水神様がお呼びです あやかし異類婚姻譚 (角川文庫)

  • KADOKAWA (2020年10月23日発売)
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感想 : 4
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  • 本 ・本 (288ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041108376

作品紹介・あらすじ

「私、神様の花嫁にはなりませんからっ!」

美月はお人好しの高校1年生。
美形だがマイペースな1つ上の幼なじみ、天也と平和な毎日を送っていた。
だが突然、綺麗な緑色の石の雨が降り注ぎ、解読不能な手紙が届くなど、不可解な現象に襲われる。
実はそれらは水神様からのプロポーズで、美月は花嫁として狙われてしまったのだ。
天也や兄の公太を頼りながら神様の求婚を断ろうと奮闘する中で、美月は天也への想いを自覚していく。
でも彼には秘密が――?

じれったい幼なじみな2人の運命は!? 
クスッと笑えて優しく切ない、和風ラブファンタジー。

感想・レビュー・書評

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  • まさか兄が白麟だったとは
    水神様自体が双頭の蛟でいつも生贄を獲てたのが白麟だから天也の力が弱かったんだね
    それなのにどちらが嫁をもらえるかのゲームをするなんて
    天也は10年間共に居たからこその繋がりや絆ができてお互い惹かれていった
    一方公太はいきなり兄と認識させられて数ヶ月間しか一緒に過ごす
    絆の深さが違うよね
    でも天也と一緒に過ごせるようになって良かった

  • プロポーズが意味不明で怖いだけなんだけど、天也が常に守ってくれているので柔らかい感じになっていて、気持ち悪さも半減してます。小さいながら綺麗に纏まっている印象。

  • 神様と突然結婚!みたいなパターンのお話は最近多いけど、今回の水神様はほんと神様っぽかった。美月と天也の関係性も尊いし、友だちもいいこ。

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著者プロフィール

1981年、神奈川県川崎市生まれ。国際基督教大学卒業。2018年「帝都つくもがたり」で第4回角川文庫キャラクター小説大賞〈読者賞〉を受賞し、デビュー。その他の作品に『帝都つくもがたり 続』『水神様がお呼びです あやかし異類婚姻譚』がある。

「2021年 『銀座琥珀屋雑貨店 神様と縁結び』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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