大人のための「怖いクラシック」 オペラ篇 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 128
感想 : 8
  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041108475

作品紹介・あらすじ

「怖い絵」シリーズで大人気の著者がクラシック・オペラをオールカラーで解説。
「椿姫」はマネの描いた「ナナ」を彷彿とさせる。「蝶々夫人」にドラクロワの「怒れるメディア」をイメージするのはなぜか? 他にも「ファウスト」に「空飛ぶメフィストフェレス」などオペラと名画をコラボさせて解説。オールカラーになって読みやすく美しい初心者向けクラシック・オペラの解説書。「怖い絵」の著者だから読める音楽と名画のコラボに酔いしれよう! オペラがぐっと身近になる究極の1冊!

感想・レビュー・書評

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  • 案内役の二人の会話も そうそう と頷けるような庶民感覚で 時に 荒唐無稽に思えるオペラの筋書きも 日本人としては 歌舞伎に近いもの お約束のある芸術だと思えば ああ なるほどなと思えます さすが絵画に詳しい中野先生だからこそ 時代背景を考えた語り カルメンの時代のジプシーの立場や 結核がうつると思われていなかったなど 雑学心を刺激してくれます

  • 「怖い絵」の中野京子が今度はオペラを紐解いた!『大人のための「怖いクラシック」オペラ篇』発売! コラボレーション企画CDも発売! |株式会社KADOKAWAのプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000008332.000007006.html

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ベストセラー「怖い絵」シリーズの著者中野京子が贈る『怖いクラシックコンサート』開催決定!|株式会社チケットスターのプレスリリース
      https...
      ベストセラー「怖い絵」シリーズの著者中野京子が贈る『怖いクラシックコンサート』開催決定!|株式会社チケットスターのプレスリリース
      https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000080432.html
      2021/06/13
  • シンデレラことチェネレントラに魔法使いは助けにこない。それでもヒロインの夢は叶う。姫と呼ばれる娼婦は女性の視点で描かれる。子を思う父の気持ちに負けて恋人をあきらめる。結核に倒れ死の床に。哀れを感じる。誇り高きマルガレーテ。ファウストと過ごしてしまった一晩。その後の悲劇、そしてハッピーエンドであるはずのあっけない終わり。人形に恋するホフマン。影を失い、恋人にも逝かれる。実は死の女神が取りついていた。闘牛場で決まるホセとカルメンのもつれた運命。ストーリーを追えればオペラも楽しめるはず。では、動画をみてみよう。

  • 本筋は面白いしタメになる。掲載されているいくつかの曲は動画でチェックしたりもした。
    それだけに、でっかい不満が二つほど。まずは、恐らく初出から引っ張てきている微妙な寸劇。要らない。
    それとタイトル。確かに「怖い」の単語が付いていなかったら手に取っていなかったかもしれないけれど、肩透かしもいいところだ。

  • 「怖い」ほど面白い! THE・入門書って感じで、小難しい説明がないかわりに薄味に感じるかもしれないけれど、きっかけ作りとしては分かりやすく、楽しんで読める。かく言う私もオペラはさっぱりだったけど、第一章から第五章まで、蓮と美月の会話や、絵画や、雑学を通しながら、飽きることなくサクサクと読んでしまった。(特に「椿姫」「ホフマン物語」「カルメン」が興味深かった!)長い歴史において人々の支持を得るオペラ。そんな魅力あるオペラの世界を、中野さんのやはり魅力ある文章が導いてくれる・・・! 読み耽るとはまさにこのこと。読了後の充実感は最高だし、知的好奇心も刺激された! エピローグでは名作オペラの紹介や年表もあって、たっぷり最後まで面白い!

  • 怖い絵シリーズで好きな中野京子さん、読んでみる
    オペラは全く知らないので興味をもつには分かりやすくいいかも(どんな展開になる?と気になるオペラもちらほら…)
    原作のある作品が紹介されているのでそちらを読んでみるのも面白いかも
    だけれどやはり、絵画シリーズの方が私は楽しめるなぁ

  • 「怖い」と銘打たれているが、コンピアルバムとの連動企画でこういうタイトルになっているようで、特に「怖い」に重点を置いた話ではなかった。
    本書冒頭にもあったが「これまで多少オペラに興味あっても触れる機会のなかった人」「オペラって敷居が高すぎと思っている人」に向けての初心者向け解説本という感じだった。
    有名どころのオペラの粗筋を原作となった話と比較させつつ解説していたり、歌唱部分の見どころや特色など、実際にオペラを見ていなくても想像できるような解説で分かりやすかった。
    初心者向けということもあるのか、ただ解説文だけが並ぶスタイルではなく、オリジナルキャラの先輩と後輩くんの会話だけで成立している対談的パートもあり。
    個人的にはこういう書き方が苦手なんだけど、今回はするする読めた。
    中野先生節でオペラ解説本を読みたい方にはオススメします。
    ただやっぱり対談パートがある分、解説ばっかりのいつもの本よりは薄味かも。

  • 初心者向けのオペラ入門だったが、オペラ好きにも楽しめる内容でした。今回はオペラがメインだったので絵が小さかったのですが、絵ももうちょっと大きく見たかったなぁと思いました。

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著者プロフィール

作家、ドイツ文学者。
北海道生まれ。西洋の歴史や芸術に関する広範な知識をもとに、雑誌や新聞の連載、講演、テレビ出演など幅広く活動。『怖い絵』シリーズ(角川文庫)刊行10周年を記念して開催された、2017年度「怖い絵展」では特別監修を務めた。他の著書に『名画の謎』シリーズ(文藝春秋)、『名画で読み解く 王家12の物語』シリーズ(光文社新書)、『美貌のひと』(PHP新書)、『名画の中で働く人々』(集英社)など多数。

「2022年 『災厄の絵画史 疫病、天災、戦争』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中野京子の作品

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