人外サーカス (角川ホラー文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 188
感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041108352

作品紹介・あらすじ

経営不振のサーカス団に吸血鬼が襲来。団員は恐怖し混乱するも、特技を活かし対抗し始める。だが、マジシャンの蘭堂はある違和感に気づき――。 『玩具修理者』『アリス殺し』の鬼才が贈る命がけのショー!

感想・レビュー・書評

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  • 吸血鬼もの大好きなので、ワクワクしながら読んでました。

    で、途中から違和感f^_^;

    最後まで読み切り、納得。

    シリーズものにされる予定だったのでしょうかね。

    そうであるのなら、作者の早逝がひたすら切ないです。

  • ややもたつくが終わってみれば泰三ワールドを堪能

  • 記録

  • 2021/03/12 購入 3/19 読了
    はぁぁぁ、追悼と書かれた帯が切ない。

    ページを捲る手が止まりませんでした。まさにサーカスのような大風呂敷のエンターテインメント作品です。


    以下盛大にネタバレしてます!!


    ↓↓↓




    最初の方で吸血鬼に出会ったときの団長との反応で、こりゃ最初にでてきたランディとは別人だって判ったけど、偶然が多すぎて酷い設定!って思った。名前でしょ、サーカスでしょ、ランディって呼ぶなでしょ、人が減ってて困ってるでしょ、こんなに重なるか〜(笑)っていう。
    もう一つの仕掛け、シューティがまさかミーティアとは……いやこれは判りませんでした。判る要素が思い当たらないけど意外で面白かった。シューティのやってることはもはや神々の遊び@モン○ターエンジンでは。動機も変だし。
    つまりなんだ、シューティ的にはランディが自分の死体を探しに行かなかったらランディは生かすつもりだった? いや結局殺すつもり……だったんだろうなぁ。生かしておくメリットも特にないし。
    でも、シューティ返せって泣きながら訴えるランディを見て、まあいいかってなっちゃったんだろうか、情が湧いちゃったみたいな。自分的にはそこまで入れ込んでないつもりだったのに、最後の最後でランディを殺すより自分が殺される方を良しとしちゃったのかもな……なんて勝手に解釈しています。もちろん真相があるなら知りたいけれど。

    他の団員の名前の意味も知りたかったな。クワイって何なんだろ。
    まさかの徳さん登場にびっくり。この人は絶対死なんやろなーと誰もが確信していたでしょう。案の定派手にやらかしてくれたな〜。
    釣り糸でやっつけるところ「人造救世主」でもやってて感動してたから、使いまわしかよ! ってちょっと思った……まあいいか(笑)

    最後キブキィはどんな気持ちでに会いにきていたのだろうか……切ない。

    ランディが泣き叫ぶシーンだけど、感情が全然乗ってなくて薄っぺらかった。さすが小林さん……
    大根役者の演技みたいというか、お前本当に悲しんでるの? みたいな、なんでこう白々しくなってしまうのか不思議。そんな所も含めてやっぱり好きでやめられない。まだまだ未読の作品が多いから本当は追いつきたくないけど読み進んでいきたい。

  • 吸血鬼vsサーカス団という設定に期待感が膨らみ読み始めました。
    表現はかなりグロテスク。グロテスク度が想像力を超えたので、それ程気持ち悪さを感じずに読めました。
    ストーリーはスピード感があって面白い。最後は読者の想像力をかき立てて終わる。
    率直に「上手いなぁ~」と思わせられる作品でした。

  • サーカスVS吸血鬼!?

    シンプルに活劇を見ているようで楽しい作品でした。
    正直もっとド派手な猟奇描写とか、トリックなど期待したけど十分楽しめました。

  • 戦闘シーンばかりでどんでん返しも薄っぺらい。

  • 楽しいアクションストーリー

     驚くようなどんでん返しはないけど、なかなか楽しい物語。久しぶりの小林泰三作品を堪能できて満足。

  • 桁外れの運動能力と治癒力を持ち、獣化や飛行も出来る怪物「吸血鬼」。数匹で群れを作る怪物達と戦うのは、明日の公演もままならない落ち目のサーカス団員達。ワクワクする設定ですね。スプラッタ系の描写が多いのは作者の持ち味ですので、初見の方はご注意を。
    しかし、人外の魔物が出てくるお話にランドルフという人物が出てくると、暗黒神話との関わりを考えてしまいますね。

  • 好みの問題ですが、読んでみてサバイバルホラーは苦手だと思いました。あと、登場人物の名前が外国人だと、誰が誰だか分からなくなり、読み進めるのが大変でした。

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著者プロフィール

1962年京都府生まれ。大阪大学大学院修了。95年「玩具修理者」で第2回日本ホラー小説大賞短編賞を受賞し、デビュー。98年「海を見る人」で第10回SFマガジン読者賞国内部門、2014年『アリス殺し』で啓文堂文芸書大賞、17年『ウルトラマンF』で第48回星雲賞日本長編部門を受賞。その他に『大きな森の小さな密室』『密室・殺人』『肉食屋敷』『失われた過去と未来の犯罪』『人外サーカス』『代表取締役アイドル』『未来からの脱出』など著書多数。20年11月逝去。21年第41回日本SF大賞功績賞受賞。

「2021年 『逡巡の二十秒と悔恨の二十年』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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