FOK46 突如40代でギター弾き語りを始めたらばの記 (単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
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本棚登録 : 60
レビュー : 9
  • Amazon.co.jp ・本 (220ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041107300

作品紹介・あらすじ

四十にして惑わずとは言わずもがな孔子の言葉である。間違っている。40歳にしてわかったことは40代は大いに悩むという事実である(本文より)。一進一退の四十の手習いが胸を打つ!笑いと感動の私小説的エッセイ

感想・レビュー・書評

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  • 内容(「BOOK」データベースより)
    生まれてこのかた楽器などさっぱり弾けなかった男が、ギター弾き語りの練習を始め、ついには単独ライブに挑戦。笑えて泣ける、私小説的エッセイ!

    大槻ケンジも筋肉少女帯も興味は無いものの、80年代~90年代の活躍は見ていたし、筋肉少女帯ギターリストはヤングギターにも良く出ていたので知っていました。
    その大槻ケンジが40歳過ぎてからギターを始めるというなんとも興味深い本でした。バリバリメジャーミュージシャンなのに音楽の事が全く分からない、専門用語がちんぷんかんぷん。誠に親近感が沸きます、急激に心の距離が一方的に近づきました。
    どんどんギターに嵌って行き、次々に新しいギターを手に入れる大槻氏。分かる、分かるよ、僕もお金と場所が有ればどんどん買うと思う。
    そうこうしているうちに、古い友人や兄弟が亡くなって行き、次第に人間の人生や命に思いを馳せるようになる。そうだねそうだね、無常観の中で自分自身の立ち位置が気になって来るんでしょうね。僕よりちょっと先輩だけどなんだか分かる。
    アコギ弾きの人には是非読んで欲しい本です。楽しいしなんだかしんみりします。

  • 40にして大いに惑いまくり。長いミュージシャンのキャリアがありながら知らないギターの世界に飛び込み、素直に学んでゆく姿が素晴らしい。
    年齢による自分や周りの変化はあれど、何かを始めるのに遅いことはない。素直に学ぶ姿勢と没頭する喜びがあれば!と思わせてくれる。

  • 40歳と11ヶ月に読了。
    これからまた40代が楽しくいけそうだ。

  • あんなに魅惑的な曲と歌詞を作るケンヂ君が、
    実は何一つ楽器ができないのでヴォーカルをやっている、
    というのは不思議な気もする。
    楽器屋に行く、町のスタジオで練習する、
    ライブハウスやフェスで弾き語りをやる、
    赤裸々すぎて面白い。
    アコギの素材の違いによる匂いに関する文章は新鮮だった。

  • 内容はタイトルそのまま。オーケンさんの本は初めて読みましたが、面白かった!私もギターを始めてみたいと思わせてくれるような本でした。ゲラゲラ笑って、時折しんみりするさじ加減が素晴らしかったです。

  • 40にして惑わず、とは言うものの40を約半年後に控えた今でもまったく惑いまくりである。まるでこわっぱのような有様に呆然としているわけだが、大槻センパイも順調に惑っていて安心した。友や兄の死、そして惑いから解脱するためのツールがギターだったということ。コラムのようでいて途中から私小説めいてくるあたり、流石である。結末も美しい。

  • 長年、音楽を生業としていた著者が、ある時フォークギターに目覚める。そこから、ギターを通して得た色々な出来事。何事も始めることに年齢は関係ないと感じさせる印象も。エッセイ的に書かれている内容は、読みやすいのでは。

  • オーケンさんの40代本。読むでしょそりゃ。
    「憂欝とはつまり、集中力なのだ。」
    これ、名言かな。

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著者プロフィール

1966年東京都生まれ。82年ロックバンド「筋肉少女帯」ボーカルとしてデビュー。その後もロックバンド「特撮」でも活動。その特異なキャラクターは音楽だけにとどまらず、映画、テレビ、小説やエッセイなど多岐にわたる分野で人気を集める。著作「くるぐる使い」「のの子の復讐ジグジグ」は2年連続で星雲賞を受賞。また『グミ・チョコレート・パイン』シリーズのほか『ロッキン・ホース・バレリーナ』『縫製人間ヌイグルマー』『いつか春の日のどっかの町へ』など著書多数。

「2017年 『サブカルで食う 就職せず好きなことだけやって生きていく方法』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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