- Amazon.co.jp ・本 (187ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041105610
作品紹介・あらすじ
学校で執拗ないじめにあい、悲惨な学生時代を過ごしてきた美幸。社会に出て出合った男に自分と同じ境遇を感じて無償の愛を捧げることを誓う。やがてその愛はエスカレートし、彼を悲しませる要因を排除していくが…。
感想・レビュー・書評
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放送作家鈴木おさむ氏の小説。妻の大島美幸氏のイジメに対する復讐心を描いてみようと思ったのがきっかけとか。中学からイジメにあい人生に期待を持たないと決めた主人公の愛の形。いじめの罪の重さだけが印象的。
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上司への嫌がらせの方法がとても参考になるw
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引っぱる割に美幸の犯罪が重くなくて拍子抜け。男の人にとっては辛いかもだけど…。
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一気に読んでしまいました。
読み終えて、鳥肌が立って気持ち悪くなりました。
とてもグロテスクな部分があります。
そして、壮絶です。
目次の顔晴(ガンバル)を見て、造語にひかれて読みだしたのですが、いじめであったり、人も心のひだに吞まれていきます。 -
なんで読もうと思ったんだか?忘れるくらい前~に予約してやっときた。なるほど、こういうお話でしたかー。いや、なかなか面白かったです。舞台のために書かれた本なんですねー。愛って、人それぞれだけど、コワいわーw
ところで著者の鈴木おさむさん、背中にホントに「美幸」ってタトゥーいれてるんですねー!いやー、コワいわーwww -
伏線は必ず回収してくれる
2回読み直したい本 -
学校で執拗ないじめにあい、悲惨な学生時代を過ごしてきた美幸。
中学時代のいじめの描写には心が痛みましたが、社会人になってからの復讐は期待していたほどではなく、むしろケチ臭いという印象。相手を精神的に追い詰めるには十分だったんでしょうが、前評判から期待し過ぎていたのかも。
結末もやや都合が良かったように思います。終盤になって分かった真実にはなるほど、と納得はしました。 -
舞台を二度見に行った。
鈴木おさむは嫌いだけどこの話はよくできていて好きです。 -
美幸がどんな犯罪を犯したのか気になってどんどん読み進めてしまった。
発端はどこにでもありそうなイジメの話。
それが美幸の人格を作り上げ、事件になっていく。
ある意味ここまで他人のためにできる美幸は純粋なのかもしれない。
女子のイジメの心理をここまで描けるのは、奥さんの実話も下敷きになってるんだろうな。