しがない転生令嬢は平穏に暮らしたい 訳アリ王子に振り回されています!? (角川ビーンズ文庫)
- KADOKAWA (2020年10月1日発売)
- Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
- / ISBN・EAN: 9784041108000
作品紹介・あらすじ
「俺には前世の記憶がある」お見合いの席で臆面もなくそう言い放つ王子・ユージィン。平穏な日々を願うアリアは自分も転生者だと言い出せずにいたが、なぜか王子に気に入られ言い寄られてしまい……!?
感想・レビュー・書評
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「俺の前世は織田信長だ」っていうヒーローと、異世界転生してきたヒロインのお話って知って最初ギャグかと思って読み始めたら予想外にときめくお話で一気読みしちゃった。いやーよかった。
ふたりの距離が縮まっていく様は王道的だし描写が丁寧で好き。婚約に関する誤解が解けてめでたしめでたしってすぐにはならなずに王子の不穏さをだしてきたところなんかは刺さるものがありました。ヤンデレ好きなので…まぁこれはすこしヤンデレとは違うかもなんだけどさ。
それに転生元の知識でヒロインが転生先であるこの国で一世を風靡ってなことはほぼなく(刺繍もちょっと評判くらいのものだし)、前世は前世でしかないって区切りをつけるところも捻りがきいていていい。
はぁーーーーーーーいいもの読んだな………ユージィンとアリア、だいぶ好き。
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女子高生だった記憶を持つアリアと、信長だった記憶を持つユージィンの話。子供の頃から信長の記憶を持ってるって、結構大変なのかも。すごい人だったかもしれないけれど、裏切られた経験を沢山しているはずだから。子供の頃から自分でも理解できない記憶を持っていたユージィンにとって、アリアとの出会いは大きかったと思う。それは、アリアにとっても同じだったかもしれないけれど。言葉の足りないユージィンと、自分が王子と結婚するなんてありえないと思っているアリア。2人のすれ違い&攻防は見ていて楽しかった。
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異世界転生もの。
織田信長と女子高生の転生、設定としては面白かったが、この王子様が信長とは思えない。
信長にしては甘ちゃんだし、青いし、色々違うワ~。