これで暮らす

著者 :
  • KADOKAWA
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本棚登録 : 369
感想 : 23
  • Amazon.co.jp ・本 (200ページ)
  • / ISBN・EAN: 9784041108529

作品紹介・あらすじ

若い人に比べて残りの時間は明らかに少ないのに、
時間がかかることが楽しくなってきたなんて、
不思議なものだと自分でも首を傾げているのである。


御飯は小鍋で炊く、靴下を編む、
万年筆で文字を書く、花のある生活を送るなど、
毎日を豊かにするヒントが詰まったライフスタイルエッセイ!

感想・レビュー・書評

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  • 小鍋やストーブでご飯を炊いたり

    季節の便せんをそろえて 

    万年筆で手紙を書く

    プラスチック製品を出来るだけ排除し

    麻の寝具や 縮のパジャマを愛用



    まるで昭和初期の

    品のいい暮らしを見ているようで

    ちょっとびっくりしつつも

    いいなぁ と思う
    快適さと 好みにこだわってますが

    高級品志向ではなく

    実利優先のところも

    好感が持てます



    探せばいいものが

    沢山ある世の中ですね

  • 若い時とは、ちょっと違ってきたな…と感じるアレコレ。
    人生の残り時間も少なくなってきたけれど、時間をかけてゆっくりやること。

    このエッセイは、使っている物に関すること。
    こだわりのものであったり、試してコレだと決めたもの。
    暮らしてゆくなかで、自分の心地良いと思えるもの。
    おさまり具合が良い、良い塩梅のもの。
    全部で21項目。

    最初は、炊飯器。これは使ったことがなく、土鍋でご飯を炊いているとのこと。
    最近では、10万超えの素晴らしい炊飯器も発売されていて、どんなお米でも美味しく炊けるから良い。
    かもしれないが、大家族でなければそんなに炊かないし、ご飯の美味しさにもさほど拘らない私には、縁がない。
    レンジでチンできるごはんもあるし…と思ってる人もいるだろう。
    今の炊飯器が壊れたらさてどうするかな。

    昔ながらの文房具も三菱ハイユニの鉛筆が出てきて、おもわず懐かしい気分になる。
    そういえば、香りつきの鉛筆もあったなぁ…と。

    パジャマも気になった。
    気持ちよく眠りにつきたい、ぐっすり眠りたいからやはりパジャマは大事だと思うのだが、ついついなんでもいいやになってしまってる。

    参考にしつつ、共感できるのもあり…で気軽に読めた。



  • 生活にこだわりのある方だなぁと、いつも思う。
    こだわりというか、主義かな。
    脱プラスチックとか、すごすぎて驚いた。
    そしていつも、自分が全然考えなしに生活していることを思い知らされて読み終わる。

  • 世の中断捨離...ではあるけれど、歳をとればとった分愛着のあるものが増えるのも事実...
    自分の好きなもの愛おしいもの...

    はぁ
    限られたスペースで何をどう残すのか??

    色々思うところあり...

  • 群ようこさんのエッセイ、久しぶりに読みました。土鍋でご飯や夏場の寝具類だったりとことん突き進めてよりいい物にしたり、その中で失敗もあったりと自分にも身近な話ばかりで楽しんで読みました。

  • 必要なものって人によって違うのは当たり前のこと
    かもしれないけど、感じるのと読むのとは
    感じ方って違うんだなて思った!

    土鍋で炊く方がご飯も美味しいし、
    掃除機より箒の方が手間もかからなくていい。

    自分の生活が豊かになる方を選ぶのが
    1番いいのかもしれないね☺︎☆

  • 作者が普段使っている21個の私物を紹介するエッセイです。どの物にも、それを選ぶ過程のなかに作者の考えやセンスが詰まっていて、興味深く読みました。

  • 著者が日々の暮らしのなかで、使い勝手が良いものを紹介している。
    「これで暮らす」というタイトルに若干の決意が込められている気がする。
    著者くらいの年齢(67歳)になると、きっと物との付き合い方がシビアになるのだと思う。
    無駄なものを買わず、お気に入りのものだけを使う。
    そして、若いころと違っていいものが分かる経験値もある。
    これで暮らすとはっきり断言できるものに出会い、それらに囲まれて暮らすことが出来るのはとても幸せだ。
    編物をしている身としては、靴下用の毛糸オパールが登場して嬉しかった。
    さすが、編み物のエッセイを出しているだけあって、編み物に精通している著者の選択だ。
    所々にユーモアを交えた文章は、読んでいて楽しかった。

  • 本の話とは関係ないけど
    内表紙や目次ページの猫がたまらない。
    くすぐられるな〜

    群ようこさんのお気に入りなどが、紹介されている。

    枕のこと、やってみようかな、、

  • 歳を取ると、体調も考え方も外見も徐々に変わっていく。それはマイナスなことではなく、自然界を支配している法則に己を委ねる出来事なんだと、本を読んで感じました。
    肌の乾燥や好きだった色が似合わなくなることは切ないですが、帳尻を合わせるような変化も連動しているはず。余分な脂分とおさらばできたり、苦手な色も意外にいいじゃんと思えたり。

    群さんは、日々を支え彩る日用品によって、プラスとマイナスの要因を相殺して人生を歩んでいらっしゃうように感じました。

    一番共感した項目は、「蚊が嫌い対策」
    ここまでやるかと思うくらいの蚊よけ探しw
    読んでいて肌がなんとなく痒くなったほどの気合いの入った文章でした。
    (私はハトが最大の天敵なので、ベランダで戦った数年間のことを思い出しました。。)

    今は亡き鷺沢萠さんの思い出の文章がいくつかのページで登場しました。
    とても美しかった鷺沢さんの老後の文章を読んでみたかったなあ。。 

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著者プロフィール

1954年、東京都生まれ。日本大学芸術学部卒。数回の転職を経て、78年、本の雑誌社に入社。デビュー作『午前零時の玄米パン』が評判となって、作家専業に。「無印物語」で人気を博す。『かもめ食堂』『れんげ荘』『三人暮らし』など著書多数。

「2021年 『咳をしても一人と一匹』 で使われていた紹介文から引用しています。」

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