友達以上探偵未満 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
2.92
  • (0)
  • (5)
  • (15)
  • (3)
  • (2)
本棚登録 : 115
感想 : 11
  • Amazon.co.jp ・本 (320ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041108451

作品紹介・あらすじ

忍者と芭蕉の故郷、三重県伊賀市の高校に通う伊賀ももと上野あおは、地元の謎解きイベントで殺人事件に巻き込まれる。 探偵好きの二人は、ももの直観力とあおの論理力を生かし事件を推理していくが!?

感想・レビュー・書評

並び替え
表示形式
表示件数
絞り込み
  • 2人組女子高生が伊賀上野を舞台に事件 解決する。
    軽い読物 だが 展開は早い。
    読みやすいかといえば 平坦な記述が多いのでそうではないが 気分転換に。

  • 女子高校生探偵・桃青コンビの活躍を描いた短編集。
    元々はドラマ仕立ての推理番組の台本が元になっているとあとがきを読んで知った。なるほど、だから出題編と解答編をはっきり分けるつくりになっていたのか。
    本格ミステリー短編としてはまずまずだが、なぜだか若干読みづらい。桃青コンビの会話が若すぎてついていけないから?状況を説明する文が多かったから?読み進めるのに少し手間取ってしまい、解答編の内容があまり頭に入ってこなかった。
    本格ミステリーってのは難しい。あまり簡素化した内容で書けるトリックなんてなかなか残っていないし、じゃあと複雑なトリックにすると読みづらくなる。それでも読んでしまうのだけれど。

  • 綾辻さんは「やられた。あれはトラウマ作品だ」
    https://www.bookbang.jp/review/article/657804

    とのことで読んでみたが、私がおっさんのためか高校生の会話が全然頭に入って来なかった
    読み方が悪い可能性が高くいったん評価はなし

  • 面白かったですが、読者に推理させるため説明の文章が多くて、若干読み辛かったです。

  • 書店で最初表紙を見た時はそのままスルーしかけたのですが、よくよく見ると著者は麻耶さんじゃないですか!というわけで迷わず購入して読んでみました。
    2人の女子高生を探偵役に据えた連作中編3本が収められています。『神様ゲーム』『隻眼の少女』みたいな強烈なインパクトを残す後味の悪いものを期待していたのですが、、、うーん、メインのトリックは割と凝っていると思うので本格ミステリ好きの人はそれなりに楽しめそうですが、それでもこのレベルのミステリだったら別に麻耶さんじゃなくても書ける人はいっぱいいるんじゃないかなあ。つまるところ普通のミステリ小説だったので、普通じゃないものを求めていた身からするとちょっと肩透かしを食ったような読後感だったのでした。
    物語の終盤に描かれている、探偵モノのミステリにおけるホームズ役とワトソン役に関する考察の部分も本作のポイントのひとつなのかなあと思われますが、個人的には本格の様式美的な部分には興味が無いので割とどうでもいいというか。小説なんだから無理に型にはめず基本自由に描けばいいんじゃない?って傍からは思えちゃうのですが、そこはやっぱり難しいんですかね。
    つらつら余計なことばかり書いてますが、筆致はライトで読み易いです。そういう意味ではライトノベルっぽい表紙にしているのは正解ですね。

  • 久しぶりの文字の本ー。
    女子高生コンビの探偵による活躍を描くミステリ小説。
    謎解き構成で解説編と分かれているのだけど、正直全然わからない苦笑
    いろいろとネタが満載というか、ライトな設定だなと思っていたら、もとはテレビの謎解き番組用のお話らしく、なるほど。
    正直最初はぴんとこなかったけど、2編目、3編目とだんだん読みやすく面白くなっていく感じだった。

  •  3編目が一番面白かった。同時に一番つまらない部分ーーというか飽きる箇所がいくつかあった。でも、この話の中盤くらいから好みの話になって来て、更にこれを踏まえて読むと、前2編の味わいも結構変わって来ちゃうんじゃないか、とすら思う。面白い仕掛けだけど、こんな隠し球最後まで取っておくのは勿体ない。取っておいたからこその衝撃/得心があるとも言えるけど。
     基本的には、児童書を彷彿とさせる設定とやりとり。学生が、そんな動機で、殺すかよ(17文字)とは毎回思うし、ワイダニットはもう少ししっかり描いて欲しかった。ハウダニットも今ひとつ腑に落ちない。
     また特に前2編は、女子高生のやりとりのはずなのに、おじさん臭かったり、逆に無理して「らしさ」を出そうとしているように見えたりする箇所があったりする。
     探偵にとってワトソン役とは、他者とは、みたいな話をもっと中心に据えればもっと好きだったのかも知れない。語り手としてあおが登場しない2編を、3編目を読んだ状態で読み返すとどう感じるかは非常に気になるところ。いつか読み返したい。

     ただ、殺すという字をあてておいて、そうじゃないというのはずるくないかな、と思った。

  • 直感と発想力で謎に挑むももと、冷静な判断と観察・洞察を基に論理的に推理するあお。名探偵を目指す二人の女子高生が、殺人事件を取り巻く不可解な状況を解き明かします。
    最初のお話は、以前NHK で放送された番組の小説版です。視聴者参加型の謎解きドラマで、スタジオではゲストの人もリアルタイムで謎解きに挑むというもの。出題者が麻耶雄嵩、ゲストの一人が綾辻行人という贅沢な番組でした。

  • 「伊賀の里殺人事件」
    「夢うつつ殺人事件」
    「夏の合宿殺人事件」

    共に探偵志望の女子高生・伊賀ももと上野あおの二人が解決する殺人事件を集めた短編集(やや中編)。
    麻耶雄嵩らしからぬミステリで、特有のクセはあまりない、
    一応二人の関係性から、「探偵とは」というテーマで読めなくはないが、いつものテーマ性よりは弱い。
    論理的に書かれているので、今回は普通に犯人当てとして読むのが良いかもしれない。
    キャラクターたちは非常に軽く、ある意味会話が読みにくいが、ライトノベル感もある。
    麻耶らしさを求めると肩透かし感があるが、普通にミステリとして楽しめる。

  • 後半の物語は面白かった。
    1作品目はどこかで読んだ記憶が・・・

    名探偵を目指す少女のお話

全11件中 1 - 10件を表示

著者プロフィール

1969年生まれ。三重県出身。京都大学在学中に『翼ある闇 メルカトル鮎最後の事件』でデビュー。主な著書に『夏と冬の奏鳴曲』『木製の王子』『貴族探偵対女探偵』などがある。『隻眼の少女』で第64回日本推理作家協会賞・第11回本格ミステリ大賞をダブル受賞。『さよなら神様』も「2015本格ミステリ・ランキング」1位、第15回本格ミステリ大賞を獲得。

「2020年 『友達以上探偵未満』 で使われていた紹介文から引用しています。」

麻耶雄嵩の作品

友達以上探偵未満 (角川文庫)を本棚に登録しているひと

ツイートする
×