さとり世代 盗んだバイクで走り出さない若者たち (角川oneテーマ21)

著者 :
  • 角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (243ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041105436

作品紹介・あらすじ

「さとり世代」という言葉が流行語となっている。消費をしない、上昇志向がない、恋愛に淡白、などの特徴を持つ現代の若者たちは、現実を受け入れ「悟っている」のだという。30時間超の徹底討論でその実態に迫る

感想・レビュー・書評

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  • 私は、「ゆとり世代」という言葉が嫌いだ。

    大人の側の都合で学ぶ内容が少なくなった世代を悪意を持って区別した呼び方をしているからだ。

    自らの努力ではどうしても挽回の出来ない問題
    。その角度で見ると、在日コリアンの問題とも同様であるといえる。

    本書では、いわゆる「ゆとり世代」は、バブル後の不景気の中を育ち、その中で生活をする大人たちの様子を見て「さとった世代」だと述べている。

    数多くの大学生とのやりとりの中で、この「さとり世代」を浮き彫りにしていくやり方は面白い。また巻末のバブル世代との討論も違いがはっきりして良かった。

    最新のLINEやFacebookが若者に与えている影響も討論の中にありとても興味深かった。

    さとり世代とコミュニケーションに困っている方も困っていない方も一読を。これからの未来を支える日本の若者の本音が知ることができます。

  • ・情報がありすぎて自分のパワーが散漫している感覚がある。思い込めない分上の世代と比べるとパワーは減っているんじゃないかと。
    ・前略プロフ?
    ・超高付加価値≠高単価
    ・さとった風世代、わかった風、既視感
    ・かんきつ系のサークルは飲まされる
    ・「情報病」三浦展共著
    ・メンタル強い→ほめてない?イタイ?
    ・3低→低リスク、低依存、低姿勢
    ・さとった風で失っているのは「行動力」と「無駄」

  •  図書館より

     マーケティング畑の著者と大学生たちとの座談会形式で現代の若者について語られています。

     司会者でもある著者が誘導しているな、と思ったところもなくはないですが、全体的にはうなずけるところが多かったなあ、と思います。

     この本で面白かったのはさとり世代VSバブル世代と題された章。バブル世代の当時の感覚について大学生たちが聞くのですがそのずれっぷりが面白い。

     大学生の一人が「バブル世代に何も言われたくない。俺たちのこと分かるはずもない」ということを言っているのですが、なんとなくそれには完全同意してしまいました。

     ゆとり世代、さとり世代という言葉もなんだかんだで結局は社会的に強者で多数派の大人たちが自分たちの生まれた時代、生きてきた時代に当てはめて考えようとするから、
    今の若者の嗜好や考え方と自分たちの考え方のずれが理解できず○○世代という言葉でひとくくりにして納得しようとしているような、そんな気がしました。

  • 微妙にさとり世代。


    分かる…分かるよ、その通りだよ。
    納得し過ぎて唸りながら読破。


    なんでも「めんどくさい」し、「大してなにも欲しくない」から「あんまり頑張りたくないし」「ていうか、ぶっちゃけ普通でいいし。偉くもすごくも、なれなくてもいいし。それで幸せだし」


    でもそれじゃダメだと思うんだよね。
    こうやって客観的に分析されると、
    この世代、このままじゃマジヤバイだろって思うよ…。


    なんか…頑張らないのは楽でいいし
    欲しがらなければ辛くないからそれで我慢出来るんだけど、
    一生懸命になれないっていうのは苦しいな。
    でもそういう夢を持てないのが今って時代なのかな、とか……。



    いや別にそんな深刻な話じゃなかったんですけどねっ
    楽しくサクッと読める今時の若者あるある本です。

  • ゆとり世代=さとり世代として、博報堂の若者研究室に集う大学生60名くらいに、自分たちの世代や価値観について語ってもらった本。大人数のディスカッションみたいになっているので、とても読みやすかった。

    僕はポスト団塊世代ジュニアという年代になるのだが、さとり世代の若者たちの価値観にすごく共感出来た。彼らは何も特別ではなくて、ただ時代背景に即した考え方をしているだけだと思う。

    それにネットやSNSが普及した後の世代特有の縛りなども影響しているらしい、このあたりは自分が学生時代にはなかったものなので、とても興味深かった。

    読み物としても今の20代前後の若者たちの生態や価値観を知る意味でも、とても面白くて有用な本だと思います。

  • 「現代は物事をネットで鳥瞰的に見れるので、経験したと勘違いしてしまう」

    飲み会4回分の1万円と、旅での1万円や教科書代の1万円は同じ価値なのか?

  • うーん、確かにそういう世代なのかもしれませんが、
    おもしろくないですね。
    までも起業するやつとかもいるし、いろいろですかね。

  • 中々正直な感想が並んでよい、無駄と行動力が無くなったのは確かに言えてますね

  • 大学生とも関わることも多いが,コスパが何より大切という感覚を持っているというのは,何となく解るかな.「意識高い系」という言葉があるのを初めて知った.バブル世代とさとり世代の対談は純粋の面白い.

  • 博報堂で若者の文化を研究してる著者が、座談会形式で「さとり世代」と語った一冊。

    さとり世代について知るというよりは、今の若者の考えについて知るという感じ。

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著者プロフィール

マーケティングアナリスト

「2022年 『Z世代に学ぶ超バズテク図鑑』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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