わたしは告白ができない。 (角川文庫)

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感想 : 17
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  • Amazon.co.jp ・本 (304ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041108369

作品紹介・あらすじ

『交換ウソ日記』の著者が描く、何故か告白ができない平凡女子と、破天荒イケメンとのドタバタ告白ミステリ!

高2の小夜子は校内でも人気者の風紀部部長・睦月に片想い中。
ある日、渡そうと思い持ち歩いていたラブレターを紛失してしまい落ち込んでいると、
睦月が「風紀を乱す窃盗犯を捜す」と言い出した。
こんな展開で本人に読まれるなんて最悪! 絶対に阻止しなければ――。
他にも送ったはずの告白のメールが読まれていなかったりと、
誰かがわたしの告白を邪魔している気がして……。

予想外の展開に圧倒される、ドタバタ告白恋愛ミステリ!

感想・レビュー・書評

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  • 何を隠そう、わたし櫻いいよのラブコメ(ちょっと暴走気味)が大好物なんですよ。

    角川さん、さてはそれをご存知で!!!??(違う

    かわいいぞかわいいぞかわいいぞ、サヨコ。
    いや、かさねもかわいい。益田氏には同情しかできないが(おばちゃんが今度クリームソーダをおごってあげるから元気出して欲しい)、どいつもこいつもみんなくそかわいいな!(褒めてる

    ラブコメにちょっとしたコージーミステリー風味の隠し味がきいてて、たいへん美味しゅうございます。

    ピーターパンとアイアンマンの悪いところ(言い換えればかわいくて憎めないところ)を抽出して濃縮還元で固めたような睦月も嫌いじゃないが、こいつはしょうもない大人になるんだろうな(でもかわいいんだろうな)と思いながら、サヨコの人生に幸あれと祈らずにはいられない。

    がんばれ、サヨコ。めげるな、サヨコ!!

  • 各章読み終わるごとにそんなオチ!?と笑いながら楽しく読みました。恋愛のキュンと甘酸っぱいヒロインの心情もきちんと表現してあり切なくも楽しい小説だったなと思います。

  • 最後ら辺がめちゃくちゃキュンとした!
    最初はラブレターから始まって好きな人も自分のこと好きってことわかってこっちまでキュンってした!オススメです!✨

  • 超青春小説!!!

  • 純粋な感じがしたし、爽やかな印象も受けました。櫻いいよさんの作品はこれからも読んでいこうと思っています!

  • 告白を次々と邪魔(?)される主人公、だがそのうちに告白をしたい気持ちが高まり、、、

  • 櫻いいよさんの恋愛モノは、なんでか好きなんだよな〜。小夜子は頼まれたら断らない子だし、睦月くんは自由で飄々としてて、こういう性格の子たちって読んでるとイラッとしちゃったりするんだけど、いいよさんのお話だとなぜかかわいらしいって思っちゃう。ミステリという感じではなかったけど、がんばれ!と応援したくなった。

  • 落としたラブレターを告白相手と探す展開に
    そして風紀委員に一人だけ採用
    どんどん頼まれ事が増え 友人知人から嫌な依頼は断るように忠告された
    しかし告白したい相手はそんな私を好きになり…

  • お人よしな小夜子が結構ドタバタ動き回るので飽きさせない。睦月が人気者過ぎて色々な人が錯綜してる中で、小夜子が自己犠牲をものともしないで全て良かったで受け入れてるのが凄い。睦月が変わり者過ぎて自分の恋はいまひとつなんだけど、それも含めて楽しそう。

  • 色々な小さな事件が起きて告白が上手くできないというストーリー。「ラブ」の部分はもう少しわかりやすい方が好みですが、ストーリー展開は面白かったです。

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著者プロフィール

2015年、スターツ出版文庫創刊を飾った『君が落とした青空』が22年に実写映画化。また17年からロングヒットの「交換ウソ日記」シリーズは累計40万部を突破し、10代女子を中心に人気を博している。他著に『わたしは告白ができない。』『世界は「」で沈んでいく』『世界は「」で満ちている』など人気作多数。

「2023年 『小戸森さんちはこの坂道の上』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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