名画に見る男のファッション (単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 190
感想 : 30
  • Amazon.co.jp ・本 (191ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041107232

作品紹介・あらすじ

ナポレオンはナルシスト!? 長ズボンやシマシマ服の謎とは!? 500年前もやんちゃな兄ちゃんはとんがり靴!? 名画のファッションから人々の心情をとことん探る!『怖い絵』でおなじみ、中野節が今回も炸裂!

感想・レビュー・書評

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  • 普段から女子のおしゃれより、男子のおしゃれが好きな自分。昔の人のおしゃれも捨てたもんじゃないなあ。男子限定のおしゃれ本、今に受け継がれているファッションもあればすたれた物もありたいへん面白く、一気に読めた。日本版もあればいいのにな。

  • ナルシストでしょう、、、

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    「ナポレオンはナルシスト!? 長ズボンやシマシマ服の謎とは!? 500年前もやんちゃな兄ちゃんはとんがり靴!? 名画のファッションから人々の心情をとことん探る! 『怖い絵』でおなじみ、中野節が今回も炸裂! 」

  • 絵画で学ぶ時代の流行りのファッション(男性編)
    女性が足を出さない時代は男性が足見せ美脚強調してたとか、とがりすぎた靴が流行ってもはや歩けないとか面白かった
    世界史選択ではないことが惜しまれるくらい背景について知りたいなって思った。
    セーラー服王子のエドワード七世(幼年期)がかわいくてお気に入り。その後のエピソードも含めて。
    わたしが大好きなマルガリータ王女の旦那さん、レオポルト一世の羊飼いの仮装は確かに羊に全力で逃げられそうだと笑ってしまった。

  • サクッと数時間で読める一冊。

    新しい絵も多く、大変面白かった。
    是非、女性バージョンも読んでみたいです。

  • とんがり過ぎていて笑ってしまった。どうしてそんなところに…とツッコミを入れながら読む。

  • 絵画のファッションについての解説にちょっぴり毒が含まれており、読んでいてくすりとします。
    フェルメールの絵の衣服が丹前とかヒゲを表す漢字は三種類あるとか、ちょっとした知識が増えました。

  • ファッションとはほとんど関係ないが、「蚤の幽霊」がとても怖かった。これが存在しなくて良かった…
    前半は、取り上げ方が意地悪に感じてしまって、似合う似合わないや年齢も美しさも関係なくファッションは自由だ!と叫びたくなった。
    現代は概ね自由で幅広いファッションが存在して、個人で楽しむことが許容されているので、こういうのもまた復活すれば面白いのになと思う。
    サラッと読めていいが、ちょっと物足りない。

  • サクッと読めて
    へぇ~という感じ

  • 軍服に始まり、軍服に終わる。
    脚線美とは男性向けの言葉だったのかとか、カツラが流行るとヒゲがなくなる。
    とか納得しまくりで面白かった。
    個人的にはダンディなモンテスキュー伯爵と、ダヴィンチのヨハネが好みだった。

  • フェルメールの丹前とか、脚線美は男のものだったとか、意外な事実を知ることができた。
    しかしあの靴の尖り様といい、「股袋」といい……ファッションも大変だなあ。
    あの悪魔の造形は衝撃でしたが、セーラー服の美少年王子は実にキュートで目の保養でした。

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著者プロフィール

作家、ドイツ文学者。
北海道生まれ。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、雑誌や新聞の連載、講演、テレビ出演など幅広く活動。『怖い絵』シリーズ(角川文庫)刊行10周年を記念して開催された、2017年度「怖い絵展」では特別監修を務めた。他の著書に『名画の謎』シリーズ(文藝春秋)、『名画で読み解く 王家12の物語』シリーズ(光文社新書)、『美貌のひと』(PHP新書)、『名画の中で働く人々』(集英社)など多数。

「2022年 『災厄の絵画史 疫病、天災、戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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