記者たちは海に向かった 津波と放射能と福島民友新聞 (ノンフィクション単行本)

著者 :
  • KADOKAWA/角川書店
3.98
  • (27)
  • (39)
  • (10)
  • (2)
  • (5)
本棚登録 : 265
感想 : 37
本ページはアフィリエイトプログラムによる収益を得ています
  • Amazon.co.jp ・本 (339ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041107348

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 途中までパラパラと読んだ。何のために書いた本なのだろう?新聞社へのよいしょ本なのか。大地震や大津波がくれば地獄絵図になる、ただそれを書いただけ。新聞なんか毎日発刊されなくても誰も困らないだろう。おまけに原発爆発の記載がきれいごと。これは天災ではなく金儲けを企む人間の悪意が起こした事件。しかも当事者の東京電力は、周辺住民に事態を知らせる前に自分たち家族だけ逃すという卑劣な行為をとった。それらの社員の口座に億単位の大金を振り込んだ上で。こんな本を読んで感動などというおめでたいことを言える人生を送りたかった。

著者プロフィール

作家、ジャーナリスト。1958年、高知県生まれ。中央大学法学部卒業後、新潮社入社。『週刊新潮』編集部記者、デスク、次長、副部長を経て2008年独立。『この命、義に捧ぐ─台湾を救った陸軍中将根本博の奇跡』(集英社、後に角川文庫)で第19回山本七平賞受賞。主な著書に『死の淵を見た男─吉田昌郎と福島第一原発』(角川文庫)、『日本、遥かなり─エルトゥールルの「奇跡」と邦人救出の「迷走」』(PHP研究所)、『なぜ君は絶望と闘えたのか─本村洋の3300日』(新潮文庫)、『甲子園への遺言』(講談社文庫)、『汝、ふたつの故国に殉ず』(KADOKAWA)、『疫病2020』『新聞という病』(ともに産経新聞出版)、『新・階級闘争論』(ワック)など。

「2022年 『“安倍後”を襲う日本という病 マスコミと警察の劣化、極まれり!』 で使われていた紹介文から引用しています。」

門田隆将の作品

この本を読んでいる人は、こんな本も本棚に登録しています。

有効な左矢印 無効な左矢印
又吉 直樹
冲方 丁
64
横山 秀夫
宮部みゆき
東野 圭吾
東山 彰良
ピエール ルメー...
米澤 穂信
有効な右矢印 無効な右矢印
  • 話題の本に出会えて、蔵書管理を手軽にできる!ブクログのアプリ AppStoreからダウンロード GooglePlayで手に入れよう
ツイートする
×