小説 ドラマ恐怖新聞 (角川ホラー文庫)

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  • Amazon.co.jp ・本 (352ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041108406

作品紹介・あらすじ

恐怖新聞の契約者となった詩弦は予言に抗い人々を救おうとする。しかし、恐怖新聞を読むたびに彼女の寿命は縮まっていく。恐怖新聞をめぐる詩弦の運命、そして驚愕の真実とは一体!?

感想・レビュー・書評

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  • 原作・つのだじろう、脚本・高山直也、シリーズ構成・乙一、ノベライズ・八坂圭『小説 ドラマ恐怖新聞』角川ホラー文庫。

    その昔、テレビゲームも無い時代、つのだじろうの『恐怖新聞』を始めとするホラー漫画ブームがあり、夕暮れの教室の片隅で友達と恐怖におののきながら読んでいた記憶がある。本作は最近テレビドラマになった『恐怖新聞』のノベライズである。

    テレビドラマの方は大幅に脚色され、小野田詩弦という女子大生が主人公の現代ドラマだった。しかし、『恐怖新聞』のエッセンスをしっかり継承し、原作で主人公を演じた鬼形礼も重要な役割を担って登場するなど、原作を知る者を喜ばせてくれた。

    さて、本作であるが、細部にわたりテレビドラマに忠実なノベライズになっている。テレビドラマでも話題になった突然の時代劇による『恐怖新聞』の始まりと主人公の詩絃が背負う業と前世の記憶についても忠実に描かれている。考えてみれば、『恐怖新聞』の伝える恐怖というのは、現代のSNSが伝播する噂や個人情報、事件の裏事情などの恐怖と一つも変わらないのかも知れない。

    京都市内で独り暮しを始めた大学生の小野田詩絃の元に1度受け取る毎に寿命が100日縮むと言われる『恐怖新聞』が配達される。『恐怖新聞』で伝えられる近い未来に起きる悲惨な事故や事件を阻止すべく詩絃はバイト仲間の勇介や幼馴染みの桃香と共に行動を起こす。

    陰惨な事件に遭遇し、次第に壊れていく詩絃の平穏な日常と相次ぐ悲惨な出来事……

    過去に登場人物の誰もが命を失ってしまうという悲惨な結末のドラマなどあっただろうか。

    本体価格680円
    ★★★★

  • まだまだ暑い、だからなのか、ホラーをチョイス。
    新聞を読むたび寿命が縮まるって……。マジこわい。

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著者プロフィール

1996年、『夏と花火と私の死体』で第6回ジャンプ小説・ノンフィクション大賞を受賞しデビュー。2002年『GOTH リストカット事件』で第3回本格ミステリ大賞を受賞。他著に『失はれる物語』など。

「2020年 『小説 ドラマ恐怖新聞』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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