い芸人
1983年生まれ。東京都出身。東京大学工学部卒業、同大学院修了。2008年、経営コンサルティング会社マッキンゼー・アンド・カンパニー・インク・ジャパン入社。
お笑い芸人になることを志し、2009年夏に退社。同年10月、芸能事務所ワタナベエンターテインメントのお笑い芸人養成所ワタナベコメディスクールに11期生として入学。現在、ワタナベエンターテインメント所属のお笑い芸人として活動中。2016年には、米大統領候補ヒラリー・クリントン氏のものまねが人気を博した。
TOEIC®990点、英検1級。

「2018年 『キャリアを手放す勇気』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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