背徳のぐるりよざ セーラー服と黙示録 (単行本)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 152
レビュー : 25
  • Amazon.co.jp ・本 (541ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041105412

作品紹介・あらすじ

聖アリスガワ女学校の恒例行事、三泊四日の春期合宿が始まった。しかし道中、バスの運転手が倒れ、少女たちは気を失い…戦慄の連続殺人が始まる!

感想・レビュー・書評

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  • これほど十戒が中心におかれた小説を読むのは初めての経験(笑)
    楽しむために、何度も止まって頭の中を整理する必要があったけど、古野まほろの中では、読みやすい方だと思う。
    後半、子供の頃親しんだ謎謎や、ゲームブックを思い出して、ちょっと童心に返った。
    あえて言うなら、こんな三河弁死滅してると思うがそこはそれ。うん。

  • クローズド・サークルもの。色々な要素が詰め込まれており、読み応えがありました。ところどころに出てくる小ネタも楽しかったです。

  • 05/22/2017 読了。

    図書館から。

    舞台設定がいつものごとく、
    入り組んでいて且つ面白い。

    自分の理解が追い付かないのが、いつも悔しいわー。

  • 陸の孤島を作るために、そこまでするかー!?(笑)
    と、本格ミステリファンならば、誰しも爆笑するに違いない。
    いっぱい人が死ぬ話で爆笑とか申し訳ないんですが。

    つーか、これシリーズの2作目らしいよ。
    1作目があることに気づいて、慌てて借りてきた><

  • 隔絶された孤島にある聖アリスガワ女学校、表の顔はヴァチカン直轄の厳格なミッションスクールだが、実は極秘のミッションをもった探偵養成学校だった。シリーズ第2作は、武田の落ち武者伝説が残り、世界対戦時に外界から隔絶された隠れ切支丹の末裔が住む村で起こる連続殺人事件。村人全員が信者で十戒の教えを厳格に守るため、全員が嘘をつかない人たち。果たして誰が嘘をついたのか、誰が犯人なのか。ちょいちょい小ネタを仕込んだ完全なロジカルミステリに、フーダニット、ハウダニット、ホワイダニットの三人が挑む。

  • 古野まほろ『背徳のぐるりよざ』読了。村全体が第二次世界大戦の最中から隔離されている、村民全員が「十戒」を遵守していて嘘をつけない、……という極めて人工的な舞台設定で繰り広げられる連続見立て殺人。まあ、アンフェアすれすれな点もあるものの、久しぶりに読んだ本格ミステリの超大作でした。

  • 古野まほろミステリ長編。探偵女学校シリーズ二作目。
    著者独特の世界観が、斬新でありながら正統な本格ミステリと最大限マッチした傑作。
    物語として特殊すぎる状況は、超異色の作風という前提だからこそ効果的であり、そうした要素が「“why・how・who-dunit”を、探偵役を分けて、順番に、あくまで論理的に解明していく」という極めてアクロバットな謎解きに帰結する。
    「動機もトリックも自明の状況下で、犯人を証明する」という、本格への挑戦ともいえるクライマックスは、大変秀逸であり、興奮した。
    現時点の著者最高傑作であり、ここ数年の本格ミステリ最高傑作のひとつだと思う。
    5+

  • 最後まで犯人全然わからなかった。

  • 嫌な事件だったね……。
    あまりにもシステムチックに御膳立てされた条件は、どうしてもゲームシステムのようにしか思えずに。
    見立てで殺される人選と十戒に間違いがあるのは、結構あっさりと気付けた。
    焙煎の尼のネタの仕込み、あんまりじゃないかね……。

  • ”セーラー服と黙示録 背徳のぐるりよざ”古野まほろ著 角川書店(2013/10発売)
    (表紙:九条キヨ)

    ・・・聖アリスガワ女学校の恒例行事、三泊四日の春期合宿が始まった。しかし道中、バスの運転手が倒れ、少女たちは気を失い・・・目覚めるとそこは太平洋戦争が終わったことも知らない閉ざされた村であった。
    少女たちは連続殺人の謎を解き、村から脱出することができるか。

    ・・・”八つ嘉村”オマージュと思われる作品。嘘をつけない厳格なカトリックの村人達の中から”嘘もつく”普通の人=犯人を捜し出せ!というような内容。
    破局の描き方もスケールが大きく、伏線の回収も他作品と違って強引さを感じさせないものでした。

    ・・・でも一番の見せ場はみづき(表紙右)が半ば強引に三河弁の”通訳”をさせられるシーンか、今日子(表紙中央)が”やがて地球連邦政府の首都になるであろうカゴシマシティ・・・”などと大それた事を考えているシーンかもしれん(笑)

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著者プロフィール

東京大学卒。リヨン第三大学法学部第三段階専攻修士課程修了。元警察官僚。2007年メフィスト賞受賞作『天帝のはしたなき果実』でデビュー。高校生、大学生から支持されている「天帝」シリーズの他著作に『絶海ジェイル』『外田警部、カシオペアに乗る』『その孤島の名は、虚』など、上質の本格探偵小説を発表し続けている。

「2018年 『おんみょう紅茶屋らぷさん ~この一杯に、すべてを~』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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