- Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041106518
作品紹介・あらすじ
広い世界を、己の足だけをもって渡る小さな<わたし>。その<わたし>だけが果たせる任務がある――。世界を変える、“それ”は死神か福音か。『黄金の王 白銀の王』の著者が贈る、新しい社会・懐かしい未来!!
感想・レビュー・書評
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ただのSF、もしくは軽いホラーを思わせる作品かと思いきや読んでいく中で生活の温かさ、自身の持っている不満を代弁してくれるような文章があり、読んでいて心地よかったです。
個人的には最後まで引っ張り続けた事実、そして何が私たちを時にしんどく感じさせているのか、1つ提示してくれたように思えました。
私の現状も含めて今読むべき作品でしたね。
自分に合うものを、便利さなのか?
完全に空想に寄っていきそうな感じから、人が求めそうなところのバランスが良い。
世界が分断と聞くとおとぎ話だが、ある意味で私達も選択をして適応する場所を探せるのかなと。詳細をみるコメント0件をすべて表示 -
自分にとっての幸せは何か。
日頃から考え巡らせていることを
そういう視点から!?という
ちょっと想定外な発想で読ませて貰った。
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ファンタジーかSFなのかは分からないけど
ファンタジー好きとして
ファンタジーとして楽しい物語。 -
25:沢村さんの新刊。シリアスどっしりファンタジーではなさそう、と思っていたけど、ファンタジーというよりはSFに近い気がしました。一瞬、某雨男の死神を思い出したけど、そういうことだったのねと最後まで読んで納得。
ただ、物語の設定としては……どうなんだろう? -
久しぶりに頭の先までファンタジーに浸かった気がする。
設定がとても丁寧で、次第に解き明かされていく世界の仕組みにわくわくした。
しかしとても壮大な設定なのだけど、実際描かれてるのは一つの小さな家族の話で、かなりちっちゃくまとまった感じ。
このすごく贅沢な使い方もありだとは思うものの、もう少し広げた話の方が私は好み。
続編があるなら別なんだけど、どうかな…? -
世界を変える、“それ”は死神か福音か。優しくて残酷な、世界の決まりとは?
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なかなか面白い設定。アメの正体?も面白かったんだけど、どうしても効率悪くない?って思ってしまうのは仕方ないよね。
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雨が死神を連れてくるという噂と、それを取り巻く世界の話。
随分時間かかってしまった。。。
ぬめっとした文章が、表紙とのギャップを感じさせたせいか、なかなか捗らず。
世界の設定は面白いと思ったけど、それまでの距離が長い。 -
ふむ、面白かった。
わたしも、カオア界がいいかも。
しかし、きちんと伝わるのだろうか。
送り手と受け手の共通の感覚でなんとかなるものなのか。
著者プロフィール
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