セーラー服とシャーロキエンヌ 穴井戸栄子の華麗なる事件簿
- KADOKAWA/角川書店 (2014年1月29日発売)


- Amazon.co.jp ・本 (284ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041106525
作品紹介・あらすじ
日本帝国最上等の女流探偵・穴井戸栄子に持ち込まれる不可思議な4つの事件!無駄な知識と煌めく直感、あとはすべて助手任せ。強気、天然、Eカップ。美しすぎる女子高生探偵登場!キュートでゴシックな本格探偵小説。
感想・レビュー・書評
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ホームズパロなのでロジックよりも探偵の面白さが重視されている。
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セーラー服シリーズと、天帝シリーズのクロスオーバー…なんだけど、メインは結局栄子さんで、あまりセーラー服シリーズの要素はなし(ただ読んでないと細かい設定部分が分からないかも)
うーん。個人的には今まで読んだまほろ氏の本で一番微妙だった、かも。あんまり栄子さんが好きじゃないっていうのがそもそも(笑)この人が出てくるとメタネタ・パロディネタの応酬になってついていけないんだよね…。
あと、元ネタのホームズものをちゃんと読んでないのもあまり楽しめなかった原因かも。これは自分が悪い。
あとあんまりセーラー服シリーズの要素がなかったのも残念だった。
それにしても奥平、なんかキャラ違ってないか。 -
スピンオフ!とのことで読みました。
天帝シリーズ読んでおいてよかった
黒幕が黒幕で黒幕でした -
感極まって星4つけちゃったけどほぼ間違いなくヘンテコ本のたぐい。
著者の作品の世界観とガンダム(主に宇宙世紀全般。私はもともとガノタだからよかったけど多分前提の予備知識としては最大の難関)とシャーロック・ホームズの冒険(絶対新潮版!元ネタは原書で読んだことがあったのでいいかと思っていたのですが、他の方に教えて頂いて延原謙訳を読み直してから挑戦しました。これを読まないと小さな台詞回しや謎の『訳注』も全く楽しめなかったはずなので、個人的にはこの手順を踏めて本当にラッキーでした。)あたりを踏まえないと多分よくわからない愉快な本。ただ、まだ旧訳新訳その他の書籍を完全に網羅したわけではないのですが、果実前のまほちゃんが、仲睦まじい?栄子さんと奥平くんが、平和な日常が尊い。ほんとうに尊い。栄子さんとまほろの二人乗りのシーン、多分笑うところなんだろうけど泣いてしまった。
「穴井戸栄子シリーズ一作目」らしいので今後に期待です。ジークジオン! -
古野まほろの連作短編集。
キャラもののユーモアミス、ラノベ作品にもみえてしまうが、世界観は崩れることなく、本格ミステリとしても大きな隙はない。充分魅力的な作品集。
ただし、著者他作はもっと突っ込みどころたくさんで、刺激的。次はその手のものを読ませて欲しい。
3+ -
”セーラー服とシャーロキエンヌ 穴井戸栄子の華麗なる事件簿”古野まほろ著 角川書店(2014/01発売)
(表紙:九条キヨ)
・・・探偵学校「聖アリスガワ女学校」に入り損ねた名探偵・穴井戸栄子。
彼女がありとあらゆるコネを使って設立した探偵事務所には次々と奇妙な依頼がやってくる。
”獅子座連盟””赤いルピア””だんだらの紐””六つの家康公”の四編。
・・・ハマーン・カーンとシャーロック・ホームズをこよなく愛し、自由奔放にして淫蕩(彼氏に六回要求・・・)、
唸る”バリツ”に”蹴鞠”(男性は要注意!”)、
冴えわたる”灰色の脳細胞”・・・は空回りして助手のまほろくんがきっちり締めます(笑)
あと巨乳。悲壮な事件を想うと重くなります(物理的に)
・・・帯のあおり文は、
”無駄な知識と煌めく直感、あとはすべて助手任せ。強気、天然、Eカップ。美しすぎる女子高生探偵登場!”
とありますね。
とにかく面白い一冊でした。
たぶん、今年のベストだわいな・・。
わしはこういうちょいアホの子に弱いのかもしれん(笑) -
09/12/2014 読了。
図書館から。 -
帯の煽りに心がウズウズ((´艸`*))
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2014/5
著者プロフィール
古野まほろの作品





