通り雨は〈世界〉をまたいで旅をする (単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.19
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本棚登録 : 108
感想 : 22
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  • Amazon.co.jp ・本 (267ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041106518

作品紹介・あらすじ

広い世界を、己の足だけをもって渡る小さな<わたし>。その<わたし>だけが果たせる任務がある――。世界を変える、“それ”は死神か福音か。『黄金の王 白銀の王』の著者が贈る、新しい社会・懐かしい未来!!

感想・レビュー・書評

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  • ただのSF、もしくは軽いホラーを思わせる作品かと思いきや読んでいく中で生活の温かさ、自身の持っている不満を代弁してくれるような文章があり、読んでいて心地よかったです。

    個人的には最後まで引っ張り続けた事実、そして何が私たちを時にしんどく感じさせているのか、1つ提示してくれたように思えました。
    私の現状も含めて今読むべき作品でしたね。
    自分に合うものを、便利さなのか?
    完全に空想に寄っていきそうな感じから、人が求めそうなところのバランスが良い。
    世界が分断と聞くとおとぎ話だが、ある意味で私達も選択をして適応する場所を探せるのかなと。

  • 途中まで設定がよく分からずどんな話なのかイマイチ入り込めませんでした。
    どんな世界観なのかが分からないので登場人物に感情移入できなかった感じです。
    家族を失うという不穏な言葉が序盤で登場するため、不幸が訪れそうな予感もあまり進んで読み進めたい気持ちを削いでいたのかもしれません。

    ただ読み進めているうちに色々なことに合点がいき、最大の謎(世界が4つに分かれている)が明かされて全てスッキリしました。
    沢村凛さんの作品は細かいところまで矛盾が無いようにされているなぁとも感じます。
    今回も無理がありそうで破綻はしていなかったと思います。

  • 自分にとっての幸せは何か。
    日頃から考え巡らせていることを
    そういう視点から!?という
    ちょっと想定外な発想で読ませて貰った。

    ファンタジーかSFなのかは分からないけど
    ファンタジー好きとして
    ファンタジーとして楽しい物語。

  • 表紙に引かれて選んだけれど、なかなか内容が怖くて読むの諦めようかとおもった…
    でも、アメは思ったような死神じゃなかった。ずっと、深かった。私ならどの世界を選ぶかな。以前はガラス張りのきらきらのパティスリーとかでスンってして働きたかったけど、今はもっとひとの温かみが近くに感じられるところで丁寧に暮らしたい気持ち。

  • 25:沢村さんの新刊。シリアスどっしりファンタジーではなさそう、と思っていたけど、ファンタジーというよりはSFに近い気がしました。一瞬、某雨男の死神を思い出したけど、そういうことだったのねと最後まで読んで納得。
    ただ、物語の設定としては……どうなんだろう?

  • 久しぶりに頭の先までファンタジーに浸かった気がする。
    設定がとても丁寧で、次第に解き明かされていく世界の仕組みにわくわくした。
    しかしとても壮大な設定なのだけど、実際描かれてるのは一つの小さな家族の話で、かなりちっちゃくまとまった感じ。
    このすごく贅沢な使い方もありだとは思うものの、もう少し広げた話の方が私は好み。
    続編があるなら別なんだけど、どうかな…?

  • 世界を変える、“それ”は死神か福音か。優しくて残酷な、世界の決まりとは?

  • なかなか面白い設定。アメの正体?も面白かったんだけど、どうしても効率悪くない?って思ってしまうのは仕方ないよね。

  • 雨が死神を連れてくるという噂と、それを取り巻く世界の話。

    随分時間かかってしまった。。。
    ぬめっとした文章が、表紙とのギャップを感じさせたせいか、なかなか捗らず。
    世界の設定は面白いと思ったけど、それまでの距離が長い。

  • ふむ、面白かった。
    わたしも、カオア界がいいかも。

    しかし、きちんと伝わるのだろうか。
    送り手と受け手の共通の感覚でなんとかなるものなのか。

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著者プロフィール

1963年広島県生まれ。鳥取大学農学部卒業。91年に日本ファンタジーノベル大賞に応募した『リフレイン』が最終候補となり、作家デビュー。98年、『ヤンのいた島』で第10回日本ファンタジーノベル大賞優秀賞を受賞。骨太な人間ドラマで魅せるファンタジーや、日常生活のひだを的

「2013年 『ヤンのいた島』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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