ぼくは〈眠りの町〉から旅に出た (単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 103
レビュー : 22
  • Amazon.co.jp ・本 (252ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041106501

作品紹介・あらすじ

“ぼく”を忘れていた“ぼく”は、大切な言葉をすこうしずつ取り戻しながら、この箱庭の世界から飛び出すため<旅の仲間>を求める。世界に気づく、自分を知る、友を作る。“それ”は癒しか、傷となるのか――。

感想・レビュー・書評

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  • ボクを忘れたボク
    みんな名前も覚えてなくて、でも何かが足りない気がして旅の仲間を見つけて全てが分かるところを探す。

    話を整理する、天真爛漫、すぐ休みたがる、冷静なボク
    ずっと旅を続けて真実に辿り着く。
    ボク達は生まれ変わる前の魂。みんな一緒の肉体に生まれ変わる試験だった。
    色々な性格が混じりあって一人の人間になっていくんだな。

  • 哲学的な本でした。
    始めはそうは思わずに、ファンタジーかしらと読んでいたけど、最後に近づくにつれて、そしてエンディングは、哲学要素いっぱいな物語でした。

    こういうのもたまにはいいかもね。

  • 人が複数人いて歩いて行く、というのがこんなに面白いものなのだな、と思った。
    モヤモヤとしたシチュエーションで結論もない物語に触れることが多い昨今、ラストにキチンと物語を読み終えたカタルシスを与えてくれたことが嬉しい。

  • ふわふわ楽しい世界で何も考えないまま生きていた男の子がとある男性と出会い<ねむりの町>を出ていく。その先で出会った三人の仲間とあらわれた鳥の後を追いながら自分たちに欠けている、もともとあったはずの知識や言葉、感情を取り戻していく。その旅の最後に待ち受けていたものは転生。という話。

    最後の「ぼくたちは一人じゃない。生きていてつらくなったら思い出そう。」みたいなところは素敵だな~と思ったけれど、壮大な大人向けファンタジーと言い切るには短く淡々としていて、子供向けというには輪郭がぼやけている印象で、いっそどちらかに振り切っていればもっと面白かったのかな~と思いました。

  • 読んでいる最中は、物足りなさを感じました。
    が、読みおわって何ヵ月もたっても、ふとこの物語のことが頭をよぎります。
    印象に残っている夢のような感じです。

  • 世界に気づく、自分を知る、友を作る。“それ”は癒やしか、傷となるのか―

  • 話の流れとしては、住んでいたところから出発して、仲間を探しながら旅をしてという、王道RPG感。何を忘れているのかを思い出しながら、最後に明かされる答え。そんなのもいいなと思った。

  • もう一度やり直すくらいなら、生まれ変わるほうがいい。

    身体が無くても、魂だけで存在することができるなら、

    そちらのほうを選ぶこともあるかもしれない。

    いまは身体も魂も両方を持つ人間でいられるとき。

    未来は一瞬先になくなっているかも知れない。

    振り返れば、持ちきれないほどの過去を積み重ねている。

    記憶の淵に沈んでしまったものもあるけれど、

    イメージとして焼き付いて離れないものもある。

    同じなのかも…性というものは変わらないのかも。

    そうだった…いつ終わってしまっても構わない。

    できることは、ただ思いを積み重ねて生きていくだけ。

    いつか必ず終わる、そのときまで。無くなるまで。

  • 「黄金の王 白銀の王」のあとに読んだのでギャップがありすぎて感想書けない。

  • さくさく読めた。なるほどぉって結末

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