Burn.‐バーン‐ (単行本)

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  • KADOKAWA/角川書店 (2014年3月21日発売)
  • Amazon.co.jp ・本 (258ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041107294

作品紹介

心を失くした天才子役、魔法使いのようなホームレス、愛に満ちた気さくなドラッグクイーン。渋谷・宮下公園で巡り逢った3人は、やがて家族のように互いを慈しみ大切な存在になっていく。家族と愛を問う、感動物語!

Burn.‐バーン‐ (単行本)の感想・レビュー・書評

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  • まだ傘を持たない蟻たちはを残しているので一番というには早い気もしますが、一番好きです。母の経験がまだ浅いからか、母の気持ちにも子の気持ちにも感情移入したように感じます。

    加藤さんの作品に出てくる登場人物が毎回とても素敵だなと思います。特に女性の人物描写が丁寧で、どうして男性作家なのにこんなに女性が魅力的に感じる女性を描けるのだろうと思うのですが、男性作家だからこそ出来ることなのかもしれないな、とも思いました。

    車で3人が話すシーンは泣きました。きっと今後何度も読み返すであろう私にとって大事な大事なワンシーンです。

  • まずは装画がステキ!表紙に一目惚れして読み始めました。
    前作の閃光よりはこちらのほうがタイプでした。前作はサブカルに疎い者としては、なんとなくページが重かった…
    今回は灯・光・炎をテーマにして、時間軸の中にある伏線が最後はすっきりした感じ。読み終わった後、伏線回収が楽しかった。
    最初と最後のセリフを「ただいま」で揃えてくるあたり、おしゃれだせ、加藤シゲアキ。

  • 圧倒される物語世界だった。
    とにかくページをめくる手が止まらず、それは、「面白さ」「これからどうなるのか、という興味」と同時に「なぜそうなのか?を知りたいという欲求」のせいだったと思う。
    天才子役である、ということの意味について言及している部分はとても興味深かった。役を演じるということの本質をついているようにも思う。
    徳さんとの出会い、ローズとの関わりもまた大変興味深く、だんだん心を取り戻していく様子はドキドキしながら見守っていた。
    読み終わって、なんだかわからないけど熱い気持ちになったけれども、しばらくすると、いや待てよ、という思いが沸き上がってくる。
    それは、「もうちょっと書き込んでほしかったな」という読者としての要望なのだが、レイジと母親との関係や、演出家として再出発した過程(しかもそれで演劇大賞までとっている)ももう少し知りたかったと思う。
    加藤さんなら書けるんじゃないかなあと思うのだ。
    前作2作に比べて格段に読みやすさと深みが増してきたので、今後がとても楽しみである。
    芸能界という大きな武器を、この先どう使っていくのか、あるいは使わないのか。しばらく目が離せない作家だと思う。

  • 元子役で劇作家のレイジの子ども時代と現在が交互に絡み合って進む。
    文章は読みやすく、普通によくまとまっているけれど、ちょっと淡々としすぎてるかも。
    たまたま図書館の芸能人の本コーナーで手に取ったが、結構沢山出してることに驚いた。
    本人の芸能人としての経験が活かされていると思う。

  • ピンクとグレーほどのインパクトはなかったけど、とても読みやすいというか、スルスル入って来る感じ。
    登場人物が生きてるなぁと思う。

  • 本業がアイドルとは思えない、才能あると思う。
    読みやすいし、引き込まれたし、ちゃんとグッとくるとこもあった。
    だけど、徳さんと世々子の繋がりはいまひとつだったかな。
    魂の重さは21グラムかー。

  • テーマが重いわりに、あっさり読めちゃう本。

    ちょっと描写が心地よくないところもあり
    読んでいて楽しい…とは思えないけど、
    なんとなく続きが気になってどんどん進む。

  • 傘蟻を読んで興味が出たので読んでみた。登場人物も個性的で、徳さんもローズも本当にいいこと言うな…とこっちまで勉強になる思いだった。他の作品も早く読みたい。

  • 色んな事が起こるのに、どれも同じ調子で物語が進む。ハッとしたりグッときたりしないのはどうしてだろう。お話は面白いのに。

    徳さんの壮絶なシーンでさえ、なんとなく読んでしまって、もう一度読み戻ってしまった。

    上手いと思うし、素敵だなと思う言葉もあるのだけれど。

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