妻と女と雨が好き (単行本)

制作 : - 
  • KADOKAWA/角川書店
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  • Amazon.co.jp ・本 (229ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041106563

作品紹介・あらすじ

職なし、愛なし、子供なし。壊れかけた夫婦と一人の男が手を組み始めたのは、夫との不貞をネタに女から慰謝料を頂戴する貞操権ビジネスだった。人の可笑しみと恋とセックスを笑いと涙で贈る夫と妻のラブストーリー。

感想・レビュー・書評

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  • なかなかすごい夫婦のかたちだな、という感想を第一に持った。脚本家の作者らしくテンポよく読める作品。

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著者プロフィール

一色伸幸(いっしき・のぶゆき)
1960年東京都生まれ。脚本家、小説家。
1980年前半から『宇宙船サジタリウス』『私をスキーに連れてって』をはじめ『七人のおたく』『波の数だけ抱きしめて』などアニメ、映画、ドラマと幅広い分野で次々とヒット作を生み出す。
『僕らはみんな生きている』『病院へ行こう』は日本アカデミー賞優秀脚本賞を受賞。
多忙を極める中、うつ病を患い仕事を中断。無気力と自殺願望に苦しむ毎日を送るが、2年間の療養生活を経て復帰する。

2004年の連続ドラマ『彼女が死んじゃった。』(日本テレビ)や、2007年のエッセイ『うつから帰って参りました』(アスコム)、後にドラマ化、舞台化された小説『配達されたい私たち』(小学館、後に角川書店から文庫化)でうつ病患者の心情を表現するなど、復帰後は人の内面に深く入り込んだ作風で高い評価を受ける。

NHK特集ドラマ『ラジオ』は、2013年に文化庁芸術祭大賞、ギャラクシー賞優秀賞、シカゴ国際映画祭テレビ賞金賞、菊島隆三賞など数多くの賞を受賞。2014年には国際エミー賞にもノミネートされた。

「2018年 『感動コミックエッセイ さよなら、うつ。』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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