- Amazon.co.jp ・本 (395ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041105832
感想・レビュー・書評
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相馬と鑓水、修司のシリーズ。小6の夏に友達が行方不明になった相馬。そして現在の少女誘拐事件に同じ痕跡が。2つの事件は繋がっているのか?→前作「犯罪者」とはまた違った面白さ。たくさんの謎を解きたくてぐいぐいページが進む。もう帰らない、少年時代の夏の思い出の描写が素晴らしく、そしてその後を思うと切なく悲しい。あの日、少しでもいろんなタイミングが違っていたらやり直せたのか?//=|の読み方はすぐにわかった。最後に依頼者のために本気を出す鑓水が良かった。
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前作『犯罪者』から繋がっている魅力的な主人公3名の虜です
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社会の歪みに不運にも巻き込まれてしまった家族。それぞれの人生にとても心が痛んだ。これは小説だとわかっているから救われる部分もあり、だが現実に冤罪はある。そして現実の痛みは計り知れない。
下地にある「現実に起こった事件」代表的なものはドキュメンタリー等で知ってはいたが、もう一度目を向け、冤罪について自分なりに考えてみたい。遅ればせながら2020年末にこのシリーズに出会えて良かった。 -
おもしろい。後半から登場人物が複雑に絡み合ってどんどん読ませる。
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読むの時間かかったー面白い
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面白かった〜余韻がすごい
100パーセントのうちの数パーセントが重なりすぎてるのはさておいても。
こういう小説読む度に警察ってこんな腐りきってんのって思ってしまう
犯罪者の方も読みたい -
こんなに泣きながら読んだミステリーは初めてかもしれない。悲しさ、悔しさ、虚しさ。
読み始めてすぐ、「何かの続編かも…」と気付いたけど、もうすでに引き込まれてたのでそのまま読んじゃった。前作、これから読む。 -
脚本家出身だけあって、テレビドラマの脚本のような小説。
失踪時の尚の描写は素晴らしいと感じたが、その他は登場人物の性格や背景が曖昧で感情移入しにくい。深みはないがつまらないというわけでもない。標準作