札幌アンダーソング (単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 621
感想 : 88
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  • Amazon.co.jp ・本 (293ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041106587

感想・レビュー・書評

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  • なのだろう。おそらく。たぶん。そんな抽象的な推理部分が多かったです。
    天才が推理するので、私みたいな凡人には理解できないのかと思いましたが、他のかたも同じようで安心しました。作者が意図的に書かなかった内容も多く、推理小説として読むと不完全燃焼な気分になります。
    色々と抱えていながらも家族仲の良い志村家の描写が多い印象と、秋奈と根来の過去の遺恨というか関係もたびたびでてくるため、不完全燃焼に拍車をかけたのかも。

    終わり方から想像できますが続編、出るでしょうね。次はすぐに購入せず他の方の感想を参考にしてから検討したいと思います。

  • これはミステリではないのだろう。ミステリにしては肝心の部分の謎解きが明らかにされていないし、天才だから都合良く物事が分かってしまい、天才だから何でもありという所も都合が良すぎる。結局、居心地の良い家でご飯を食べながら繰り広げられる、家族とその知り合いを核にした話という点でバンドワゴンと同じ。バンドワゴンはほのぼのして好きだが、こちらはどうでもいいかな。春の会話も脱力。

  • 図書館にて借りる。変態の専門家…。(笑)

  • 奇妙な連続殺人?事件を巡るミステリ。何とも変態的な事件だけど、雰囲気は軽くて読みやすく。そして探偵役になる「変態の専門家」ってのがまた……なにもかもが予想外な一作。
    オーソドックスなミステリだと思って読むと、それも予想外。うーむ、そういう話になるのかあ。

  • ファンシーな表紙に驚いた。

    刑事もので美少年でミステリー・・・?
    と思ったが、そうでもなかった。著者の持ち味だからなんだけど、めっちゃあっさり終わった。惜しい。
    設定は面白いし、続編あるかな?

  • 設定もなかなか面白いし、映画化意識な感じ。
    ぞくへん読みたいー

  • うーーーん。キャラクターは面白いけど、入れなかった。

  • 2014.5.5読了
    わかってはいたよ、いたけどやっぱり読まなくて良かったかな。こういうの若い子だったら楽しめるのかな。(図書館)

  • 天才美少年登場
    先祖の記憶を引き継ぐ少年が怪事件を解く

    札幌が舞台で
    開拓の歴史を持つ背景も効果的
    このあとに続く事件も本になるのかな
    今後が楽しみ

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著者プロフィール

1961年、北海道生まれ。広告制作会社勤務などを経て、2002年に『空を見上げる古い歌を口ずさむ pulp-town fiction』で、第29回メフィスト賞を受賞して翌年デビュー。温かい筆致と優しい目線で描かれた作品は、ミステリから青春小説、家族小説など多岐にわたる。2013年、代表作である「東京バンドワゴン」シリーズがテレビドラマ化される。おもな著書に、「マイ・ディア・ポリスマン」「花咲小路」「駐在日記」「御挨拶」「国道食堂」「蘆野原偲郷」「すべての神様の十月」シリーズ、『明日は結婚式』(祥伝社)、『素晴らしき国 Great Place』(角川春樹事務所)、『東京カウガール』『ロング・ロング・ホリディ』(以上、PHP文芸文庫)などがある。

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