- Amazon.co.jp ・本 (541ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041105412
作品紹介・あらすじ
聖アリスガワ女学校の恒例行事、三泊四日の春期合宿が始まった。しかし道中、バスの運転手が倒れ、少女たちは気を失い…戦慄の連続殺人が始まる!
感想・レビュー・書評
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これほど十戒が中心におかれた小説を読むのは初めての経験(笑)
楽しむために、何度も止まって頭の中を整理する必要があったけど、古野まほろの中では、読みやすい方だと思う。
後半、子供の頃親しんだ謎謎や、ゲームブックを思い出して、ちょっと童心に返った。
あえて言うなら、こんな三河弁死滅してると思うがそこはそれ。うん。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
クローズド・サークルもの。色々な要素が詰め込まれており、読み応えがありました。ところどころに出てくる小ネタも楽しかったです。
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お話しについて行けたのか.....書評欄でお薦めでした。何とか完読しました。
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05/22/2017 読了。
図書館から。
舞台設定がいつものごとく、
入り組んでいて且つ面白い。
自分の理解が追い付かないのが、いつも悔しいわー。 -
陸の孤島を作るために、そこまでするかー!?(笑)
と、本格ミステリファンならば、誰しも爆笑するに違いない。
いっぱい人が死ぬ話で爆笑とか申し訳ないんですが。
つーか、これシリーズの2作目らしいよ。
1作目があることに気づいて、慌てて借りてきた>< -
最後まで犯人全然わからなかった。
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”セーラー服と黙示録 背徳のぐるりよざ”古野まほろ著 角川書店(2013/10発売)
(表紙:九条キヨ)
・・・聖アリスガワ女学校の恒例行事、三泊四日の春期合宿が始まった。しかし道中、バスの運転手が倒れ、少女たちは気を失い・・・目覚めるとそこは太平洋戦争が終わったことも知らない閉ざされた村であった。
少女たちは連続殺人の謎を解き、村から脱出することができるか。
・・・”八つ嘉村”オマージュと思われる作品。嘘をつけない厳格なカトリックの村人達の中から”嘘もつく”普通の人=犯人を捜し出せ!というような内容。
破局の描き方もスケールが大きく、伏線の回収も他作品と違って強引さを感じさせないものでした。
・・・でも一番の見せ場はみづき(表紙右)が半ば強引に三河弁の”通訳”をさせられるシーンか、今日子(表紙中央)が”やがて地球連邦政府の首都になるであろうカゴシマシティ・・・”などと大それた事を考えているシーンかもしれん(笑) -
個人的に古野まほろは初めて。
本書は設定が極端でパズル的要素が非常に強い(というかそれしかない?)のは正に新本格物なのだが、人物造形も意外に(?)しっかりしていて楽しめる。
パズルに走るのは著者の持ち味なのだろうが、パズル色を弱めた、展開や人物描写により重きを置いたものも読んでみたい気がする。
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