あの夏、僕らに降った雪 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
3.21
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本棚登録 : 54
感想 : 6
  • Amazon.co.jp ・本 (224ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041108383

作品紹介・あらすじ

高校2年の夏休み。年齢を偽り、治験のバイトに潜り込んだ湊は、深夜の病棟で莉子に出会う。1日1つ(あるいは1つ以上)無関心なことが増える“無関心病”を患う彼女の、余命は1ヶ月。湊は彼女の闘病ドキュメンタリーに出演することになり、まだ興味があるものを全力で楽しもうとする莉子と共に北海道の夏を満喫する。自分とは真逆の明るくアクティブな莉子に惹かれる湊。しかし病は進み、莉子が湊への関心を失う日が来て……。

感想・レビュー・書評

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  • 出会ったパートナーが病気で、最終的には亡くなってしまう、という王道の展開だが、暗い印象を受けずに読み切ることができた。

  • 難病モノのテンプレからできる限り外さず、どれだけ自分の味を出せるかにチャレンジしているかのような本作。ともすればカビが生えそうなくらいウェットになりがちなこの題材を、乾燥機にかけた後の布団みたいにカラッと読ませるのは著者様の手腕だと思います。個人的には、最後まで彼のことを忘れなかったのは若干の肩透かし感がありましたが、たぶんこの辺りにが著者様が本当に書きたかったことが潜んでいるのかもしれません。堪能しました。

  • 良い話でした。重すぎもせず、軽すぎな感じでもなく。今どきの?ティーンのテンポはこんな感じなのかなとちょっと年の離れた大人は思ったりもしました。10代ってやっぱりどこか特別なのかも。

  • あまりこういった本を読まれない方にはとても感動的な本だと思いました。内容としては、病気の女の子と男の子が出会い、だんだんと心惹かれあうけど、最期は突然訪れてお別れをしなければならないみたいな感じでした。ただ、こういった本は最近よく見るようになってきていたので、展開が読めてしまってあまり楽しめなかったかなと個人的には思いました。

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著者プロフィール

北海道在住の小説家。2007年『ギャルゴ!!!!!! 地方都市伝説大全』にてデビュー。その他著作に『神明解ろーどぐらす』『たまらん! メチャクチャな青春ラブコメに巻き込まれたけど、生まれてきてよかった』(MF文庫J)、『転醒のKAFKA使い』『キミは一人じゃないじゃん、と僕の中の一人が言った』(ファミ通文庫)など。

「2020年 『あの夏、僕らに降った雪』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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