ロードス島戦記 豪華版 灰色の魔女

  • KADOKAWA (2013年10月28日発売)
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本棚登録 : 51
感想 : 3
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  • 本 ・本 (336ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041105429

作品紹介・あらすじ

魔神戦争から30年、呪われた島ロードスに再び戦火の影が落ちる。正義を胸に仲間たちと武者修行の旅に出たパーンは、大いなる運命に立ち向かうことになる――。ファンタジーの金字塔が大幅加筆されて登場!

感想・レビュー・書評

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  • 中学生くらいのころ、夢中になって読んだ覚えがあります、全7巻のシリーズ。
    こちらは加筆版となりますが、テイストはそのままに、、懐かしかったです。

    国産の洋風ファンタジーの走り、になるのでしょうか。
    “灰色”の概念に、当時はなかなかに衝撃を受けた覚えがあります。

    これをきっかけに『指輪物語』や『エターナルチャンピオンシリーズ』、『モモ』、
    『はてしない物語』といったファンタジーの扉を開いたので、感慨深いシリーズでもあったり。

    国産では他に、『アルスラーン戦記』や『フォーチュン・クエスト』もありました、
    こちらはどちらもまだ終わってないのかな、、閑話休題。

    まぁ何故か、塩野さんの『ロードス島攻防記』を含む三部作や、
    『チェーザレ・ボルジアあるいは優雅なる冷酷』などにもつながったんですけどね。

    内容としては、所々で微調整が入っている感じですが、、
    一番大きいのは、カシュー王について深掘りされている点でしょうか。

    王になる前の時代、大陸での剣闘士や冒険者時代について言及されています。
    今後、今までは触れられてなかった“ルーツ”も出てくるんですかね、、となんとなく。

    こちらは特装版ですが、文庫の加筆版も随時発売されるようです。
    久々に再読がてら、読み比べてみたくなってきました、、

    そういえばムアコックの新装版も宙ぶらりんだったなぁ、と思いだしました。

  • 中学生か高校生の頃に読んでファンになった作品です。
    今読んでも面白い。ひさしぶりに続きが読みたくなりました。

  • ロードス島戦記シリーズ

    ギムの旅立ち。ザクソンの村はずれに住み着いたゴブリンを退治に向かうパーンとエト。スレイン、ギムとの出会い。ロードスの混乱の原因を探るために旅に出る一行。アラニアの首都アランの祭りの夜に出会ったディートリット。20年ぶりに出獄したウッド・チャック。アラニア王暗殺計画の阻止。カノンに侵攻したマーモ。ヴァリス郊外でのフィアンナ王女救出。「最も深き迷宮」跡地に塔を建て住むウォート。カーラとの会見。英雄戦争。カーラとの決戦。

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著者プロフィール

1988年刊行の「ロードス島戦記」(スニーカー文庫)でデビュー。以降、「魔法剣士リウイ」シリーズ(ファンタジア文庫)、「クリスタニア」シリーズ(電撃文庫)などで、ファンタジー小説の旗手として活躍する。

「2018年 『グランクレスト戦記DO 英雄の系譜』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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