マツリカ・マハリタ (単行本)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 423
感想 : 66
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  • Amazon.co.jp ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041105337

作品紹介・あらすじ

孤独な学園生活を送っている高校2年生の柴山祐希。ある日「一年生のりかこさん」の怪談話をクラスメイトから聞く。謎を解決するため、学校近くの廃墟ビルに住む謎の美少女・マツリカさんの下を訪れるが…。

感想・レビュー・書評

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  • その筋のファンからは『太ももミステリー』と呼ばれて愛されているらしい本マツリカ・シリーズ(笑)。

    著者の『medium』が2019年のこのミス大賞を取ったということで、『medium』を読む前に著者の人気シリーズである『マツリカ・シリーズ』を読んでおかなきゃなという軽い気持ちでで1作目の『マツリカ・マジョルカ』を読んだら思いっきりはまってしまった(笑)。

    本書はそのマツリカシリーズの第2作。
    本書も謎の美少女マツリカ様の高校生とは思えない妖艶な色っぽさが炸裂する。
    そして2作目の本書でもマツリカ様の正体は明らかにならない。

    年齢不詳で、高校の制服は着ているが実際に高校生なのかも分からない。
    それどころか本作では
      「もしかしたら人間ですらなく、何らかの怪異、もしくは主人公・柴山君の妄想が生み出した美少女では?」
    という疑惑すらうかんでくる始末。

    確かに、真昼間から高校のそばに建つ廃ビルの窓から一日中双眼鏡で学校の中を終始覗いている女子高校生なんていないよね(笑)。

    本作も1作目と同じように短編小説の体をなしているが、全編を通して読むと大きなストーリーになっている。

    2作目の本作は、1作目よりもマツリカ様の『どS』っぷりがさらに強調されている。
    そして、それに対して反発はするものの、心の中でちょっと喜んでいる『柴犬』こと柴山君の心のうちに思いっきり共感してしまう僕がいるというシチュエーションも1作目と同じだ(笑)。

      ソックスを履いた素足で自分の頭をグリグリと踏まれる感触
      ・・・そしてちょっと上を見ることができれば透き通るような真っ白の太ももとその奥には秘密の・・・

    ・・・おっと、いけない、いけない。僕としたことが・・・とりあえず2作目でもマツリカ様は、謎の美少女のままだが、続きの3作目でも正体は明かされないのだろうか?
    次も期待度マックスだ。

  • 2021/09/28読了
    #相沢沙呼作品

    マツリカシリーズ第2弾。
    今回はマツリカさんの正体に迫る。
    すでに第3弾を読んじゃったけど
    これで完結でよかったんじゃね?
    まあ面白かったし良し。

  • マツリカさんの女王さまっぷりが好きじゃない。柴山くんはいい子だと思うけど、マツリカさんに翻弄されすぎてて不憫。
    けど、一応最後まで見届けようと思う。
    今回は高梨くんもよかったし、ずいぶん回りの人に恵まれているじゃない。独特の松本さんも好きだな。

  • マツリカさん=幽霊のリカコさん?
    柴山くんが少し社会性回復。
    健全男子と艶かし女子の書き分けが良きかな。
    次作も楽しみ。

  • 弱気で何の取り柄もないダメダメな僕なのに、何故か謎の美少女にエロいお仕置きをしてもらえるし、学校でも何故かかわいい女の子が寄ってきてかまってもらえる、、、ってモテない男の典型的な願望丸出し

  • ポチくん完全にモテ期じゃん。
    前巻にも増して面白くフトモモフェチもレベルアップしている。マツリカさんの謎も(まだ少し残っているけど)解き明かされ、次巻では写真部の面々との出来事が中心になるのかな?

  • マツリカ・マジョルカ続編。
    謎の女子高生(?)マツリカさんの正体がついに明らかにっ!?

    柴山くんの優柔不断と気弱さに拍車がかかったような今作。
    正直読んでてイライラしたりも。
    でも、確かにホンの僅かずつだけど成長してたんだね。
    最終話のおわかれソリチュードで安心したしよかったわ~

    相沢沙呼はもっと評価されていもいい作家。
    次作品にも大いに期待!

  • 江戸川乱歩のエロチックで幻想の世界を思わせる作品
    相沢先生のマジカルな世界を堪能できる・・・たとえ
    前作を読んでいなくても楽しめる非日常世界における
    日常推理なので慌てて前作を予約しました(´・ω・`)

    キャラが際立っていて陰キャ柴犬(主人公)が美しい
    魔女により異次元世界から頭脳明晰なアドバイスで謎
    の解明に誘う・・・マゾの気分を味わえる作品です

  • テレビドラマ「城塚翡翠」を観てから、相沢沙耶さんが気になった。
    この本も面白かった。
    相沢沙耶さんの考える仕掛けが好きだなぁと感じた。
    他の本も読んでみたい( *´꒳`*)

  • ネガティブが過ぎて出だしは乗らなかったけど、最後は一気に来ましたね。FTMM度はさらにアップしてるし^^;
    個人的には小西さんだな(なにが?)。

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著者プロフィール

1983年埼玉県生まれ。2009年『午前零時のサンドリヨン』で第19回鮎川哲也賞を受賞しデビュー。繊細な筆致で、登場人物たちの心情を描き、ミステリ、青春小説、ライトノベルなど、ジャンルをまたいだ活躍を見せている。『小説の神様』(講談社タイガ)は、読書家たちの心を震わせる青春小説として絶大な支持を受け、実写映画化された。本作で第20回本格ミステリ大賞受賞、「このミステリーがすごい!」2020年版国内編第1位、「本格ミステリ・ベスト10」2020年版国内ランキング第1位、「2019年ベストブック」(Apple Books)2019ベストミステリー、2019年「SRの会ミステリーベスト10」第1位、の5冠を獲得。さらに2020年本屋大賞ノミネート、第41回吉川英治文学新人賞候補となった。本作の続編となる『invert 城塚翡翠倒叙集』(講談社)も発売中。

「2022年 『medium 霊媒探偵城塚翡翠(1)』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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