謎と暗号で読み解く ダンテ『神曲』 (角川oneテーマ21)

著者 :
  • 角川書店
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本棚登録 : 94
感想 : 7
  • Amazon.co.jp ・本 (251ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041106259

作品紹介・あらすじ

ダン・ブラウンの最新作『インフェルノ』のモチーフとして注目を集めるダンテ『神曲』。謎と暗号に満ちた「世界文学の最高傑作」を、豊富な図版と共にわかりやすく解説!

感想・レビュー・書評

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  • 改めて、そうか、そういえば、アレもコレも元ネタは神曲だったのね、と。

    プリモ・レーヴィも出てきて、ちょっと驚くなど。

  • 岩波版でわからなかったところがわかった。

  • 神曲を読むのはちょっとという人はこれで。

  • - 誰かのある作品が読み継がれ、多くの人々の手で写本として書き写されたなら、それは作家やテクストのアピールする力や重要性が非常に大きかったことの証左だ
    - 人間は誰もが知ることをよくするのであり、「学問・科学」がこそが我々の魂の完成であり、そこに我々の幸福が存すると。けれども、実際には、この最も高貴なる「完成」を、多くの人がいろいろな事情で手にすることができない、と述べる
    - 知りたいという望みをもちながらも、知や学問の場に直接に関わることのできない読者のために自分は恋愛詩を書くのだという

  • 2014.12.20

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著者プロフィール

1963年東京都生まれ。イタリア文学者。東京大学大学院人文科学研究科博士課程修了。ボローニャ大学大学院博士課程修了。現在、東京大学大学院総合文化研究科教授。著書に『謎と暗号で読み解くダンテ『神曲』』(KADOKAWA)、訳書にアンナ・マリア・オルテーゼ『悲しみの鶸』、アントニオ・タブッキ『イタリア広場』(以上、白水社)など。

「2020年 『まっぷたつの子爵[新訳]』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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