背徳のぐるりよざ セーラー服と黙示録 (単行本)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 160
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (541ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041105412

作品紹介・あらすじ

聖アリスガワ女学校の恒例行事、三泊四日の春期合宿が始まった。しかし道中、バスの運転手が倒れ、少女たちは気を失い…戦慄の連続殺人が始まる!

感想・レビュー・書評

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  • これほど十戒が中心におかれた小説を読むのは初めての経験(笑)
    楽しむために、何度も止まって頭の中を整理する必要があったけど、古野まほろの中では、読みやすい方だと思う。
    後半、子供の頃親しんだ謎謎や、ゲームブックを思い出して、ちょっと童心に返った。
    あえて言うなら、こんな三河弁死滅してると思うがそこはそれ。うん。

  • クローズド・サークルもの。色々な要素が詰め込まれており、読み応えがありました。ところどころに出てくる小ネタも楽しかったです。

  • 05/22/2017 読了。

    図書館から。

    舞台設定がいつものごとく、
    入り組んでいて且つ面白い。

    自分の理解が追い付かないのが、いつも悔しいわー。

  • 陸の孤島を作るために、そこまでするかー!?(笑)
    と、本格ミステリファンならば、誰しも爆笑するに違いない。
    いっぱい人が死ぬ話で爆笑とか申し訳ないんですが。

    つーか、これシリーズの2作目らしいよ。
    1作目があることに気づいて、慌てて借りてきた><

  • 古野まほろ『背徳のぐるりよざ』読了。村全体が第二次世界大戦の最中から隔離されている、村民全員が「十戒」を遵守していて嘘をつけない、……という極めて人工的な舞台設定で繰り広げられる連続見立て殺人。まあ、アンフェアすれすれな点もあるものの、久しぶりに読んだ本格ミステリの超大作でした。

  • 古野まほろミステリ長編。探偵女学校シリーズ二作目。
    著者独特の世界観が、斬新でありながら正統な本格ミステリと最大限マッチした傑作。
    物語として特殊すぎる状況は、超異色の作風という前提だからこそ効果的であり、そうした要素が「“why・how・who-dunit”を、探偵役を分けて、順番に、あくまで論理的に解明していく」という極めてアクロバットな謎解きに帰結する。
    「動機もトリックも自明の状況下で、犯人を証明する」という、本格への挑戦ともいえるクライマックスは、大変秀逸であり、興奮した。
    現時点の著者最高傑作であり、ここ数年の本格ミステリ最高傑作のひとつだと思う。
    5+

  • 最後まで犯人全然わからなかった。

  • ”セーラー服と黙示録 背徳のぐるりよざ”古野まほろ著 角川書店(2013/10発売)
    (表紙:九条キヨ)

    ・・・聖アリスガワ女学校の恒例行事、三泊四日の春期合宿が始まった。しかし道中、バスの運転手が倒れ、少女たちは気を失い・・・目覚めるとそこは太平洋戦争が終わったことも知らない閉ざされた村であった。
    少女たちは連続殺人の謎を解き、村から脱出することができるか。

    ・・・”八つ嘉村”オマージュと思われる作品。嘘をつけない厳格なカトリックの村人達の中から”嘘もつく”普通の人=犯人を捜し出せ!というような内容。
    破局の描き方もスケールが大きく、伏線の回収も他作品と違って強引さを感じさせないものでした。

    ・・・でも一番の見せ場はみづき(表紙右)が半ば強引に三河弁の”通訳”をさせられるシーンか、今日子(表紙中央)が”やがて地球連邦政府の首都になるであろうカゴシマシティ・・・”などと大それた事を考えているシーンかもしれん(笑)

  • 個人的に古野まほろは初めて。

    本書は設定が極端でパズル的要素が非常に強い(というかそれしかない?)のは正に新本格物なのだが、人物造形も意外に(?)しっかりしていて楽しめる。

    パズルに走るのは著者の持ち味なのだろうが、パズル色を弱めた、展開や人物描写により重きを置いたものも読んでみたい気がする。

  • (ネタバレします)

    セーラー服シリーズ第2弾。時系列的に昔の話なんね。混乱してた。
    鬱墓村っつーネーミングもすごいけど、こんだけ大掛かりなクローズドサークルを力技で作り出すのがすごい。そんでそこのキリスト教のいびつな文化の徹底で、「正直族」の村を作り出しちゃうこともすごい。こうなってくると完全にパズルだな。
    解法は前作と同じWhy、How、Whoをバラバラに解くもので、前作は割と解答が透けちゃってた気がするけども今回ははらはらでしたな。それにしても解答篇の異様さったらない。犯人何聞かれても「はい」しか言わないんだもの。読んでてなんとなくぞっとした。

    それにしても最後、もうちょっと良い終わり方でも良かったのでは…。

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著者プロフィール

東京大学卒。リヨン第三大学法学部第三段階専攻修士課程修了。元警察官僚。2007年『天帝のはしたなき果実』でデビュー。以後続く「天帝シリーズ」は、高校生、大学生を中心に熱狂的なファンを獲得。他著作に『絶海ジェイル』『背徳のぐるりよざ』『その孤島の名は、虚』など。

「2021年 『監殺』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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