キャリア警部・道定聡の苦悩 (単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 204
感想 : 37
  • Amazon.co.jp ・本 (351ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041106358

作品紹介・あらすじ

思わぬ不祥事のあおりを受け、まさかの警視庁捜査一課に配属されることになったキャリア警部、道定聡。変わり者の美人刑事・山口ヒカルとコンビを組まされ、戸惑いながらも5つの難事件に挑んでいく!

感想・レビュー・書評

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  • 冴えない容姿のキャリア警部道定聡
    群馬県警高萩署総務課長の時とんでもない不運の見舞われる。
    部下が汚職収賄事件を起こす
    そのとばっちりで、警視庁捜査一課へ赴任
    相棒山口ヒカル
    凄まじい美人だが、人格が最低で人としても最低
    パートナーは4年で9人代わっている。
    長続きしない、転属願いを出すか、辞めるかのどちらか
    捜査が面倒くさい。何かしら結論が出ればそれでよかった。
    そういう種類の刑事である。
    そんな二人がコンビを組み次々と事件を解決していく

    『Gの密室』 
    ベテラン経理OLが新築マンションを購入し引っ越した直後にベランダから飛び降りる……。
    『アリアドネの罠』
    新興宗教団体聖真理教の大教祖大泉荘城の刺殺体が発見……。
    『元気すぎる死体』
    藤井沙織は4年間付き合った不倫相手長松政人を刺殺したと自主して来たが、
    被害者宅へ行くと死体が無い……。
    『ダブルフェイス』
    女子高生デリヘル嬢奈美は、お店に保護に来た道定に見逃してもらうため、
    昨夜行った白金の家の隣の家で殺人事件を目撃したと話始める……。
    『落人の首』
    連続殺人事件の犯人を栃木県の山奥の大鬼山村に引き取りに行くと首なし死体を発見する……。
                         

    コメディな警察物
    道定聡警部と山口ヒカルどちらが主人公なのか……!?
    キャラにも共感する事が出来なかった
    タイトルの苦悩がマッチしない感じ

    さらっと軽い感じで読めました。

  • 東大卒で警察庁に採用されたエリート中のエリート、道定聡、25歳。
    将来を約束されたキャリア組として群馬県警に配属され総務課長を務めていたが、ある日、部下の不祥事により責任を負わされることになる。
    異動先は、まさかの警視庁捜査一課強行犯三係だった。
    道定は新米刑事として、スタイル抜群の美人だがまったくやる気のない山口ヒカルとコンビを組まされることに。
    何も分からないまま、新宿で起きた高層マンションOL飛び降り事件の現場に向かうが…。(第一話「Gの密室」)
    ミチサダ&ヒカルの“迷”コンビが、完全犯罪と思われた5つの難事件に挑む!
    (アマゾンより引用)

    この女刑事さんが性犯罪系に固執する理由とかあるのかと思ったら特になかった。

  • キャラがどれも中途半端でつまらん。
    2017.6.27

  • 女刑事があまり魅力ない。

  •  キャリア刑事とトンデモ女刑事。最初はいいが、パターンが同じなので飽きてきます。

  • (収録作品)Gの密室/アリアドネの罠/元気すぎる死体/ダブル・フェイス/落人の首

  • かっこよくない警部が主人公だけど真面目で不器用で冴えないのにこういう警部も必要かなと思う。
    山口ヒカルのぶっ飛びもインパクトあるけど道定の存在地味だけどあってこそ。
    出世しなくていいから現場で頑張れ、と言ったら可哀想かな。

  • 頭脳明晰だが見た目はイマイチのキャリア警部が部下の不祥事で捜査一課に回され、美人でスタイル抜群だが全くやる気のない女刑事と組むことになる。
    これまで彼女と組んだ刑事が何人も辞職したり異動を願い出たりしたほど問題アリの女性という設定。

    でも設定ほどひどくないと言うか、ひどさが感じられない。

  • うーん、暇つぶしにはなったかな。。

    童貞警部のくだりはおもしろかった。
    けど、実際はどうなのか、、気になるーっ。

  • キャリア警部・道定聡と美人警官・山口ヒカルのコンビが難事件を解決する短篇集だが、ゴキブリが鍵を握る「Gの密室」、双子の兄弟のどちらが犯人かを探る「ダブル・フェイス」が面白かった.最後の「落人の首」も良かったが、全編とも読んでいるうちに結論が分かるので、少しがっかりする感じだ.

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著者プロフィール

1961年、東京都生まれ。成蹊大学文学部卒業後、出版社に入社。2001年、『リカ』で第2回ホラーサスペンス大賞を受賞し、翌年デビュー。著書に、『1985年の奇跡』『交渉人』『安政五年の大脱走』『パパとムスメの7日間』『相棒』『年下の男の子』『ぼくたちのアリウープ』『7デイズ・ミッション』『PIT 特殊心理捜査班・水無月玲』『ウェディングプランナー』『ぼくたちは神様の名前を知らない』『スタンドアップ!』『愛してるって言えなくたって』『奇跡を蒔くひと』などがある。

「2023年 『天保十四年のキャリーオーバー』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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