大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない (角川oneテーマ21)

著者 : 山内太地
  • 角川書店 (2013年11月9日発売)
3.25
  • (0)
  • (10)
  • (5)
  • (5)
  • (0)
  • 本棚登録 :69
  • レビュー :12
  • Amazon.co.jp ・本 (213ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041106228

作品紹介

世界中が競う大競争社会のなかで、日本の大学教育はその期待にまったく答えていない。このままでは、欧米はおろかアジアの国々にも教育水準で大きく劣ってしまう! 日本の大学教育の現状と対策を考える警告の書。

大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない (角川oneテーマ21)の感想・レビュー・書評

並び替え:

表示形式:

表示件数:

  • 【資料ID】161851
    【分類】377.21/Y46
    社会科学のコーナーに並んでいます。

  • 日本の大学やそれを取り巻く環境が変わらなければこの先不安だという著者の危機感や、それらが変わらない(変われない)ことに対する閉塞感は、私が日本社会に感じる閉塞感に近く共感した。海外の複数の大学・学生を取材しているため、主張にはある程度の説得力があり、新しく知ることも多かった。このような本を出版することで著者の肩書きである『教育ジャーナリスト』としての仕事は十分に果たせていると思う。今後も精力的に活躍されることを期待する。

  • 日本の名門大学に行くなら海外の名門大学に行ったほうがいいと、それを学部教育の違いから説明してる。また、名門大学に行ける学力がないとしても、日本の良質な中小大学やらフィリピン留学を勧めてる。正直日本の大学には潜ったことしかないから比較しようがないんだが、でも米国のそれなりにいい大学で学部教育を受けた身としては本書で書かれてることには納得することが多い。それにフィリピン留学の利点とか、マレーシアで起きてる学園都市の建設だとか、これ読むまで知らんかったな。

  • #読書開始
    ・―
    #読了日
    ・2014/1/30,2017/5/3
    #経緯・目的
    ・著者のセミナーを受講したため、購入。
    #達成、感想
    ・山内氏は常に鋭く大学の課題を指摘し、持論を展開している。
    ・大学関係者として恥ずべき内容が多いが、自覚するからこそ改善の提案をすべき。
    ・当著で気づいたことを提案としてまとめること。そこから動きたい。
    #オススメ
    ・大学生、高校生にオススメ。

  • すべての人は等しく教育を受ける権利があるという正論を置き去りにしている世の中、こういう視点から問題提起もありではと思います。

  • グローバル化に対応するには日本の今までのやり方ではダメ、というのは解った。但し、能力のある子の場合。モンスターペアレント出現も学校の経済化による教育のサービス化。サービスなら"消費者"が権利を主張するのは合点がいく。

  • 縦(大学の歴史)、横(外国との違い)から日本の大学を分析し、現状の大学の内部事情(教員、職員、学生)を理解した上で、実現可能な提案が詰まっている。

  • 縦(大学の歴史)、横(外国との違い)から日本の大学を分析し、現状の大学の内部事情(教員、職員、学生)を理解した上で、実現可能な提案が詰まっている。

  • ≪目次≫
    まえがき
    序章   なぜ偏差値60以上の大学がいらないのか?
    第1章  日本のエリート大学と米国のエリート大学
    第2章  アジアに負ける日本の大学
    第3章  世界で学ぶ日本人学生たち
    第4章  勝ち残る日本の大学生
    第5章  日本の大学のウソに我々はどう立ち向かうのか

    ≪内容≫
    大変ショッキングな内容の本。私は多くの本や周りの状況からある程度予想はできたが…。しかし、フィリピンの大学のハイスペックな状況やUAEの政策(石油の枯渇を見越してグローバルな教育を誘致する政策)などは知らなかった。
    日本は資源のない国なので、人的資源の育成は急務だが、「古き良き時代」をまだ夢見ている政治家の旧態然とした政策、それを立案する既得権益にしがみつく官僚、そして超古き良き時代(しかも内容を勝手によく解釈している)大学の教授会などは、こうした本を読み、自分の都合だけ、自分の利益だけを考えるのではなく、ちゃんと日本の将来(たぶん50年後は3流国以下だね)を考えるためにも、こうした本を読んでほしい。

  • 日本の大学教育は改革が遅れていると、ささやかれてからかなりの年月が立つ。各大学も、グローバル、global、って必死に改革をアピールするものの、肝心の先生一人あたりの生徒数が一向に改善されない。お金のかかる入試システムも相変わらずで、大学職員の高給に廻っているという批判も。アジアへの留学は、ここ数年学校現場でも話題に上るようになってきた。学費、滞在費が安く、コスパが高いからだ。内向きの日本人の意識を外に向けさせるには、確かに留学が最適なのだが、その基盤を教育する大学教育には、さらなる改善を期待したい。これは翻って、高校教育にも言えることだが。

全12件中 1 - 10件を表示

大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない (角川oneテーマ21)のその他の作品

山内太地の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
トマ・ピケティ
伊賀 泰代
有効な右矢印 無効な右矢印

大学のウソ 偏差値60以上の大学はいらない (角川oneテーマ21)はこんな本です

ツイートする