そして僕等の初恋に会いにゆく (単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.09
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本棚登録 : 30
感想 : 6
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  • Amazon.co.jp ・本 (269ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041106754

作品紹介・あらすじ

15年前に伝えられなかった想いーー。いつまでも大人になれない僕等はいま、あの日を取り戻す為に走り出す。後悔ばかりで情けない29歳が、懐かしい仲間と新たな人生へ立ち上がる、感涙のハートフル・ストーリー!

感想・レビュー・書評

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  • 冒頭
    ━━━━━━
    故郷の友だちの井田から電話があった。
    ぼくはスカイツリーの近くを、浮かない気持ちで歩いていた。

    15年後の自分宛に書いた手紙。
    初恋の相手に告白するシーンとその結果をフィルムに残しておこうとする「初恋シネマ」の制作。
    男子四人それぞれの想いが交錯しながら、15年経った彼らに突き付けられたのは、思いがけない幸せと残酷な現実。

    初恋。
    今でも胸がキュンとする言葉だ。
    いくつになったって忘れはしない。
    ああ、同窓会やってくれないかなあ。
    でも、みんな(自分も含め)の変わり果てた姿に唖然とするのだろうか。
    それでも、もう一度会いたい。
    初恋のあの子に。
    何十年経っても、淡く切ないあの頃に抱く思いは変わらないのだ。

    • 杜のうさこさん
      koshoujiさん、こんばんは~♪

      今日はこの本を選んでみました(*^-^*)

      ブログを読んで飛んで来ちゃいました。

      う...
      koshoujiさん、こんばんは~♪

      今日はこの本を選んでみました(*^-^*)

      ブログを読んで飛んで来ちゃいました。

      うわあー4次会まで!
      良かったですね。
      願いが叶いましたね。
      本当になんか自分のことのように嬉しいです♪

      初恋の人、会いたいですね。
      「魔法の鏡」じゃないですが、見てみたくなる時があります。
      どんな男性になっているのかなぁ。。。
      覚えてくれてるかなぁ。。。(#^^#)
      2015/09/29
    • koshoujiさん
      おそらく覚えてますよ。でも、毎度言ってますが本当にうさこさんのお陰ですよ。高山書店まだあるかなあ、のコメントがなっかたら、河北運営のブログに...
      おそらく覚えてますよ。でも、毎度言ってますが本当にうさこさんのお陰ですよ。高山書店まだあるかなあ、のコメントがなっかたら、河北運営のブログに気付かなかったのですから。
      あれが一週間遅くてもアウトでした。あらためて感謝。<(_ _)>
      1年4か月前にこんなこと書いてたんだね(笑)。全然
      覚えてなかった。
      最近、本が全く読めていません。手元に畑野智美と中山七里の新刊借りたのに、全く手つかず。このまま返す羽目になりそうです。(:_;)
      2015/09/29
  • 1年前に購入して、たしか途中までは読んだものの、積んでしまっていた。
    ここは読んだことあるシーンだなと思いつつ先の展開は思い出せない。
    さてどこまで読んだのだっけという状況が続き、ついに最後のページへ。

    ……これ最後まで読んだことある。
    それどころか、作中に出てくるブルーノ・マーズの曲まで聞いていたことがyoutubeの履歴から分かった。
    結末も読んだことさえも忘れてしまうような、その程度の作品だった。

    ストーリー自体は悪くないのだが、理解し難く不自然な展開が多く、日本語も不自由。

    不自然な展開は多すぎるので箇条書きで。

    ・生理の女の子が生理用品を求めてなぜか夜中に学校に来る。
    ・生理用品を買うために男を連れ出す
    ・生理なのに元気に動き回る
    ・主人公の親が離婚して、中学生なのにあっさりとそれを受け入れる。
    ・その離婚は物語に何も影響してこない。
    ・コーラで乾杯したと思ったら次の瞬間にはなぜか車がコーラの缶を踏みつぶしている。わけがわからない。
    ・季節の描写なんてないのに「あの夏休みは……」みたいな話しぶり。夏休みの話だったの?
    ・主人公の告白にはっきり返事をしないまま冷徹に振った女が、実は嫌われないか心配していたという矛盾。
    ・文化祭の事件が理由もなく主人公たちのせいになっている。主人公たちが同級生からいきなり「あんたたちのせいよ!」とか言われていて、読者としては困惑しかない。
    ・その事件は別に主人公達が仲たがいするようなものではなかったのに、その事件以降なぜか疎遠になる。
    ・事件以降仲間と疎遠になったと振り返っているが、事件の後に仲良く丘の上から放送をしている。
    ・最初の放送で失敗したことを気にしていた主人公が、序盤で下手くそなDJの悪口。
    ・好きです→好きです(2回目)→いま告げないといけない。好きです。何回告白するんだ。
    ・主人公が過去の女のを振り切って次の女に手を出すのが早すぎ。

    ネタバレになってしまう部分も含めるともっとある。
    読者に説明なく勝手に物語を進めていってしまうことが多い。
    いつの間にそんなことになったのかと、前のページに戻ることがすごく多かった。

    文章が下手くそなことも大きく関係している。
    セリフは話し言葉で書かれており、接続詞がおかしかったり(文脈上順接なのに逆接が出てくるとか)、一文が長かったりする。
    実際の話し言葉はそういうものなので、自然体を狙っているのかと思いきや、登場人物が皆そんな感じだから読みにくい。

    さらに、SVO(主語・述語・目的語)等の文型が成立していない抽象的な記述が多く、何の話をしているのかとても分かりづらい。

    YES、NOどちらともとれるような記述が多く、読んでいて混乱する。

    クサい言い回しが多いのも気になる。


    どうして私は一度読んだときにレビューを書かなかったのか。
    気に入った文章には付箋を貼る習慣のある私が一つも付箋をつけていないところを見ると、一回目の私もつまらないと感じたのだろう。
    それならさっさと処分してくれていれば、つまらない本を二度も読むことにはならなかったのに。

  • 好きな話。過去の後悔をやり直して現在を少し変えて行く。モテる人たちの話だけどね。本当に振り返りたくない過去の方が多いよね。題名は、初恋シネマがよかったのでは?誰か書いてたけど。

  • よかったな~~
    進み具合にちょっとイラッとしたけど、結果はgood

  • 「初恋シネマ」と言う映画を巡る、中学生そして大人になってからの物語。

  • タイトルと表紙に惹かれて読んだが微妙だった。作品にキセルの事が書いてあり、ちょっとどうかなと。私が気にしすぎなのかもしれないが。読了後にすごくモヤモヤ。

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著者プロフィール

1960年奈良生まれ。

「2023年 『夏に、ネコをさがして』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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