- KADOKAWA (2021年1月9日発売)
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感想 : 79件
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Amazon.co.jp ・マンガ (178ページ) / ISBN・EAN: 9784041108130
作品紹介・あらすじ
58歳差の二人が過ごした時間は交わした言葉よりも鮮やかで、きっと心の奥にいつまでも。どこまでも優しい物語、完結。
感想・レビュー・書評
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優しい時間のおしまい
終わってしまうんだなぁ。
永遠に続くわけないんだけど
別れの予感を感じるシーンで思わず涙が溢れた。
気軽に会える人ではなくなってしまったけれど
きっと2人の心の中で、お互いのこと、共に過ごした時間は宝物になったんだろうなぁと思う。 -
これはしみじみ良かった~。完結しているのを知ってから読み出したので、読み終わるのが本当にもったいなかった。すでに三回ほど読み返してしまったけど、読むほどに味わい深いなあ。
とにかく言葉で「説明」していないのがいい。雪さんもうららさんも(他の登場人物たちも)それぞれに、ささやかだったり結構大きかったりする決断をしていくんだけど、そこに至る心情は明示されない。それでもなんとなく伝わってくるものがある。そこに、うまく言えないが、なにか共有している感じがあって、心に深く響いてきた。
小説でも漫画でも、心惹かれるものを読むと、そこに登場したひとたちが現実に生きているようで(たとえ突飛な設定のSFなんかでも)、この後どうしたかなあとか思ったりする。雪さんうららさん皆さん、今頃どうしてるのかな。ラストの縁側を見ているとじわっと目頭が熱くなった。 -
あっさりと終わってしまって、え、終わり?というかんじ。
でもこの感じが良いんだよなぁ。
なんか物語は終わっても日々は続いていくっていう感じがとても好き。 -
#漫画 #コミック #おすすめ本 #読書 #メタモルフォーゼの縁側
あー終わっちゃったぁ。何がどうなるんじゃないけど、優しい話だったなぁ。いつでも青春はやってくる。 -
あれあれ、完結してしまいましたよ。でも、まあ、そういうふうに終わりながら、市野井雪さんと佐山うららちゃんの「友情」は終わらないし、市野井さんもうららちゃんも、それぞれで生きていくんだなあと、市野井さんのお歳にはまだ10年生きなくてはならない、前期高齢者のじじいは、やっぱりちょっと寂しく思うのでした。
ブログの感想も読んでみてください。
https://plaza.rakuten.co.jp/simakumakun/diary/202101290000/ -
完結。雪さんとうららちゃん(そしてコメダ先生…)、ひとつの物語によって触れ合った人々の日々が、物語の完結とともにひとつの区切りを迎え、新しい日々へと続いていく。ちょっと寂しいけれど、あの優しく楽しい時間は確かにあって、それぞれの人生の大事なひとときになってこれからもふんわり光るのだろう。優しくて微笑ましくて、ちょっと切ない。実写映画化されるのか…。大事に作っていただけるといいな。
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【あらすじ】
58歳差の二人が過ごした時間は交わした言葉よりも鮮やかで、きっと心の奥にいつまでも。どこまでも優しい物語、完結。
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「やってみたい!」と思うことがあったら、年齢とか他人からの目とかを気にせずチャレンジしてみたい。そう思わせてくれる作品でした。思い立ったが吉日。人生何がきっかけで変わるかわかりません。 -
おわってしまった……
よかったああ
とてもやさしくて切なくてリアルで
身の丈のコミック
鶴谷香央理さん
(コメダ先生に言ったように私も言います)
描いてくださって本当にありがとうございました
どんなふうに終わるのだろうとドキドキしていたので
あーさすが!って
そうだよね
日常は続いていくもの
最高です
私は紛れもなく婆さんです
でも コミケ行きたい (*´艸`*)
映画 観たいような このままでいいような
≪ 友情は 年も男女も 突き抜けて ≫ -
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ぼろぼろ泣いてしまった。最後まで優しいお話をありがとうございました。
市野井さんがコメダ先生に「描いてくださってありがとうございました」って言うところから「あらやだ」って泣いちゃうところまで、思い出すだけで涙腺が決壊してだめです。
鶴谷先生、描いてくださってありがとうございました。 -
生きていたら完ぺきな日がきっとある。
これからも何度もある。
ゆきさんとうららちゃんに、この先もたくさんの出会いと幸がありますように。 -
Kindleの半額セールで買っておいたもの。映画化されたものを先に観て、わりと面白かったので。
BLマンガを媒介として、女子高生とおばあちゃんの間に生まれる友情を描いた、ユニークな青春マンガだ。
骨子だけを聞かされたら何が面白いのかわからないような、ごく日常的なストーリーだ。が、生活の手触りや感情の揺れ動きを繊細に描き出して、それだけで読ませてしまう。
そして、原作を読んでみると、芦田愛菜と宮本信子が主演した映画版も大変ウェルメイドであることがわかる。 -
ずっと手元に置いておきたくなった。
その時の自分にとっての大事なものと
きちんと向き合っていきたいと思った。
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市野井さん(雪さん)が素敵で素敵で。
好奇心旺盛でバイタリティがあって、
行動力もあって優しくて柔らかくて、
そんな風に歳を取っていけたらなあ。
うららちゃんも素直な子で良かった。
始終優しさに包まれていた作品でした。 -
あー、これで終わりだと思ったら残念で仕方ないです。
年齢差はあるけど2人の間に漂う温かく優しい空気が大好きです。
もっと読みたかったなぁ。 -
なんでもないやりとりにうるうるさせられ、いいなあと思うシーンがいくつもあって、宝物のまんがになりました。いつでもなんでも始めていいんだって気づいたうららさんがお母さんにそれを話すところがとくに好きです。
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2022.05.08
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いつまでもこの関係が続いてほしい。
終わってしまったのが悲し過ぎて泣いた。
著者プロフィール
鶴谷香央理の作品
