かぐや姫の物語 ビジュアルガイド (アニメ関係単行本)

  • 角川書店
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本棚登録 : 49
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (115ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041105689

作品紹介・あらすじ

高畑勲監督14年ぶりの新作「かぐや姫の物語」を完全解説。ビジュアル満載のストーリーガイドや、キャスト、スタッフインタビューのほか、本作品限りのジブリ「第7スタジオ」にも潜入!

感想・レビュー・書評

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  • この映画観て、人生変えるテンションを手に入れて、
    実際動き出しちゃいました。

    はじまって10分も経たないうちでしょうか。
    翁がかぐや姫を竹の中から取り上げる前に、手をごしごしと自分の服でふいていたあたりで涙腺決壊。
    人間のあり方や、その人の人柄や、
    その描き方にやられて、あんまりにも暖かくて泣けた。

    この「かぐや姫」のテーマが、あの日の私にはかなりぐっと来た。
    辛いこと、悲しいこと、そういうこと込みで生きる喜びなのだということ。
    心も体も、全身を使って生きるということ。
    地球に生を受けたものは自分を生ききっているか。

    こんなことをびしびし感じて、
    自分の殻を自分で作ったり、傷つくことから自分をガードしたり、
    そんなこと、本当にもうやめちまおうと思った。

    できてないこと
    かっこわるいこと
    ださいこと

    自分を生きるのは、それをみんな認めてやることを避けられない。

    今、この映画に出会えてよかった。
    心と体で全身で観ることができる映画だった。

  • 「風立ちぬ」のときは買い逃したので、本屋から消える前に勢いで購入した1冊。

    制作の裏側が気になる人、作り手の情熱に触れたい人は読むべし。
    映画の内容がかなりネタバレであるので、映画を観ていない人は注意。

  • ほろり

  • 劇場で映画を。

    全く理解不能。かぐや姫へ全く惹かれない。唯一良かったのは大荒れで「海は必ず静まる」と言う漁師と付き人の丸っこい女。

    なんとか兄ちゃんとかぐや姫が一緒に空をとぶシーンだけど,これはセックスだよね?えぐすぎる。

    予告編で流れたかぐや姫が走るシーンだけは見ごたえありましたが,予告篇以上のものは残念ながら無し。

    かぐや姫は帰りたくないと行ったが僕は早く家に帰りたかった。

    原案の竹取物語のストレートな人間心理がこねくり回されて,ゆがんでしまい誰も共感できなくなってしまった感。

    かぐや姫の顔がはだしのゲンにずっと見えていた。かぐや姫の魅力が描かれなかったのが残念。

  • 2013年公開
    監督 : 高畑勲

    竹から生まれた一人の女性の数奇な運命を描いたお話。

    想像以上によかったです。
    生に対する圧倒的なこだわりと描写の力強さを、
    野山と宮中、地上と月上の対比に浮き彫りにさせていく、
    そこにかかわる人々の違いに描いていく感性に、
    知らず知らずのうちにほだされていくような作品でした。

    なんのために自分はこの世に降り立ったのか。
    普遍的なテーマに、哀しさをもって向き合った、そんな作品かと。

  • 映画「かぐや姫の物語」監督 高畑勲 として

    135分なにか物語を超えてしまった躍動するアニメーションを必死に目で追っていた。他のジブリ作品には無いものを感じた。
    癒され、楽しみ、そして恐怖するその画と物語を口あんぐりで観てしまった。とても不思議な映画。

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