なぜ阪神はV字回復したのか? (角川oneテーマ21)

著者 : 岡田彰布
  • 角川書店 (2013年9月13日発売)
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  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041105320

作品紹介

ここ数年不振続きで開幕前はそれほど期待されていなかった阪神タイガースだが、ふたを開けてみれば巨人と首位を争う大躍進。チームの何が変わったのか。その秘密を元監督の岡田彰布が探る。

なぜ阪神はV字回復したのか? (角川oneテーマ21)の感想・レビュー・書評

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  • 元阪神監督、岡田彰布氏の最新本です。
    喋らせると分かり難いが書かせると明快で、
    元総理大臣の大平さんのような方です。
    結局終盤負けがこんで広島と2位争いかと思わせるほど
    今シーズンだけを見れば逆V字のような形になりましたが、
    著者が執筆していた時期は
    巨人に追い付け追い越せだったのでしょう。
    岡田氏の指導理論は阪神の歴代監督の群を抜いています。
    矢野や金本、桧山、赤星といった将来の監督候補が控えているが
    是非再登板を果たしてほしい一人である。
    そもそも阪神は早稲田出身者を優遇する傾向があるので
    再登板→GMを歩む可能性は十分あると思う。
    本人も最後の最後にタテジマに未練があることを暴露している。
    他のトラキチの気持ちは分かりませんが私とは相思相愛である。
    第二次岡田政権で矢野や金本を指導者として育てることも
    元虎戦士としての責任があるのではないでしょうか。
    他の虎戦士では無理そうなので。

  • 現在のタイガースは、あくまでV字回復の兆しが見えるという段階であるということを強調している。他球団との比較も数多く織り交ぜて、フロント、現場も含めたタイガースの問題点を考察している。

  • 阪神評論本多数の岡田元監督の最新作(2013)。昨年のBクラスからの躍進の理由を解説する前半は、はっきり言ってスポーツ紙を読んでれば十分な気がしなくもない。しかし、岡田さんの文章が他の解説者と違い、スポーツ紙の1コーナーに留まらず、書籍になるのかといえばやはりその卓越した論理的文章にある。岡田さんの論理は数学のように明解で読んでいてほつれた糸が解ける爽快感があるのだ。

    この作品の白眉はオリックス監督経験を経た論理にある。阪神での輝かしい実績と、打って変わってのオリックスでの散々な結果。その内実が語られていて実に興味深い。野球の組織論ははっきり言ってビジネスでも使える。野球の監督も会社の管理職も、人を上手く使わないと成績が残せないという点で全く同じだからだ。その意味において岡田さんの成功経験と失敗経験は実に参考になる。そして、その経験は外から自分が見ている野球にあるから想像しやすく面白いのだ。要は知ってるヤツらの裏話が面白いというオマケもあるから分かり易さ100倍なのである。

  • 現在セ・リーグ2位の阪神タイガース。昨年から順位を上げた要因を元監督が熱く分析。タイガースOBであると同時にファンでもある著者ならではの見解は納得のいくものばかり。厳しい意見もファンの総意であるだろう。

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