大人のための「怖いクラシック」 オペラ篇 (角川文庫)

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 155
感想 : 15
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  • Amazon.co.jp ・本 (256ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041108475

作品紹介・あらすじ

「怖い絵」シリーズで大人気の著者がクラシック・オペラをオールカラーで解説。
「椿姫」はマネの描いた「ナナ」を彷彿とさせる。「蝶々夫人」にドラクロワの「怒れるメディア」をイメージするのはなぜか? 他にも「ファウスト」に「空飛ぶメフィストフェレス」などオペラと名画をコラボさせて解説。オールカラーになって読みやすく美しい初心者向けクラシック・オペラの解説書。「怖い絵」の著者だから読める音楽と名画のコラボに酔いしれよう! オペラがぐっと身近になる究極の1冊!

感想・レビュー・書評

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  • 案内役の二人の会話も そうそう と頷けるような庶民感覚で 時に 荒唐無稽に思えるオペラの筋書きも 日本人としては 歌舞伎に近いもの お約束のある芸術だと思えば ああ なるほどなと思えます さすが絵画に詳しい中野先生だからこそ 時代背景を考えた語り カルメンの時代のジプシーの立場や 結核がうつると思われていなかったなど 雑学心を刺激してくれます

  • 「怖い絵」の中野京子が今度はオペラを紐解いた!『大人のための「怖いクラシック」オペラ篇』発売! コラボレーション企画CDも発売! |株式会社KADOKAWAのプレスリリース
    https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000008332.000007006.html

    • 猫丸(nyancomaru)さん
      ベストセラー「怖い絵」シリーズの著者中野京子が贈る『怖いクラシックコンサート』開催決定!|株式会社チケットスターのプレスリリース
      https...
      ベストセラー「怖い絵」シリーズの著者中野京子が贈る『怖いクラシックコンサート』開催決定!|株式会社チケットスターのプレスリリース
      https://prtimes.jp/main/html/rd/p/000000002.000080432.html
      2021/06/13
  • “怖く”は無い。笑
    紹介される曲をBGMに楽しく読みました。
    会話形式なのも取っ掛かりやすい。
    マメ知識も満載。
    これを読んだならオペラ鑑賞へ出掛けなければ!
    まずはチェネレントラで“男を選び取る”自立したシンデレラからかな。

  • シンデレラことチェネレントラに魔法使いは助けにこない。それでもヒロインの夢は叶う。姫と呼ばれる娼婦は女性の視点で描かれる。子を思う父の気持ちに負けて恋人をあきらめる。結核に倒れ死の床に。哀れを感じる。誇り高きマルガレーテ。ファウストと過ごしてしまった一晩。その後の悲劇、そしてハッピーエンドであるはずのあっけない終わり。人形に恋するホフマン。影を失い、恋人にも逝かれる。実は死の女神が取りついていた。闘牛場で決まるホセとカルメンのもつれた運命。ストーリーを追えればオペラも楽しめるはず。では、動画をみてみよう。

  • 本筋は面白いしタメになる。掲載されているいくつかの曲は動画でチェックしたりもした。
    それだけに、でっかい不満が二つほど。まずは、恐らく初出から引っ張てきている微妙な寸劇。要らない。
    それとタイトル。確かに「怖い」の単語が付いていなかったら手に取っていなかったかもしれないけれど、肩透かしもいいところだ。

  • 「怖い」ほど面白い! THE・入門書って感じで、小難しい説明がないかわりに薄味に感じるかもしれないけれど、きっかけ作りとしては分かりやすく、楽しんで読める。かく言う私もオペラはさっぱりだったけど、第一章から第五章まで、蓮と美月の会話や、絵画や、雑学を通しながら、飽きることなくサクサクと読んでしまった。(特に「椿姫」「ホフマン物語」「カルメン」が興味深かった!)長い歴史において人々の支持を得るオペラ。そんな魅力あるオペラの世界を、中野さんのやはり魅力ある文章が導いてくれる・・・! 読み耽るとはまさにこのこと。読了後の充実感は最高だし、知的好奇心も刺激された! エピローグでは名作オペラの紹介や年表もあって、たっぷり最後まで面白い!

  • 怖い絵シリーズで好きな中野京子さん、読んでみる
    オペラは全く知らないので興味をもつには分かりやすくいいかも(どんな展開になる?と気になるオペラもちらほら…)
    原作のある作品が紹介されているのでそちらを読んでみるのも面白いかも
    だけれどやはり、絵画シリーズの方が私は楽しめるなぁ

  • 「怖い」と銘打たれているが、コンピアルバムとの連動企画でこういうタイトルになっているようで、特に「怖い」に重点を置いた話ではなかった。
    本書冒頭にもあったが「これまで多少オペラに興味あっても触れる機会のなかった人」「オペラって敷居が高すぎと思っている人」に向けての初心者向け解説本という感じだった。
    有名どころのオペラの粗筋を原作となった話と比較させつつ解説していたり、歌唱部分の見どころや特色など、実際にオペラを見ていなくても想像できるような解説で分かりやすかった。
    初心者向けということもあるのか、ただ解説文だけが並ぶスタイルではなく、オリジナルキャラの先輩と後輩くんの会話だけで成立している対談的パートもあり。
    個人的にはこういう書き方が苦手なんだけど、今回はするする読めた。
    中野先生節でオペラ解説本を読みたい方にはオススメします。
    ただやっぱり対談パートがある分、解説ばっかりのいつもの本よりは薄味かも。

  • オペラを知らない人に向けた入門書。会話形式のパートを交えながらオペラの成り立ちや入門者向けの作品などについて解説する。作者や時代背景、原作の戯曲やオペラで上演されるストーリーの違いにも触れている。くだけた文体でかなり読みやすい。

    オペラには興味が無かったし入門書レベルと言っても読み通せるかどうか……と若干心配しながら読み始めたけどオペラって思ったより楽しそうだなと思えた。見方を知るって大事。

  • 会話形式で読みやすく、1幕、2幕と簡潔に内容がまとめられているので楽しく読めます。
    オペラ入門とあるように名の知れたものばかりなのでオペラを知りたいという分には十分か、少し物足りなく感じるくらいです。1時間かからずにサラッと読めるので名前が出てくる音楽を聴きながら読むのが楽しいと思います。
    中野京子さんの本ですが、どこも怖くないです。

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著者プロフィール

早稲田大学、明治大学、洗足学園大学で非常勤講師。専攻は19世紀ドイツ文学、オペラ、バロック美術。日本ペンクラブ会員。著書に『情熱の女流「昆虫画家」——メーリアン』(講談社)、『恋に死す』(清流出版社)、『かくも罪深きオペラ』『紙幣は語る』(洋泉社)、『オペラで楽しむ名作文学』(さえら書房)など。訳書に『巨匠のデッサンシリーズ——ゴヤ』(岩崎美術社)、『訴えてやる!——ドイツ隣人間訴訟戦争』(未来社)など。

「2003年 『オペラの18世紀』 で使われていた紹介文から引用しています。」

中野京子の作品

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